平石山
概 要 平石山は朝来市と神河町の境にある標高1061.2mの山です。 山頂の東側にある緩斜面が開けていて、山並みを見渡せます。 今回は千町峠を起終点として、平石山までの尾根ルートを往復します。
起 点 宍粟市一宮町 千町峠
終 点 宍粟市一宮町 千町峠
千町峠…鞍部…1033.8m峰…1042m峰…1040m峰…川上越…平石山…川上越…1040m峰…1042m峰…林道…鞍部…千町峠
所要時間 3時間20分
歩いて... 尾根には明瞭な道はありませんが歩くことは出来ました。 アセビやシダ類が密生する所があって、迂回したり藪漕ぎする場面もありましたが、傾斜が急ではないのは幸いでした。 尾根が分岐している所などには標識が設置されていてルートを示していました。 下山時の途中からは、尾根の西側にある林道を歩きました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
千町峠
朝来市を通る国道312号の朝来インター東交差点から国道429号に入って西進していきます。 神子畑選鉱場を過ぎて笠杉トンネルを抜けた所に森林基幹道「」の終点があります。 森林基幹道に入った所にがあります。 この図に載っている「千町峠」へ向かっていきます。 森林基幹道には、起点からの距離を示す白い標柱(100m毎)と緑の標識(500m毎)が点々と設置されています。 左右に道を分けて進んでいくと、「10.4km」地点の分岐にある記念碑「」に着きます。 右の道を見送って更に進んで「10.0km」地点まで来ると、朝来市側へ続く道が分かれていくがあります。 切通を見送って更に進んでいくと、「6.5km」地点の先に千町峠へのがあります。 左へ続く道を登っていくと、宍粟市と朝来市の境にある千町峠に着きます。 道幅が広がっていて、車を数台止めておける駐車スペースがあるので、ここに車を止めました。
森林基幹道に入っていくと「15.7km」の標柱が立っています。 案内図では「L=16.8km」となっていて距離が一致しませんが、「16.8km」には千町峠の東側までの枝道も含まれているように思えました。
森林基幹道 千町・段ヶ峰線 案内図
林道を利用されるみなさまへ
林道は森林の管理や木材を運搬するための道路です。 一般道に比べ危険を伴うことが多く次のことを理解したうえで利用してください。
・安全な通行速度は20km/h以下です。
・通行できない車輌は、積載重量20tを超える車輌、積載時延長12mを超える車輌
通行に当たって注意すること
・山間部を通り、未舗装で凸凹が多い。
・急カーブ急坂が多く道幅が狭い。
・落石や土砂崩れの危険性がある。
・ガードレールやカーブミラーが少ない。
利用に当たっての注意事項
悪天候や夜間は通行しないでください。
豪雨、強風、積雪、凍結、濃霧など気象条件が悪いとき、落石、土砂崩れ、倒木、スリップの恐れが多く危険です。
ほかの利用者の迷惑や自然環境に負荷をかけるスピードの出しすぎ、不法投棄など行わないでください。
林道を占有する時はあらかじめ下記事務所で許可を得てください。
(兵庫県、兵庫県光都農林振興事務所林道管理課)
千町・段ヶ峰線の概要
延長17,051m
利用区域面積2,181ha
工事期間平成4年度から平成24年度
事業費37億73百万円
題字 兵庫県知事 井戸敏三 書
鞍部
峠の南側にある古びた木の階段がになります。 以前には「平石山登山口」の標識が立っていましたが、この時には見掛けませんでした。 階段を登って尾根の背に出ると、「平石山」の(*)がありました。 防護網が設置されたを緩やかに登っていきます。 植林地へ入って緩やかになると、「団」「三」のがあります。 尾根は西にも続いていますが、桃テープが取り付けられた南の尾根を降っていきます。 植林地の斜面を降っていくと、浅い鞍部になった尾根を斜めに通る林道に出ます。 千町峠から4分ほどの所になります。 以前は尾根が続いていたように思えますが、林道の建設によって分断されたようです。
平石山を指す同様の標識はこの先にかけて幾つも見掛けます。 尾根が分岐している所にも取り付けられていて、大いに助かります。 「悠友山荘」の名前も書かれているので、千町峠にある悠友山荘の関係者の作のようです。 まだ新しいので、設置されてからあまり年月が経っていないようです。
