分尾の滝
概 要 分尾の滝は、豊岡市日高町の羽尻地区の分尾廃村の入口にある滝です。 落差はそれほどありませんが、大釜の滝壺に水が勢い良く流れ落ちています。 標識類は入口の取水ポンプ室の傍にあるばかりですが、 脇から続く山道を奥へ進んでいくと、地形図に滝の記号が描かれている所にあります。
起 点 豊岡市日高町 羽尻地区
終 点 豊岡市日高町 羽尻地区
羽尻地区…分尾の滝…羽尻地区
所要時間 合計:0時間40分
阿瀬簡易水道取水ポンプ室…(4分)…小滝…(6分)…小滝…(4分)…分尾の滝…(5分)…墓地…(7分)…小滝…(6分)…阿瀬簡易水道取水ポンプ室
歩いて... 豊岡市日高町を通る国道482号の伊府交差点から県道259号を西進していきます。 県道268号を左に分け、殿地区を過ぎて羽尻地区を進んでいくと、 阿瀬川の支流の分尾川に架かる金谷橋を渡った所に、湯の原温泉オートキャンプ場を指す大きな標識が立つ分岐があります。 阿瀬渓谷へ続く正面の県道259号から分かれて、標識が指す右の道を進んでいきます。 大休橋を渡っていくと、湯の原温泉オートキャンプ場への道が右へ曲がっていく分岐があります。 湯の原温泉オートキャンプ場への道と分かれて、正面へ続く林道を進んでいきます。 地道が分かれていく取水施設の前を回り込んだ所から地道になります。 この時は路面の状態が悪くなかったので、車での走行は大丈夫でした。 右へ戻るようにして分かれていく林道を見送っていくと、作業小屋の先に広い造成地があります。 その先の林道には夏草が少し茂り石がゴロゴロして路面が荒れてくるので、 最低地上高の低い車の場合は造成地に車を止めさせて頂いて、歩いていくのが良さそうです。 今回は路面に注意しながら慎重に車で進んでいきました。 作業小屋を過ぎて進んでいくと、阿瀬簡易水道取水ポンプ室があります。 手前が少し広くなっていて、車数台分の駐車スペースがあります。 ポンプ室の右側から始まる山道が滝見道になります。 入口には「羽尻の大カツラ」と題した案内板がありますが、今回訪ねる「分尾の滝」の文字は見られません。 壊れて落ちている「羽尻の大カツラ」の標識に従って山道を登っていくと、程なくして分岐があります。 分尾の滝へは右前方の道を登っていくのですが、正面の緩やかな道の先に小滝があるので立ち寄っていきます。 沢へ降りていくと、すぐ上流に小滝があります。 名前は分かりませんが、岩壁を水が勢い良く流れ落ちていました。 手前の分岐まで引き返して山道を登っていくと、僅かな谷筋を回り込む所に剥き出した岩を流れ落ちる小滝があります。 小滝を過ぎた先から沢へ降りて行けますが、そのまま山道を進んでいきます。 トラロープが張られた急な崖をよじ登っていくと分岐があります。 右前方へ登る道は更に奥へと続いていますが、正面の緩やかな道を進んでいくと滝が見えてきます。 適当な所から左の斜面を降って沢に降り立つと、滝の前に出ます。 この滝を「蘇武滝」としている地図もありますが、情報によると分尾の滝というようです。 落差はそれほどありませんが、大釜の滝壺に水が勢い良く流れ落ちていました。 この奥にかつて分尾村があったようですが、昭和の中頃に廃村になったようです。 手前の分岐まで引き返して山道を更に登っていくと再びロープ場がありますが、 手前のロープ場ほど急坂ではありません。 坂を登った所に石仏と「三界萬霊等」の石碑があり、傍に小規模の墓地があります。 左下の沢には分尾の滝の滝口があります。 ポンプ室の傍にあった案内板によると、更に奥へ入った所に羽尻の大カツラ蘇武滝があるようですが、 今回はここで引き返すことにしました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
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