概 要 |
砥峰は神河町の川上地区にある標高972.1mの山です。
とのみね自然交流館の傍から登山道が設定されていて、容易に登ることが出来ます。
山頂からの眺めは良くありません。
今回は南南東から登山道を登り、南南西の尾根から送電線の巡視路を降るルートを歩きます。
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起 点 |
神河町 川上地区
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終 点 |
神河町 川上地区
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川上地区…登山口…近道分岐…砥峰…登山道分岐…54番鉄塔…巡視路口…登山口…川上地区…(砥峰高原)
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所要時間 |
1時間10分
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歩いて... |
登山道にはテープが巻かれた樹木が点々と続いてルートを示しています。
登り時の山頂手前と降り時の送電線の鉄塔までには、土塁のような盛り上がった尾根が続いています。
送電線の鉄塔の脇からは砥峰高原を眺めることが出来ます。
砥峰だけの登山だと時間的に短い場合は、砥峰高原の散策とセットにすれば良いように思います。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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川上地区
JR播但線の長谷駅から県道213号を進んでいくと、市川に架かる長谷橋を渡った所にがあります。
正面に続く県道39号を進んで長いS字形の曲がり道を登っていくとが見えてきます。
すぐにあるを抜け、川上地区の集落を過ぎて曲がりながら登っていきます。
砥峰高原に着くと左側に広い空き地があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
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正面へ続くを軽く登っていきます。
程なくして「主要地方道 一宮〜生野線」のがあります。
今回登る砥峰の名前もみられますが、登山道の詳細は載っていません。
案内板を過ぎていくと十字路があります。
左側にはがあるのですが、この時には利用できませんでした。
正面には自然木を模した「砥峰高原」のが立っていて、その先にはとのみね自然交流館が見えています。
右脇にはが幾つか立っていて、
正面の道は「とのみね自然交流館」、左の道は「峰山高原ホテル6.5km」「太田池6.7km」「夜鷹山・黒岩の滝」、 今来た道は「長谷ダム」「神河町内」「播但連絡道路」となっています。
中央駐車場には「砥峰高原ウォーキングマップ」と題したがあって、
今回登る砥峰の登山道が載っています。
「砥峰山」と表記されていますが、ここでは「砥峰」の表記で統一しておきます。
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登山口
十字路の右に続くを登っていきます。
少し左へ曲がりながら登っていくと、金網柵で囲まれたNTTドコモの「砥峰高原(兵庫)」があります。
は電波塔の先で左へ曲がって降っていきます。
その右側に「砥峰登山道 山頂まで約800m」の標識が立っています。
ここが砥峰への登山口になります。
駐車地から4分ほどの所になります。
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枯れススキが生える所を抜けていくと、緩やかな広いになります。
道は不明瞭ですが、テープが巻かれた樹木が点々と続いてルートを示しています。
テープを辿りながら軽く登っていくと、で囲われた一角があります。
大きなを過ぎていくと植林地になります。
植林地を真っ直ぐ登っていくと、左右に通る作業道に出ます。
登山口から5分ほどの所になります。
標識類は見掛けませんが、正面にある切断したを登っていきます。
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テープが巻かれたや細い木まで来て、少し左へ曲がっていきます。
程なくして「遊歩道」のが立っていて、右を指しています。
右へ曲がって伐採木の階段を登ると、また左右に通る作業道に出ます。
登山口から8分ほどの所になります。
正面の樹木に取り付けられた「砥峰山」のに従って、右前方へ登っていきます。
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テープが取り付けられたの先に標識が見えてきます。
標識に向かって斜めに登っていくと、先ほどと同様の「遊歩道」のが左を指しています。
左へ曲がって真っ直ぐ登っていくと、また左右に通る作業道に出ます。
登山口から12分ほどの所になります。
作業道を少し進んだ所から、右へ折れ曲がるように道が続いています。
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近道分岐
右へ折れ曲がって、を斜めに登っていきます。
左へ曲がる所まで来ると、樹木にテープでが描かれています。
そこから送電線の巡視路でよく見掛けるを少し曲がりながら登っていきます。
階段が終わると、登山道は斜面を横切るように左へ曲がっていきます。
登山口から15分ほどの所になります。
植林地の縁に続くは緩やかですが遠回りになるので、
急ですが近道になるを登っていきます。
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テープが巻かれた樹木がある雑木林を登り始めると、を咥え込んだ木がありますが、以前には標識が取り付けられていたのでしょうか。
少し左へ曲がっていくと、樹木に逆さに取り付けられた「界」のがあります。
程なくしてが茂る所に出ますが、テープに従って真っ直ぐ進んでいきます。
アセビの中を進んでいくと、テープが巻かれた青い鉄棒が立っていて、袂には「K-34」のがあります。
これまでにも見掛けた青い鉄棒は石杭の場所を示しているようでした。
程なくして土塁のように盛り上がった所を登るようになります。
自然に出来たようには思えませんが、かつて何かを囲っていた名残でしょうか。
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砥峰 (標高972.1m)
「K-33」や「K-32」の石杭を過ぎていくとが増してくるので、息を弾ませながら土塁の上を登っていきます。
土塁の真ん中に2本並んだ「K-31」のを過ぎていくと、山頂が近づいてきます。
茂るアセビが土塁を塞いでいるので、に降りていきます。
アセビの脇を登っていくと、こじんまりとした砥峰の山頂に着きます。
登山口から23分ほどで登って来られました。
