概 要 | 味土野大滝は京丹後市弥栄町にある落差20mほどの滝です。 細川ガラシャ夫人隠棲地へ向かう府道655号の途中に入口があります。 整備されていない小径を通って沢に降り、沢を少し遡上した所にあります。 水が流れる 沢を遡上するので、長靴か濡れても良い短靴で出かけるのが良さそうです。 |
起 点 | 京丹後市弥栄町 味土野地区 |
終 点 | 京丹後市弥栄町 味土野地区 |
味土野地区…滝入口…沢…味土野大滝…滝入口…味土野地区 | |
所要時間 |
合計:0時間50分 駐車スペース…(3分)…滝入口…(10分)…沢…(8分)…味土野大滝…(21分)…滝入口…(3分)…駐車スペース |
歩いて... | 京丹後市弥栄町の中山地区から府道75号を東進し、峠を越えて野中地区へ降っていきます。 途中に「楽しさ満開 野間」と題したイラスト図があって、今回訪ねる味土野大滝が載っています。 丹後縦貫林道へ向かう府道57号を左に分けて橋を渡り、旧野間小学校を過ぎていくと、 来見谷川に架かる宮川橋の所に「野間宮川橋」の標識が立つ分岐があります。 脇には「細川ガラシャ夫人の碑5km」「味土野大滝4km」の標識が出ています。 標識に従って宮川橋を渡って府道75号を進んでいくと、すぐに府道625号を左に分けていきます。 しばらく進んで「小杉」の標識が立つ分岐を直進していくと府道655号になります。 対向車があると難儀しそうな狭い道を曲がりながら登っていくと、 「味土野88」の標識が取り付けられた電柱の先の路肩が少し広がって駐車スペースになっています。 車を端に寄せて止めて、その先へ歩いていきます。 上半分ほどが切断された杉の木群を過ぎていきます。 カーブミラーが立つ二つ目の曲がり角まで来ると、 「野間157」「ミトノ91」の標識が取り付けられた電柱が立っています。 そこから、左へ戻るように降っていく小径があります。 笹や夏草などが茂っていますが、ここが滝への入口になります。 生い茂る笹や夏草などを掻き分けながら降っていきます。 道は整備されていないので、踏み跡を辿りながら降っていきます。 2本杉の右にある岩の脇を過ぎていくと、テープが巻かれた樹木を見かけます。 退色したテープが巻かれた樹木まで来ると、右側に赤テープが取り付けられていて、その先にはトラロープが垂らされた崖があります。 そこから沢へ降りていけるようですがかなり傾斜が急なので見送って、退色したテープが巻かれた樹木の先へ降っていきます。 樹木が次第に茂ってきて藪漕ぎ気味になりますが、何とか谷底を流れる沢に降り立ちます。 右へ向かって遡上しようとしますが、水嵩がかなりあって進めないので、右の斜面から迂回していきます。 再び沢に降りて遡上していくと、三角コーンがあります。 その右上を見ると、先ほどのトラロープが垂らされた崖が見えるので、ここに降りて来られるようです。 沢を更に遡上していくと、黒い岩壁を流れ落ちる滝の前に出ます。 標識類は見かけませんが、これが味土野大滝になるようです。 先日に雨が降ったものの、流れ落ちる水は少な目でした。 それでも滝の前に立つと涼やかな空気に包まれます。 滝をしばらく愛でてから、沢を引き返していきます。 三角コーンの所まで来て、左上に見えている崖を登ることにします。 次第に傾斜が増してきて、もはや道とは言えません。 噴き出す汗を拭いながら、垂らされたトラロープや細い木などに掴まりながら何とか登り切りました。 そこから来た小径を引き返していくと、府道655号にある滝の入口に出ます。 ひと息入れてから府道655号を引き返していくと、車を止めておいた駐車スペースに着きます。 2019年4月13日に再訪したところ、 「野間157」「ミトノ91」の標識が取り付けられた電柱の手前から降っていく横木の階段が設置されていました。 階段の下には展望所が出来ていて、2018年9月2日に降った道はそこで分断されていました。 これまでは落差20mとなっていましたが、木々を伐採して全体が見えるようになり、 3段になって流れ落ちる落差60mほどもある大きな滝だったようです。 まだ建設途中のようでしたが、完成すると駐車場や東屋も設けられるようです。 2019年7月30日に再々訪したところ、横木の階段の降り口を過ぎた先にある切通の所に車数台分の駐車場が出来ていて、 「味土野ガラシャの里」の案内板が設置されていました。 降り口に立つ標識も正規のものになっていました。 |
関連メモ | 今のところ、関連メモはありません。 |