概 要 |
尾の谷滝は新温泉町の海上地区にある落差9mほどの滝です。
海上林道の滝見道入口から谷筋を登った所にあります。
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起 点 |
新温泉町 海上地区
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終 点 |
新温泉町 海上地区
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海上地区…滝見道入口…尾の谷滝…滝見道入口…海上地区
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所要時間 |
0時間40分
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歩いて... |
滝見道のルートは明瞭で迷いそうな所はありませんが、
壊れた木橋の脇の沢を渡ったり、 崩れた道を避けて岩がゴロゴロする沢を登ったりする所もあるので、
長靴か濡れても良い短靴などで出かけるのが良さそうです。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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海上地区
国道9号線の蒲生トンネルの少し東側の千谷大橋交差点から県道262号を南下していきます。
角にあるおもしろ昆虫化石館の前には「」があって、
今回訪ねるが載っています。
がある所から右へ戻るようにして分かれていく道に入っていきます。
手前には「上山高原へはここを右折です」の標識が出ていて、裏面には「上山高原9km・芝桜公園6km」となっています。
海上地区の集落に入ってまで来ると、西山農道や小又川渓谷への道を右に分けていきます。
集落を過ぎて海上林道を登っていくと、への入口があります。
公園を見送っていくと、すぐに路肩が広がった車10台分ほどの駐車スペースがあるので、ここに車を止めました。
海上(うみがみ)UMiGAMi
山の中ですが「海の上」と書いて”うみがみ”と呼びます。
二方民談記によると『
往古は池内村と云しことは土人語りつたふ、
昔時、牛ヶ峰山ぬけして谷へ打ち込み水を関留めし故、この所一面の泥海となる。
是故に悪蛇の栖となり人民をなやますこと久し、
時に牛ヶ峰中興長慶正僧是を退治させ給ひ残る悪つかつとも此れの院を崩し七日七夜振動して
終りに嘉元年戌辰閏六月十日卯の刻に天地振動して大海に出づ。
依って是の日を以って枯れの蛇神を祭ると云う
』とあります。
確かに地形的に見て、牛ヶ峰山に山崩れを物語る「蛇抜け」があり、
その下部の石と同種の石が海上地域に堆積していることから小又川をせき止めたと考えられます。
地名にも小嶋、湊、池成、津江田、高田、浮田、上山など海や池に因んだものが多く、
また、木の葉は勿論のこと
500万年昔のチビクワガタやセミ、スズメバチ、アリ、アブ、カゲロウ、カエル、サワガニなど沢山の昆虫化石が発掘されています。
このことは、昭和38年8月13日に女子高校生の自由研究で小又川より発掘されたことに端を発して
日本古生物学会・日本地学研究会会員の井上繁広氏により発掘されて「おもしろ昆虫化石館」で立証されています。
さらに、土中には根木という神代杉の大木が数多くあります。
しかし、村の発祥時期は明らかでない。
現在50戸あり約30haの棚田に清流シワガラの滝米・コシヒカリ・”うみゃーなぁー”と薬草豊富な野草と愛情飼育の但馬牛生産の農山村です。
標高340m〜370mの高地に位置し、夏は涼しく、冷たい水の味は格別です。
金烏山牛峰寺・蔵王大権現様
天台宗。
蔵王権現像は町指定有形文化財で山陰の三大のあらたかな大権現様。
児嶋神社と大銀杏
牛ヶ峰神社に次ぐ旧社。
児嶋権現として海上村の発展を守る。
八坂神社、天照皇大神宮も祀る大杉や椿の鎮守の森。
大イチョウ樹齢約300年は神秘的で壮観。
海上傘踊り
雨乞いの踊り。
フランスを始めシンガポール、台湾、中国海南省、広東省など遠征。
小学1年生より伝承。
小又川渓谷
県指定名勝地。
僧侶修行伝説の神秘的な洞くつ『シワガラの滝』のほかに魚止の滝、五滝、桂の滝、布滝、尾の谷滝など清流の渓谷。
芝桜公園
集落から約1.5km上山高原方面の丘。
国定公園の山並みパノラマが素晴らしい。
芝桜を基調にした多種の花園約1haを夢ふる里会が管理している。
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滝見道入口
駐車スペースの先に続く林道を進み始めると、すぐの所にがあります。
角には石碑があって、左にある扉の先に続く小径を指しています。
右の地道や左の小径は見送って、正面に続く林道を進んでいきます。
小屋を過ぎた所に「上山高原街道」などのが幾つか並んでいて、
尾の谷滝を始め、布滝・シワガラの滝・茂平谷滝の名前もみられます。
左右が開けてきたを進んでいきます。
右へ延びる石垣が近づいてくると、簡易舗装路が右へ分かれていくがあります。
角には標識と石碑が立っていて、右の道は「布滝入口」「これより約八百m 布滝」となっています。
