夜鷹山
概 要 夜鷹山は神河町の上小田地区と川上地区の境にある標高1055.9mの山です。 山頂にある木組みの展望台からは山並みを見渡す事が出来ます。 今回は林道峰山砥峰線にある登山口からのルートを往復します。
起 点 神河町 上小田地区
終 点 神河町 上小田地区
上小田地区…登山口…小峰…白い標識…曲がり角…夜鷹山…曲がり角…白い標識…小峰…登山口…上小田地区
所要時間 0時間50分
歩いて... 標識は登山口と山頂にあるばかりですが、桃テープが点々と続いていてルートを示していました。 木の階段も見かけますが、設置されてからかなり年月が経つようで、ほとんど壊れて用を成さない状態でした。 シダ類やススキが茂って道が分かり難い所もあるので、冬枯れの季節に歩くのがお勧めです。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
上小田地区
JR播但線の長谷駅の傍から県道39号を西進していきます。 深山トンネルを抜け、川上地区の集落を過ぎてくねくねと曲がりながら登っていくと砥峰高原に着きます。 そこから森林基幹道峰山線を南下していきます。 起点からの距離を示す「12.0」が立つ所まで来るとがあります。 「峰山高原ホテル4.4km・太田池4.6km」や「峰山高原・播但連絡有料道路」のに従って、 左の林道峰山砥峰線を進んでいきます。 林道を少し降って上小田地区へ入ると「」の標識があります。 標識を過ぎたすぐ先に、路肩が広がった車数台分の駐車スペースがあるので、ここに車を止めました。
登山口
「夜鷹山登山口」のまで引き返して来ると、右側に登山口があります。 入口には年季の入った「夜鷹山展望台0.8km」のが立っています。 その袂にも壊れた標識がありますが、文字は判読出来ませんでした。 標識が指すへ分け入っていきます。 季節柄ススキが茂っていて先行きが心配ですが、ススキの下には登山道が続いています。
すぐにススキが終わってシダ類が生い茂るようになると、すぐの所にがあります。 網を針金に掛けただけの扉なので簡単に開けることが出来ます。 シダ類を掻き分けながら登っていくと、を右から巻いていきます。 次第にシダ類が少なくなるを登っていきます。 左右に続く防護網まで来て右へ曲がり、に沿って進んでいきます。 地面を這うようになる網を跨いでいくと、緩やかな尾根に出ます。 登山口から3分ほどの所になります。 右側にはアーチ状に折れ曲がった樹木があります。
小峰
右に続くを軽く登っていきます。 尾根には「地籍調査」のが点々と設置されていて、 脇の樹木には場所を示す桃テープも巻かれています。 傾斜が緩やかになると、標高930mほどの小峰に着きます。 登山口から4分ほどの所になります。 中ほどの樹木の袂には「銃猟禁止区域」のが落ちています。
道なりに左へ曲がっていくと、軽いになります。 尾根には木の階段が見られますが、設置されてから年月が経つようで、かなり崩れています。 小峰から1分も降らないうちに浅い鞍部に着きます。 左からはが登ってきています。 角にはマジックで「146」と書き込まれた「地籍細部」のがあります。
白い標識
に沿って、植林地の尾根を登っていきます。 道を塞ぐまで来ると、防護網は左へ離れていきます。 倒木を迂回するように続く道を進んでいくと白い標識が落ちています。 登山口から6分ほどの所になります。 上から眺めると、には「火の用心」と書かれています。 傍には「地籍調査」の赤頭短杭もあります。
曲がり角
崩れた木の階段が続くの尾根を更に登っていきます。 シダ類が茂っていますが、道を覆うほどではないのは助かります。 幾つかあるを迂回するように続く道を登っていきます。 倒木が目立つようになると、マジックで「150」と書き込まれた「地籍細部」のの所から右へ迂回していきます。 更に植林地を登っていくと、道は尾根の背を外れて右へ曲がっていきます。 登山口から12分ほどの所になります。 正面に道らしいものは見かけないので、 黄色や桃色のテープが巻かれた樹木が幾つかあるを進んでいきます。
植林地を横切るように続くを進んでいきます。 植林地を抜けるとが生い茂る斜面に出ます。 ススキの下に続く道を確認しながら進み始めると防護網があります。 登山口から14分ほどの所になります。 ここでも網を針金に掛けただけの扉なので、簡単に開けて通過していきます。
は植林地の縁に沿って左へ登っていきます。 防護網を見送って、ススキに加えても茂る正面に続く斜面を横切っていきます。 右には電波塔が幾つか立つが見えます。 ススキやシダ類が減って道が分かり易い所を進んでいきます。
再びススキやシダ類が茂るようになるを進んでいきます。 樹木の間を過ぎていくと次第にになります。 ススキやシダ類の下に続く道を確認しながら登って植林地が近づいてくると曲がっていきます。 道なりに曲がって植林地の手前まで来ると、再び防護網があります。 ここでも網を針金に掛けただけの扉なので、簡単に開けて通過していきます。
