西ヶ岡の棚田
概 要 西ヶ岡の棚田は香美町村岡区の和佐父地区にあって、「日本の棚田百選」にも選ばれています。 標高280m〜400mの急斜面に約120枚の棚田が築かれています。 今回は和佐父公民館を起終点として、西ヶ岡の棚田に続く農道を歩きます。
起 点 香美町村岡区 和佐父地区
終 点 香美町村岡区 和佐父地区
和佐父地区…八幡神社…西ヶ岡の棚田…和佐父地区
所要時間 1時間10分
歩いて... 棚田が広がる所の十字路にある案内板が参考になります。 その案内板に載っている農道2号線・1号通作路・農道1号線を巡りました。 休耕している田んぼも見られましたが、青々とした稲が育つ棚田を眺めることが出来ました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
和佐父地区
香美町村岡区を通る国道9号の入江トンネル東交差点から県道266号を北上していきます。 県道4号に出て更に北上していくと、村岡学校給食センターを過ぎた所にがあります。 角には「射添渓谷」の看板が出ていて、右に分かれていく道を指しています。 「8.2km小城」「1.3km和佐父」の道路標識も立っていて右の道を指しています。 右の道を登っていくと、を渡った所に「」がありますが、 今回歩く「西ヶ岡の棚田」の文字は見られません。 地形図には載っていないS字カーブを過ぎて和佐父地区の集落を登っていくと、 左への曲がり角に和佐父公民館があります。 その前の鳥居が立つ所が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きました。
軽四輪車なら西ヶ岡の棚田まで行けますが、手頃な駐車スペースがないのでお勧めしません。
八幡神社
西ヶ岡の棚田へ向かう前に、すぐ傍にある八幡神社に立ち寄っていきます。 石垣の間に続く石段を登っていくと「八幡神社」の扁額が掲げられたのようなものがありますが、仁王像は見かけませんでした。 門をくぐって石段を更に登っていくと、小振りの社殿があります。 ここには扁額は掲げられていませんが、これが八幡神社になるようです。 和佐父地区の鎮守のように思えますが、由緒などを記したものは見かけませんでした。 社殿のに小祠がありますが、いずれも名前は分かりませんでした。
車道に戻ってその先へ登っていくと、右への曲がり角に「」の標識が出ています。 正面に続く舗装路の入口には「和佐父・西ヶ岡」のが立っています。 標識に従って、正面の道を登っていきます。 少し先を右へ曲がっていくと、左に登っていくがあります。 その先に石碑がありますが、刻まれている文字が達筆すぎて読めませんでした。 小径を見送って、の集落を右下に眺めながら坂道を登っていきます。 道なりに左へ曲がっていくと分岐があります。 右上にはNTTドコモの電波塔「村岡入江」が立っています。 標識類は見かけませんが、左前方へ降っていく道は農道1号線になります。 先ずは農道2号線へ向かって、右前方の道を登っていきます。
坂道を登っていくと、右への曲がり角にがあります。 ちょいと墓地へ入ってみると、棚田を見守るようにしてが建ち並んでいました。 道なりに右・左と曲がって登っていくとになります。 緩やかになった道を進んでいくと、作業小屋が建つ所に十字路があります。 車道から8分ほどの所になります。 角には「西ヶ岡の棚田を訪れる皆さんへ」と題したがあって、 「」が載っています。 脇には「和佐父・西ヶ岡」の標柱も立っています。
〜西ヶ岡の棚田を訪れる皆さんへ〜
和佐父地区西ヶ岡のあらまし
西ヶ岡の棚田は、標高280〜400m、地形の角度が約20度の山の急斜面に約120枚の水田が築かれています。 農家により管理された棚田が連なる美しい景観は、平成11年に『日本の棚田百選』に選ばれ、県民の貴重な財産となっています。 しかし、農家の高齢化等により棚田の維持管理が大変な状況です。 そこで、棚田保全を目的としたボランティア団体「棚田交流人」と農家が協働し、積極的に棚田の保全に取り組んでいます。
棚田の多様な役割
棚田は、米の生産、癒しの場や美しい景観・伝統文化等、様々な機能を持っています。 大雨が降った時には、棚田がダムの役割を果たして水を貯留するので、洪水や土砂崩れなどの自然災害を防いでいます。 棚田が適切に維持管理されることでこれらの機能が発揮されます。
お願い
棚田の多様な役割の発揮のため、写真は撮っても、むやみに草木は採らないで下さい。 思い出とゴミは持って帰りましょう。
