崇山森林公園
概 要 崇山森林公園は京丹後市大宮町にある自然公園です。 与謝野町との境にある343.7m峰を最高地点として、その北側に遊歩道が続いています。 山頂や展望所などからは山並みを眺められます。 今回は北にある岩屋寺を起終点として、崇山森林公園の外周に続く遊歩道を中心に歩きます。
起 点 京丹後市大宮町 谷内地区
終 点 京丹後市大宮町 谷内地区
谷内地区…岩屋寺…登り口…展望広場…小峰…343.7m峰…休憩舎…白糸の滝…影向滝…休憩舎…あじさいの谷…展望広場…休憩舎…奥の院跡…谷内地区
所要時間 2時間20分
歩いて... 崇山森林公園は岩屋寺から少し離れた所にあります。 山並みを眺められる所もありましたが、生憎と曇天だったのが残念でした。 遊歩道の所々に道標がありますが少なめで、場所を示す標識類は見掛けませんでした。 公園は整備されてから年月が経つようで、道標の文字が読み難くなっていて、 傾斜が急な所にある階段もくたびれていました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
谷内地区
京丹後市大宮町を通る国道312号を南下していきます。 府道76号を西に分けて東へ曲がっていくと、南へ分かれていくがあります。 には「崇山森林公園1km」(*)や「岩屋寺まで500m」の標識が立っています。 「」もあって崇山森林公園の遊歩道が描かれていますが、 整備されてから変わっているのかデフォルメされているのか、現状の遊歩道や広場との対応付けはよく分かりませんでした。 京都丹後鉄道の第一谷内橋りょうをくぐって、その先の狭い道を500mほど進んでいくと、 岩屋寺の手前に広い駐車場があるので、ここに車を止めました。
*「崇山」は「あらたやま」と読むようです。
岩屋寺
駐車場のすぐ先で道がに分かれています。 右の道の入口には「ようこそ崇山森林公園へ」と題したがあって、今回歩くルートが載っています。 現在地はどこかと探しますが、大きい図には載っていません。 どこから歩けば良いのか悩んでいると、右下にがあって、ここから公園までの道が載っています。 大きい図の外側を囲んでいる線と、小さな図の緑色に塗られた形が似ているので、ようやく位置関係が分かりました。 左の道は「徒歩で30分」、右の道は「車で10分」となっていて、どちらの道からでも行けるようです。 崇山森林公園へ向かう前に、正面の石段の上にある岩屋寺を訪ねていきます。 石段を登っての前に出ると、「朝日山 岩屋寺」と題した解説板があります。 山門をくぐっていくと、正面に本堂があり、左には庫裡、右には蔵などがありました。
朝日山 岩屋寺
神亀3年(726)僧行基により開創された真言宗の古刹である。 爾来、今日まで千二百有余年法燈連綿として、現在に至っている。 寺の宝として弘法大師の作と言われる五大力明王画像等の重文級のものや、 源頼光の大江山鬼退治絵巻など、めずらしいものが数多く残っている。 又、巨岩古木に囲まれた奥の院附近は、行基ら名僧の修行した白糸の滝や森林公園として景観を楽しみながらのハイキングコースがあり、 日本海を眺望できる絶好の場所である。
大宮町
岩屋寺から引き返してきます。 左右どちらの林道でも良さそうですが、今回は案内板があるを進んでいきます。 この道は地形図に実線で載っている道で、展望広場まで続いているようです。 お寺へ登っていく坂道の右側に続く道の入口には「〜森林公園へお越しの皆さまへ〜」と題したが出ていて、 一般車両は通行止めのようです。 が設置された斜面の脇を過ぎていきます。 右へ曲がりながら進んでいくと分岐があります。 案内板から2分ほどの所になります。 このまま右へ曲がっていく林道を進んでも展望広場へ行けるようですが、 車も通れる道では趣に欠けようと思って、分かれていく林道を進むことにしました。
〜森林公園へお越しの皆さまへ〜
入山者の安全確保のため、この先、一般車両の進入を禁止します。
大宮町・谷内区
1分ほど進んでいくと、林道は曲がっていきます。 その手前からが正面へ分かれています。 山道の入口の沢の傍には円筒形のコンクリート製のものが三つ並んでいますが、でしょうか。 山道を見送って沢の上を過ぎ、右へ曲がっていきます。
登り口
谷筋のを登っていきます。 程なくしてあるを過ぎていきます。 地道になった林道を登っていくと、またがあります。 更に登ってシダ類などが茂るようになると、先の方に砂防ダムが見えてきます。 『このまま行けば砂防ダムの所で行き止まりになりそうな様子だが』と思いながら登っていくと、 左へ戻るようにして登っていくがあります。 案内板から9分ほどの所になります。 標識類は見掛けませんが、この道を登っていきます。