植林地へ入っていくとすぐにがありますが、 ここでも針金に掛けられた網を外して通過していきます。 明るい所へ向かって、の斜面を横切るように登っていきます。 が茂る所を過ぎていきます。 シダ類が減ると、左右に続くの前に出ます。 登山口から22分ほどの所になります。 右へ曲がって、防護網に沿って登っていきます。
緩やかになった尾根の少し下側をに沿って登っていきます。 が茂って分かり難い所もある道を進んでいきます。 歩き易そうな尾根の背を左に眺めながら進んでいくと、最後のの扉があります。 ここでも針金に掛けられた網を外して通過していきます。 桃テープの先に見えるに向かっていきます。 尾根の背に出ると、右側のすぐ先に木組みの展望台があります。
夜鷹山 (標高1055.9m)
歩き易い尾根の背を軽く登っていくと、木組みの展望台の袂に着きます。 登山口から24分ほどで登って来られました。 展望台には「夜鷹山1055.9m」と書き込まれていて、 「空缶は持帰り下さい」「火の用心」「…は足元に注意 10名以上危険」の標識が取り付けられています。 傍には「五」のタイルが嵌め込まれたがあります。 展望台の先のアセビが生い茂る手前には「夜鷹山」があるので、 地形図に載っている1055.9峰夜鷹山になるようです。
登山口から山頂までには、防護網の扉を通過する所が5ヶ所、防護網を跨ぐ所が1ヶ所ありました。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
足元に注意しながらを登っていきます。 木柵で囲まれた上階は、枕木のような太い角材が敷き詰められています。 南北の方角は樹木が邪魔をしていますが、東側と西側には山並みを眺められます。
東側の眺め、 西側の眺め
などを眺めながら、ひと休みしていきます。
落ち着いたところで、を降りていきます。 登ってきた登山道は桃テープが見える左の斜面へ続いていますが、 登り時に見えていた尾根が気になるので、正面に続くを進んでいくことにしました。 倒木を迂回して、を軽く降っていきます。 左側の少し離れた所に続く防護網が次第に遠退いていくのを眺めながら降っていくとになります。 樹木が生えて歩き難くなる所まで来ると、「四」のタイルが嵌め込まれた石杭があります。 山頂から2分ほどの所になります。
曲がり角
にはシダ類が茂って歩き難いので、少し戻るように左から迂回して降っていきます。 アセビを回り込んだ先にあるの手前を左へ曲がって植林地を降っていきます。 には少し倒木があるものの、下草は生えておらず歩くのに問題はありません。 右側に見えるシダ類が茂る近くを真っ直ぐ降っていくと、斜面を横切るように続くに出ます。 右側すぐの所には、黄色や桃色のテープが巻かれた樹木が幾つかある曲がり角があります。 山頂から6分ほどの所になります。
石杭「四」がある尾根の背からここまでの植林地の斜面に明瞭な道はないものの、 ススキやシダ類が茂る季節には、本来の登山道よりも煩わしさが少ないように思えます。
白い標識
の尾根を降っていきます。 所々にあるを迂回するように続く道を降っていきます。 倒木を迂回した所にあるマジックで「150」と書き込まれた「地籍細部」のを過ぎていきます。 背丈の低いが茂る所を降っていきます。 右から防護網が近づいてくる所まで来ると、「火の用心」と書かれた白い標識が落ちています。 山頂から11分ほどの所になります。
小峰
に沿って、植林地の尾根を降っていきます。 少しが茂る所を降っていきます。 マジックで「146」と書き込まれた「地籍細部」の黄頭短杭があるまで来ると、防護網は右へ離れていきます。 崩れた木の階段が見られる尾根を登り返していくと、「銃猟禁止区域」の赤い標識が落ちている標高930mほどの小峰に着きます。 山頂から14分ほどの所になります。
道なりに右へ曲がって、の尾根を軽く降っていきます。 傾斜が緩やかになって正面に943m峰が見えてくると、見覚えのあるアーチ状に折れ曲がった樹木があります。 山頂から15分ほどの所になります。 アーチ状の樹木を過ぎて、に続く道を降っていきます。
登山口
地面を這う網を跨いで、に沿って降っていきます。 左下に林道が見えてくると、次第に茂るようになるシダ類の中を曲がっていきます。 シダ類を掻き分けながら降っていくと、を左から巻いていきます。 正面に林道が近づいてくると、最初のがあります。 網を針金に掛けただけの扉を開けて通過していくと、林道峰山砥峰線にある登山口に降り立ちます。 山頂から19分ほどで降りて来られました。
上小田地区
林道峰山砥峰線を左へ進み始めると、すぐの所に車を止めておいた駐車スペースがあります。
水分補給などをして落ち着いてから、来た時と同じルートで家路につきました。 お昼を少し過ぎた時刻になったので、途中の砥峰高原にある平家そば処交流庵で軽く食事をしていきました。 この時は日曜日で、店は混雑していました。 整理券を渡されて待つこと30分ほどで、やっと食事にありつけました。
食事を終えて、目の前に広がるまだ穂を出していないを眺めていきました。