左へ降っていく1号通作路は後で歩くことにして、先ずは正面に続くを進んでいきます。 畑に転用された田んぼも見られるを眺めながら進んでいきます。 僅かなの脇を過ぎていきます。 轍が見られる緩やかなを進んでいきます。 左下には浅い谷筋にある田んぼを回り込んでいく地道が見え、 その奥の谷向かいには但馬大佛で有名な長楽寺が見えます。
緩やかなを更に進んでいきます。 左に広がるには、休耕したり畑に転用された田んぼも見られます。 を過ぎて、少し左へ曲がっていきます。 すぐに次のが見えてきます。 手前から左前方へ降っていく道がありますが、農道1号線の奥へ続く道になります。 振り返ると斜面に続く棚田が見えますが、 先ほどの案内板に載っていた写真とは少し違う場所のようなので、もう少し先まで進んでみます。
作業小屋の先に続くに沿って進んでいきます。 樹木が迫る所を過ぎていくと、少し左へ曲がった先にが見えてきます。 作業小屋の手前まで来るとがあります。 右へ登っていく道は地形図に破線で載っている道のようですが、見送っていきます。 少し降り坂になった道を進んでいくとに着きます。 十字路から6分ほどの所になります。 振り返ると、斜面に広がる棚田が見えます。 案内板に載っていた写真とほぼ同じような眺めなので、この辺りから写した写真のようです。
広めの地道は作業小屋の所で終わるので、を引き返していきます。 次の作業小屋の先から右へ戻るように降っていくを見送って、 右に広がるを眺めながら進んでいきます。 次のを過ぎて、 長楽寺へ続く陸橋を眺めたりしながら進んでいきます。
緩やかな道を進んでいくと、十字路にあるが先の方に見えてきます。 次第に見える角度が変わってくるを右に眺めながら進んでいきます。 僅かなの脇を過ぎていきます。 軽く登っていくと、案内板のある十字路に着きます。 往復16分ほどで戻って来られました。 ここから右へ続く舗装されたを歩いていきます。
に広がる棚田を眺めながら坂道を降っていきます。 小広くなった所まで来るとは終わりになります。 正面には棚田が広がっています。 が右へ続いていますが、ここで引き返すことにします。
往復4分ほどでまで引き返してます。 右折して、を引き返していきます。 右側に広がるを眺めながら進んでいきます。 舗装路になった道を降って、道なりに曲がっていきます。 墓地の入口まで来て、左へ曲がっていきます。
正面にを眺めながら降っていきます。 作業小屋を過ぎた所から左へ分かれていく小径の上にあるを見上げていきます。 左の小径を見送っていくと分岐に着きます。 十字路から4分ほどの所になります。 来た道は左へ曲がっていきますが、ここから右へ続くを歩いていきます。
軽く降って緩やかになるとになります。 僅かに左・右と曲がって作業小屋を過ぎていくと、左へ降っていくがあります。 何処まで続いているのか気になりますが、見送っていきます。 斜面を横切るように続く緩やかなを進んでいきます。 左右にあるを過ぎていきます。 斜面に広がる棚田を眺めながら、緩やかな地道を進んでいきます。
振り返ってを眺めたりしながら進んでいきます。 程なくして、道は曲がっていきます。 軽く降っていくと、を左へを回り込んでいきます。 軽いになった夏草が茂る地道を進んでいきます。 少し右へ曲がりながら進んで緩やかになると、これまで続いてきた軽トラなら通れる幅のある地道は終わりになります。 農道1号線の入口から7分ほどの所になります。 右へ続くがあるので、歩いていくことにしました。
少し降り坂になった小径を進んでいくと、程なくして軽いになります。 道の左右には夏草が茂っていますが、歩く妨げにならないのは助かりました。 大きく左へ曲がっていくとが見えてきます。 道幅が広がる所を流れる狭いを跨いでいきます。 軽く登った所の突き当りを右へ折れ曲がって、広いを進んでいきます。 作業小屋の下を過ぎて軽く登っていくと、左右に通る農道2号線に出ます。 狭い小径に入ってから5分ほどの所になります。
すぐ右にあるを過ぎて、先ほども歩いた農道2号線を進んでいきます。 少し曲がりながら続く緩やかな道を進んでいくと、案内板があるに着きます。 舗装路になった道を進んでいくと、右下に先ほどのの入口が見えてきます。 道なりに曲がって降っていきます。 墓地の入口を左へ曲がって降っていくと、電波塔を過ぎた所にある農道1号線の入口になっている分岐に戻ってきます。 農道2号線に出た所から7分ほどで着きました。
和佐父地区
の集落を眺めながら降っていくと、右へ曲がっていきます。 石垣の上に立つを過ぎていきます。 道なりに曲がって降っていきます。 近づいてくるの集落を眺めながら降っていきます。 車道の曲がり角に出て正面へ降っていくと、車を止めておいた和佐父公民館があります。 農道1号線との分岐から5分ほど、案内板のある十字路から9分ほどで到着しました。