斜面を横切るように続くを登っていきます。 次第に歩き易くなってくるとに出ます。 脇には桃テープが取り付けられています。 から歩き易そうな尾根が登ってきますが、 右へ続く尾根を登っていきます。
広くて歩き易いを登っていきます。 所々の樹木には桃テープが取り付けられています。 尾根の背を跨ぎながら小さく曲がって、に続く道を登っていきます。 程なくして曲がって、削られた法面に沿って登っていきます。 道なりに左へ曲がっていくとになります。 少し曲がって尾根の左肩を登っていくと、程なくして尾根の背に出ます。
展望広場
道を塞ぐを乗り越えていきます。 傾斜が増してくる窪んだ道を登っていくと、上の方にが見えてきます。 道は真っ直ぐ東屋へは向かわず、少し左へ曲がっていきます。 左から巻くように登っていくとが近づいてきす。 尾根の肩のような緩やかな所に出ると右側に東屋が建っていて、手前には「平成4年度 メモリアルの森つくり事業」の標柱が立っています。 他に標識類は見掛けませんが、ここが案内板に載っている展望広場になるようです。 登り口から14分ほどで登って来られました。 左の一段低い所にあるのはになります。
緩やかな尾根の左側には金網柵で囲まれたがあります。 手前には平らに削った大きな石がありますが、ベンチ代わりでしょうか。 右側には屋根付きのがあります。 年季が入って床がギシギシする展望デッキへ入っていくと、 目の前にはが広がります。 景色を眺めながらひと息入れていきました。
展望デッキの先へ続くを進んでいきます。 左下にあるトイレから登ってくる遊歩道がすぐにしてきます。 「イルミネーション」のを過ぎていきます。 尾根の真ん中に生える樹木を過ぎると、右前方から来て左前方へ続く林道の曲がり角に出ます。 右を振り返るとが広がっています。 正面の尾根には幅の広い木の階段が続いています。 登り口には「平成9年度 桜の森づくり事業」の標柱が立っています。 案内板では少し左へ進んだ所に遊歩道の登り口が描かれていますが、 正面に続く木の階段を登っていきます。
このイルミネーションは、宝くじの助成を受けて整備したものです。
平成11年12月 谷内区
曲がりながら続くを登っていきます。 段差が高めで傾斜もが続きます。 息を弾ませながら登っていくと、高みを巻くようにを進むようになります。 階段が終わって傾斜が緩やかになったを軽く登っていきます。 程なくして左右に通る尾根に出ます。 展望広場から5分ほど登った所になります。 遊歩道は左へ続いていますが、右のすぐ先にが見えているので、ちょいと往復してきます。
小峰
尾根を軽く登っていくと、樹木が伐採された小峰に着きます。 地形図によると、343.7m峰の北250m辺りにある標高300mほどの高みになるようです。 標識類は見掛けませんが、中ほどにはキノコが生えたがあります。 右側が少し開けていてが見えます。 小峰の先にはが取り付けられていて歩けそうな様子ですが、ここで引き返すことにします。
往復3分ほどで、に登り着いた所まで引き返してきます。 緩やかで広い尾根を進んでいくと、次第にになります。 綺麗にしている樹木も見られます。 苔生した根元から幹が分かれたを過ぎていきます。 傾斜が増してくると、木の階段が途切れながら続くようになります。
を登っていきます。 枯れたがある尾根を登っていきます。 傾斜が緩やかになって松が茂るようになると、左右に通る尾根に着きます。 展望広場から12分ほどの所になります。 脇には桃テープが取り付けられ、袂には「ANO.18」の(*)があって、 逆コースを歩く時には目印になりそうです。 は雑然として遊歩道ではないようです。 ここは343.7m峰へ向かって、を降っていきます。
*番号が振られた黄短杭は、この先にかけて点々と設置されています。
点々と設置されている黄短杭を辿りながら広い尾根を降っていくと、程なくしてになります。 右側に植林地が現れると、次第にになります。 程なくして現れるを登っていきます。 「土砂流出防備保安林」のを過ぎて登っていくと、 樹木が伐採されて明るくなった高みに着きます。 展望広場から15分ほどで登って来られました。
343.7m峰
右側には「南無妙法蓮華経」と刻まれたがあります。 石柱の前には「貝谷嶽」があるので、地形図に載っている343.7m峰になるようです。 左側にはが広がります。 案内板に載っている展望ポイントになるようです。 山並みの奥には海面が少し見えますが、方角からするとのようです。 山頂の先の方には展望デッキがありますが、手前の樹木が邪魔をしていては今ひとつです。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