正面には「砥峰山頂972m」のがあって、その前に三等三角点「川上」があるので、地形図に載っている972.1m峰になるようです。
左側には「K-30」のなどがあり、
登ってきた所の樹木には「下山近道」の標識が取り付けられています。
山頂は樹木が茂っていて展望は良くありませんが、東側の樹間にが僅かに見えます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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山頂からはを降っていきます。
植林地へ入っていくと左側にが続くようになりますが、
登ってきた時とは違って右脇に続く道を降っていきます。
土塁の上には採番されたが点々と続きます。
緩やかな尾根になると、右側に「災害に強い森づくり」のが立っています。
災害に強い森づくり
緊急防災林整備地
県民緑税の活用
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登山道分岐
になった植林地を進んでいきます。
伐採木を避けながら登って高みに着くと分岐があります。
山頂から6分ほどの所になります。
右側の樹木には「砥峰山」のが取り付けられていて、今来た道を指してきます。
左前方にはのススキ原が見えます。
左の石杭の所から土塁を越えて降っていくは、登り時にあった近道分岐へ続いていますが、
このまま正面の尾根を降っていきます。
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伐採木を避けながら、急なを降っていきます。
程なくしてが少し緩んできます。
少し左へ曲がって、また傾斜が増してくる植林地をに沿って降っていきます。
少し曲がりながら降っていきます。
何本もある松の大木を眺めながら、土塁の傍を降っていきます。
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54番鉄塔
傾斜が増してくるを降っていきます。
次第に傾斜が緩んでくると、が明るくなってきます。
に沿って少し右へ曲がりながら降っていきます。
程なくして伐採地に出ると、右側に送電線の鉄塔「草木南小田第一線五四」が立っています。
山頂から21分ほどの所になります。
左から正面にかけて砥峰高原が広がります。
砥峰高原や左右に延びるなどを眺めながら、ひと息入れていきます。
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送電線の鉄塔が立つ所の左側のを越えていきます。
硬質プラスチック製の階段が続く送電線のを降っていきます。
正面に広がるを眺めながら階段を降っていきます。
途中まで来ると、擬木の階段や手摺りと同じような材質のになります。
下に見えてくるコンクリート道に向かって、段差が高くて少し歩き難い階段を降っていきます。
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巡視路口
途中で硬質プラスチック製になる所もあるを降っていきます。
階段を降り切ると、左右に通るコンクリート道に降り立ちます。
54番鉄塔から6分ほどで降りて来られました。
正面には僅かながあります。
振り返って、降ってきたを確認していきます。
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登山口
左に続くを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、道幅が広がったになります。
すぐの所から左前方へ分かれていくを見送っていきます。
緩やかな地道を進んでになると、金網で包まれた石積みの脇を過ぎていきます。
正面に電波塔が見えてくると、コンクリート道の曲がり角にある登山口に着きます。
巡視路口から6分ほどの所になります。
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川上地区
正面に中央駐車場を眺めながら、元来たを右へ曲がりながら降っていきます。
標識や案内板があるに出ます。
左折してを降っていきます。
「主要地方道 一宮〜生野線」の案内板を過ぎていくと、車を止めて置いた広い駐車地があります。
巡視路口から10分ほどで到着しました。
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砥峰高原
家路につく前に砥峰高原へ立ち寄りましたが、
この時はとのみね自然交流館や平家そば処交流庵は休みでした。
に出てを眺めていきました。
(所要時間に含めず)
「雪彦・峰山県立自然公園」 砥峰のすすき草原
ここ砥峰高原のすすき草原は、毎年春”山焼き”を行うことにより純粋なすすきの草原として存続しています。
すすき草原は、定期的な維持管理を行わないと草原に進入した木がだんだんと大きくなって、やがて森林へと変わってしまいます。
”山焼き”を行うことにより進入した木は燃えてしまい、すすきの根だけが残って、すすき草原を維持する事ができます。
このようにして「砥峰のすすき草原」は、昔から地元の人々の手によって守られてきました。
兵庫県
砥峰高原 案内図
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砥峰高原は、雪彦峰山県立自然公園のなかでも、優れた自然景観が保たれていることから、第2種特別地域に指定されています。
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高原の中央部には、西日本でもまれなすすきの大草原が広がり、その広さは約90ヘクタールにもなります。
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明治時代には軍馬の放牧地とされましたが、一度も使われることはなく、馬が逃げないように作られた土塁だけが、すすき草原の外回りに残っています。
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この土塁は、草原で山焼きを行うときに、火が森林に燃え広がらないようにする防火帯の役目も果たしています。
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山焼きの後には、わらびやゼンマイなどの山菜が目を吹き、草原の低いところに広がる湿原では、珍しい高原植物を見ることができます。
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春には可憐な花々が咲き競い、夏には緑におおわれた草原を涼しい風が流れ、秋には銀色のすすきの穂が一斉に波打ち、冬には一面の雪化粧に彩られる砥峰高原は、私たちの大切な財産です。
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兵庫県・神河町
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