布滝への分岐を見送って、道なりに左へ曲がりながら登っていきます。
右への曲がり角まで来ると、正面の谷筋に入っていく小径があります。
駐車スペースから6分ほどの所になります。
入口にはが立っていて、
正面の小径は「尾の谷滝入口」「ここより約三百m 尾の谷滝・シシ滝」となっています。
ここが尾の谷滝への滝見道入口になります。
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夏草に埋もれた朽ち果てそうな木の階段を登って樹木が茂る所を抜けていくと、
谷筋のに緩やかな小径が続いています。
軽く登ったり緩やかになったりするを進んでいきます。
細い樹木が道に被さる所まで来ると、岩が露出する所に短いが張られています。
滝見道入口から3分ほどの所になります。
岩が濡れていると滑り易いので足元に注意しながら通過していくと、すぐ先に土砂崩れした所があります。
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少し降るようになると沢に出ます。
滝見道入口から4分ほどの所になります。
沢にはが架かっていますが、壊れていて渡れる状態ではありません。
幸いにも沢を流れる水は多くなく、こんなこともあろうかと長靴を履いてきたので、
木橋のを歩いて対岸に渡ります。
上流には岩の間を流れ落ちるのようなものが心地良い水音を響かせていました。
沢の中をジャブジャブと歩いてに出ます。
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すぐに右へ曲がって、に続く小径を登っていきます。
石がに積まれた所を登って、岩の脇を過ぎていきます。
がゴロゴロする所を登っていきます。
を過ぎていきます。
少し左へ曲がって、沢から少し高い所に続く小径を進んでいきます。
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次第に沢の高さに近づいてくるを緩やかに登っていきます。
程なくして、石がゴロゴロするの傍に出ます。
小径は沢の左側に続いていますが、崩れかけて歩き難い状態になっています。
仕方がないので、石がゴロゴロする沢に降りてしていきます。
を乗り越えていくと、
沢の左側に歩き易い小径が現れます。
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尾の谷滝
沢から上がって、左側に続くを進んでいきます。
右を流れる沢を眺めながら進んでいくと、また石がゴロゴロするに出ます。
上流の切り立った岩壁には尾の谷滝と思われる滝が見えています。
手前にあるを眺めながら沢を渡っていきます。
の上を慎重に登っていくと、尾の谷滝の前に出ます。
滝見道入口から10分ほどで着きました。
解説板などは見掛けませんが、情報によると落差は9mほどのようです。
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まで近づいていきます。
飛沫を浴びながら滝のすぐ下まで行くと、滝壺はほとんど発達していませんでした。
辺りはヒンヤリとした空気に包まれています。
真夏だと涼を得られそうですが、この季節だと少し肌寒さを感じます。
を見上げたりしながら、しばらく時を過ごしました。
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滝を確認したら、来た道を引き返していきます。
苔生した岩の上を降っていくと、石がゴロゴロするに出ます。
沢の右側に続く小径に上がって降っていくと、再びに降ります。
石がゴロゴロするを降っていきます。
沢の右側の続く小径に上がって、その先へ降っていきます。
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少し右へ曲がって、を過ぎていきます。
岩の間に続くがゴロゴロする所を降っていきます。
石がに積まれた所を降っていきます。
程なくして、壊れたが見えてきます。
道なりに左へ曲がって降っていくと沢に出ます。
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滝見道入口
沢の中をジャブジャブと歩いてへ渡ります。
軽く登っていくと、した所や岩が露出してトラロープが張られた所を過ぎていきます。
正面に僅かに山並みを眺めながら、谷筋のに続く緩やかな小径を進んでいきます。
軽く登ってが茂る所を抜けていきます。
夏草が茂る小径を降って芝桜公園のある高みが見えてくると、海上林道にある滝見道入口に出ます。
尾の谷滝から9分ほどで戻って来られました。
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海上地区
左へ曲がりながらを降っていくと、眺めが広がってきます。
布滝への道が分かれていくを過ぎていきます。
芝桜公園があるの手前から右前方へ降っていく道を見送っていきます。
石碑が幾つか並ぶを過ぎていきます。
少し右へ曲がりながら進んでいくと、車を止めておいた駐車スペースに着きます。
滝見道入口から6分ほどで到着しました。
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