展望デッキから尾根を降っていきます。 古びた木の階段を降っていくとになります。 右の樹間から連なる山々が見えますが、方角からするとでしょうか。 左にもが見えます。 少し右へ曲がって、広い尾根を降っていきます。
左前方に広がるを眺めながら尾根を降っていきます。 傾斜が増してくるとを降るようになります。 傾斜が緩やかになると、左から来る道と合流します。 343.7m峰から5分ほどの所になります。 角には年季の入ったが立っていて、 左の道は「展望広場へ10分」、正面の道は「あじさいの谷・白糸の滝方面」、今来た道は「自然散策コース」となっています。 青い文字も見られますが、風化していて判読できませんでした。 展望広場の先から続く林道で、地形図に実線で載っている道のようです。
休憩舎
正面の尾根に続くを降っていきます。 程なくして、傾斜がになってきます。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、尾根を塞ぐようにして建つ休憩舎があります。 343.7m峰から7分ほどの所になります。 標識類は見掛けませんでしたが、案内板に載っている休憩ポイントになるようです。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは良くありません。 建物の中を通過することもできますが、この時には看板を出して作業中の方がおられたので、 建物の右側をしてきました。
休憩舎の向こう側に出て、その先に続くを降っていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、軽いになります。 「保健 土砂流出防備 保安林」の標柱が立つを過ぎて降っていきます。 展望の開けない尾根ですが、右の樹間からを眺められる所もあります。 ルートを示すかのように取り付けられている桃テープを確認しながら尾根を降っていきます。
傾斜が増してきたを降っていきます。 尾根には朽ち果てそうなが続くようになりますが、 落ち葉などが積もっていてほとんど分からなくなっています。 正面の樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。 傾斜が緩やかになってくると分岐があります。 案内板に載っている遊歩道が分岐している所になるようです。 343.7m峰から15分ほどの所になります。 中ほどには年季の入ったが立っていて、 左へ戻るようにして続く道は「あじさいの谷へ(2分)」、正面の道は「水辺観察コース」、今来た道は「自然散策コース」となっています。 風化して分かり難くなった青い文字もあって、正面の道は「白糸の滝をめざして(13分)」となっています。 あじさいの谷へ降りて行けるようですが、 白糸の滝を目指して正面の尾根を降っていきます。
アセビなどが目立つようになる尾根を、を跨ぎながら降っていきます。 落ち葉に埋もれた朽ち果てそうな木の階段も途切れながら続いています。 正面の樹間に見えてくるへ向かって降っていきます。 辺りにはアセビなどが茂ってきますが、歩く所には生えていなくて助かります。 周囲が開けてくるとが広がってきます。 『道は鉄塔の袂を通るのか』と思いながら降っていきますが、その手前を左へ曲がってしまい、鉄塔には近づいていきません。 曲がり角からはを眺めることが出来ました。
斜面を横切るように続く傾斜が増してきたを降っていきます。 僅かなに出ると、登っていく踏み跡と降っていく踏み跡が正面にありますが、どうもはっきりしません。 どうしたものかと周囲を覗っていると、曲がっていく道がありました。 道には少し樹木が茂ってきて、あまり歩かれていない様子になります。 左の樹間からを眺めながら降っていきます。
程なくして生い茂る樹木が減って、歩き易くなったを緩やかに降っていきます。 降り傾斜が増してくると、曲がっていきます。 松が茂る尾根に出た辺りから続いている「ANO.76」を過ぎていきます。 正面にあるした樹木を眺めながら、少し左へ曲がるように降っていきます。 流れ落ちる水音が聞こえてくると谷筋が見えてきます。
白糸の滝