林道を横切った正面の尾根に、先ほどと同様の真新しい「平石山」のが立っています。 手前には文字が消えてしまった標識もあって、正面の尾根を指しています。 林道とは1mほどの段差がありますが、桃テープも取り付けられているので、よじ登っていきます。 などが茂る尾根を登っていきます。 シダ類はすぐに減って、防護網沿いの歩き易いになります。 石標などは見掛けませんが、この辺りが地形図に載っている981m峰でしょうか。 傾斜が緩んできた尾根を進んでいくと、左の樹間からが見えます。 アセビが茂る所を進んでいくと、樹木が伐採された明るい所に出ます。
尾根にはが茂っていますが、歩ける所を探しながら進んでいけます。 程なくしてアセビが減って歩き易くなると、樹木に「平石山」のが取り付けられています。 またシダ類やアセビが茂ってくるので、尾根に続くの右や左の歩き易い所を探しながら進んでいきます。 次第に傾斜が増してきてシダ類が茂る尾根を登るようになると、また「平石山」のが取り付けられています。 次第に傾斜が緩んでシダ類が減ってくると、尾根は少し曲がっていきます。 緩やかになった尾根を進み始めると、また「平石山」の標識が取り付けられています。
倒壊したが続く尾根を進んでいきます。 右側の樹間から僅かにが見える所もあります。 樹木に邪魔されながら、左側にもが広がってきます。 引き続きが茂っていますが、行く手を阻むほどではないので助かります。 右側の樹木の先に出てみると、山並みを眺められる所もあります。 下には林道が見えますが、先ほど横切った林道のようです。
アセビが茂る所を過ぎていくとに出ます。 右側には、先ほどより広い範囲のが広がってきます。 次第に傾斜が増してきて、が茂る尾根を登っていきます。 シダ類が減ってホッとする所もあります。 振り返ると、段ヶ峰方面の山並みが広がります。
1033.8m峰
シダ類が茂る尾根を更に登っていくと、傾斜が緩やかになった所の樹木に「平石山」のが取り付けられています。 左側にはが広がります。 緩やかな尾根を進んでいくと、アセビが茂る高みに着きます。 千町峠から18分ほどの所になります。 中ほどに「千町峠」があるので、 ここが地形図に載っている1033.8m峰になるようです。 傍には「6058 B 国土調査」や「035 15 境界明確化」の短杭もありました。 周りには樹木が茂っていて展望は得られません。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
生い茂るを掻き分けるように進んでいきます。 アセビが茂る所を抜けるとになります。 軽く登っていくとになります。 程なくして、が増してきます。 を真っ直ぐ登っていくと、右から登ってくる尾根が近づいてきます。 右からの尾根を併せて左へ曲がると、植林地になった小峰に着きます。 1033.8m峰から4分ほどの所になります。 地形図によると、1033.8m峰の南西140m辺りにある標高1040mほどの高みになるようです。 中ほどには「平石山」の標識があって、その先の尾根を指しています。
僅かに降って、狭くなったを進んでいきます。 右側の樹間からが見えますが、樹木が邪魔をしています。 登り傾斜が増してくると、左側にが広がってきます。
次第に傾斜が緩やかになってくる尾根を登っていくと小峰に着きます。 1033.8m峰から7分ほどの所になります。 地形図によると、1033.8m峰の南南西200m辺りにある標高1050mほどの細長い高みになるようです。 周囲は樹木に囲まれて眺めは良くありませんが、左を振り返るとが少し見えます。
小峰を過ぎると、軽いになります。 すぐに歩き易いになります。 程なくしてになります。 明るくなった所に出ると、正面に1042m峰と思われる高みが見えてきます。 1033.8m峰から10分ほどの所になります。 正面の尾根にはアセビが一面に密生しています。 情報によると、以前にはアセビがずっと少なくて歩き易い尾根だったようです。 出た所の樹木には「平石山」のが取り付けられていて正面の尾根を指しています。 尾根にはが切り倒された所が見られるので、生い茂るアセビの中を進み始めますが、 足を取られて思うように歩けず、すぐに挫けてしまいました。