の袂を過ぎていくと、左側の岩壁を流れ落ちる滝があります。 標識類は見掛けませんが、これが白糸の滝になるようです。 343.7m峰から27分ほどで降りて来られました。 過日に雨が降ったように思いますが、何とも細い流れでした。 滝に向かってには石像がありました。 案内板によると、白糸の滝の上流にも滝があって、不動尊や行基菩薩の像があるようです。 何処かに登り口はないか探していると、に道らしきものがあります。 入口には鉄柱や鎖が設置されていますが、かなりくたびれています。 その上を覗いてみると真新しいが垂らされているので、登っていくことにしました。
京都丹後鉄道の第一谷内橋りょうの手前にあった案内図では「参道」となっています。 往時はしっかりとした道だったのでしょうが、現在では何ともになっています。 トラロープに掴まりながら岩の間を登っていきます。 トラロープが終わって右へ曲がると、鉄製のが張られています。 ワイヤーに掴まりながら慎重に登っていくと、白糸の滝の上流に出ます。 手を伸ばしてを写してから、 僅かに水が流れるを渡っていきます。
影向滝
沢を渡った正面に張られた真新しいトラロープに掴まりながら、の脇を登っていきます。 トラロープが終わると、に出ます。 沢を跨いで左側の岩の上を登っていくと、黒い岩壁を流れ落ちる滝の前に出ます。 ここにも標識類は見掛けませんが、京都丹後鉄道の第一谷内橋りょうの手前にあった案内図によると影向滝というようです。 白糸の滝から6分ほどの所になります。 渡された鎖の奥にある石像がで、 手前の右側にある石像がでしょうか。
休憩舎
往復15分ほどでまで引き返してきます。 の脇を過ぎて降っていきます。 すぐに分岐に出ると、右側には傾いたがあって、 左の道は「水辺観察コース・牛取岩まで(5分)」、尾根から降ってきた道は「自然散策コース・自然の中でひと休み(20分)」、 影向滝への道は「白糸の滝・行基菩薩へ・ちょっとより道(3分)」となっています。 傍には京都丹後鉄道の第一谷内橋りょうの手前にあったのと同じ「保健保安林施設整備事業案内図」があります。 左側には休憩舎があります。 中には「高野山真言宗 朝日山岩屋寺畧縁起」と題した板が掲げられていますが、 掠れたり汚れた部分が多くてほとんど判読できませんでした。 「牛取岩の由来」と「鎮座岩の由来」も書かれていました。 車を止めてきた駐車場へは正面の木の階段を降っていくのですが、 休憩舎の奥に「頂上まで800m」のが立っていて、 その先に続く道を指しています。 『このまま駐車場へ降ろうか』と思いながらも暫く考えた末、少しだけ歩いてみることにしました。
この下で見掛ける標識によると、ここは不動広場というようです。
高野山真言宗 朝日山岩屋寺畧縁起
當山の来由を原るに遠く奈良朝の昔人皇第四十五大聖武天皇の御子…
牛取岩の由来
往時百姓がこの岩の近くに牛をつなぎ草苅りをしていた。 仕事を終り牛をつないだ場所に来て見ると牛の姿が見えなかった。 ところが岩にたづながぴったりとくっついており牛の足あとが岩に残されてゐたと云はれ、 今でもたづなのあとと足跡がある。 昭和の中期まで崇の山は草木の採集地として人の姿は絶えなかった。 そうして此の附近へ来る者の目標の対照として親しまれてきた名物の岩でもあった。
鎮座岩の由来
此の大岩は谷間を覆ふ三十三米、高さ十五米余の巨岩である。 乾坤岩とも云ふ。 千四百四十余年前は剱山と一つのものであったが、行基菩薩の練行満願の時の大地の大振動により、 剱岩を当時の現状の位置に残して割れ、大きい方の鎮座岩が約二米沈下したと伝えられてゐる。 禅定岩の立割れもその時のものである。
シダ類などが茂るを進んでいきます。 僅かな沢を飛び越えていくと、向こう側を向いたがあります。 沢の前後で道が不明瞭になりますが、トイレの先に現れるを右前方へ登っていきます。 に出るとベンチが設置されています。 左へ曲がって、尾根の左斜面に続く木の階段を更に登っていきます。
斜面を横切るように続くを登っていきます。 を傍を登っていきます。 岩の間を過ぎて軽く降ると、を跨いでいきます。 沢の左側を登っていくと、岩を流れ落ちるがあります。 木の階段を更に登っていくと、左右に通る遊歩道に出ます。 案内図に載っている遊歩道が分岐している所になるようです。 休憩舎から6分ほどの所になります。 緩やかなは後で歩くとして、 先ずは登り坂のを進んでいきます。
開けた尾根に出ると、道は曲がっていきます。 左側にはが広がります。 少し窪んだ道を進んでいくと、僅かなになります。 植林地の入口まで来ると壊れたがあって、 「水辺観察コース・この先を曲がればあじさいの谷(1分)」と「牛取岩へ(1分)」の板が落ちています。 入口は不明瞭ですが、正面の尾根にはが見えます。 ここは案内板に載っている分岐で、正面の尾根に登っていく道は343.7m峰の東側を通る林道へ続いているようですが、 歩くのは省略しました。
あじさいの谷
植林地の左斜面に続く緩やかなを進んでいきます。 程なくして、沢が流れるに出ます。 小さな木製の堰が幾つもある沢沿いに進んでいくと、道は沢を渡って左へ戻るように登っていきます。 休憩舎から10分ほどの所になります。 案内板によると、正面の谷があじさいの谷になるようで、沢沿いに続く道も見られます。 左へ登っていく道は、尾根にあった道標の立つ分岐へ続いているように思えますが、確かめた訳ではありません。 今回はここで引き返すことにします。
平成12年度 治山事業
(生活環境保全林整備)
面積 3.03ha
請負人 丹後地区森林組合
京都府農林水産部
往復7分ほどで、手前にあったまで引き返してきます。 土嚢が積まれたを過ぎて、少し左へ曲がって登っていきます。 すぐにが道の脇にあります。 標識類は見掛けませんが、これが牛取岩でしょうか。 大きな岩を過ぎていくと分岐があります。 案内板には載っていない正面の広い道にも興味を引かれますが、今回は戻るように登っていくを進んでいきました。
展望広場
かなり傾斜がある坂道を登っていくと、曲がっていきます。 正面に見える高みへ向かって、岩が剥き出したを登っていきます。 傾斜が緩やかになると、展望広場の一段低い所にあるトイレの脇に出ました。 あじさいの谷との分岐から3分ほどで着きました。 このままを進んでいくと林道へ出られますが、ここで引き返すことにします。
休憩舎
往復7分ほどであじさいの谷とのまで引き返してきて、左に続く木の階段を降っていきます。 微滝がある沢の右側に続く階段を降っていくと、少し左へ曲がってを跨いでいきます。 軽く登って岩の間を過ぎ、斜面を横切るように続くを降っていきます。 がある所まで来て右へ曲がり、階段を更に降っていきます。 階段が終わって左へ曲がっていくとがあります。 トイレの右側を過ぎて僅かな沢を飛び越えていくと、白糸の滝の前にある休憩舎に着きます。 展望広場から10分ほど、あじさいの谷への立ち寄りと併せて27分ほどで戻って来られました。
奥の院跡
「保健保安林施設整備事業案内図」の所から北へ続くを降っていきます。 落葉が積もる階段を降っていくと、の傍を過ぎていきます。 小さく曲がりながら木の階段を降っていくと、左右がなだらかになった所に着きます。 休憩舎から2分ほどの所になります。 辺りには人工的に削ったようなが転がっていて、以前に建物があったような雰囲気です。 標識類は見掛けませんが、ここが奥の院のあった所になるようです。 上からではよく分かりませんが、正面にある石段を降った所から振り返ると、 両側にが積まれていて整地された場所であることが分かります。
正面の石段を降っていくと、壊れた「不動公園まで200m」のがあります。 先ほどの休憩舎があった所は不動公園というようです。 少し右へ曲がっていくとに出ます。 「火の用心」の赤い標識を過ぎていきます。 植林地になった谷筋に続くを沢沿いに降っていきます。 沢を塞ぐまで来ると、その先に木橋が架かっています。 休憩舎から6分ほどの所になります。 沢を渡って右へ続く小径の入口には「火の用心」の赤い標識が立っていて送電線の巡視路のようなので見送っていきます。
沢沿いに更に進んで伐採地のような所に出ると、遊歩道がしています。 沢沿いは危なそうなので、左側のシダ類が茂って少しを進んでいきます。 崩落地が終わってを過ぎていくと、再び植林地へ入っていきます。 林道のようになった道を緩やかに降っていくと、浅い沢が横切っていきます。 休憩舎から9分ほどの所になります。 先の方の道にも水が流れているので、少し脇を歩いたりしながら通過していきます。
少し曲がりながら進んでいくと、「火の用心」のが立つ所から右の尾根に小径が分かれていきます。 小径を見送って明るくなると、林道の分岐に出ます。 休憩舎から11分ほどの所になります。 脇には「右 奥之院」のがあって、今来た道を示しています。 右へ続くの脇には洞穴があって、 外された「不動公園まで500m」の(*)がありました。
*左側の樹木が伐採される前には、角に立っていた標識のようです。
谷内地区
左へ続くを進んでいきます。 鉄板が敷かれたの上を過ぎていきます。 少し左へ曲がって、に進んでいきます。 沢が離れて周囲が開けてきた道を進んでいくと、左上にあるへの道を分けていきます。 コンクリートや網で保護されたを回り込むように進んでいきます。 岩屋寺へ登るの所まで来ると、車を止めておいた駐車場が右側にあります。 休憩舎から18分ほどで到着しました。