仕方がないので、密生するアセビを左からすることにしました。 左へ降っていくとすぐにが現れるので、網に沿って進んでいきます。 僅かな起伏で続くの傍には幸いにもアセビが少なくなっていて、何とか歩けました。 左にを眺めたりしながら進んでいきます。 アセビやシダ類が少し茂る防護網沿いを進んでいくと、 が取り付けられた木を見掛けますが、迂回ルートを示しているのでしょうか。 大きな樹木が生える所まで来ると、防護網は降っていきます。 迂回し始めて6分ほどの所になります。 益々シダ類も茂って歩き難そうになるので、ここで右へ曲がって、生い茂るアセビに向かっていきました。
少しシダ類が茂るを登っていきます。 程なくしてが現れます。 踏み跡が高みまで続いていれば良いがと思いながら登っていくと、が切り倒された所が現れます。 切り倒された木が散乱して切り株も多く残って歩き難くなっていますが、足元に注意しながらその上を歩いていきました。 防護網から離れてから2分半ほど登っていくと尾根の背に出ます。 中ほどには文字が消えた標識があって左を指しています。 傍には「1983 B 国土調査」と「058 15 境界明確化」の短杭もあります。 にはアセビが切り倒された所が続いています。 ここは左へ続くを進んでいきます。
1042m峰
に山並みを眺めながら、切り倒されたアセビの中を登っていきます。 アセビ帯を抜けると、雑木が茂って緩やかになった高みに着きます。 1033.8m峰から22分ほどの所になります。 手前には「1984 B 国土調査」と「059 15 境界明確化」のがあり、 中ほどの樹木には桃テープが取り付けられていました。 ここが地形図に載っている1042m峰になるようです。 情報によると「ヒシロガ峰」というようですが、その旨の標識類は見掛けませんでした。 周囲には樹木が茂っていて展望は良くなく、背後にが見える程度です。
この時には気が付きませんでしたが、左側に少し出た所から山並みを眺められます。
アセビが減って歩き易くなったを軽く降っていきます。 植林地の手前まで来ると、樹木に「平石山」の標識が取り付けられていて左を指しています。 正面には尾根が続いていますが、白い紐が張られています。 ここは標識が指すを降っていきます。
植林地と雑木林を分けるを降っていきます。 程なくしてになります。 再びになると、「国土調査」の短杭が点々と設置されています。 植林地の縁を軽く降っていくと、白い紐が張られています。 1042m峰から4分ほどの所になります。 袂には「団」のと「1989 B 国土調査」の短杭があります。 標識類は見掛けませんが、ここはを降っていきます。
植林地の縁を降っていくとになります。 倒木を避けたりしながら進んでいくとになります。 倒木が散乱気味のを軽く登っていきます。 僅かなに着いて、その先へ降っていきます。 傾斜が緩やかになると、シダ類が茂る鞍部に着きます。 1042m峰から10分ほどの所になります。 地形図によると、1042m峰1040m峰の間にある標高1000mほどの尾根になるようです。
1040m峰
になった尾根を進んでいきます。 少し傾斜が緩んで右へ曲がり始める所まで来ると、樹木に「平石山」のが取り付けられています。 そのすぐ先には「団」のと「6000 B 国土調査」の短杭があって、樹木に白ペンキで矢印も書かれています。 植林地と雑木林を分けるを登っていきます。 傾斜が緩やかになると高みに着きます。 1042m峰から18分ほどの所になります。 樹木には文字が消えた標識が取り付けられています。 ここが地形図に載っている1040m峰になるようですが、その旨の標識類は見掛けません。 周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
緩やかになった尾根を進んでいくとになります。 植林地の尾根を降っていくと、次第にになってきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、樹木に「平石山」の標識が取り付けられ、白い紐が張られています。 1040m峰から3分ほどの所になります。 正面にも尾根が続いていますが、標識が指すを降っていきます。
植林地の縁を降っていくと、程なくしてになります。 を過ぎていくと降り坂になります。 僅かなに着いて、その先へ登り返していきます。 傾斜が緩やかになると、「団」のと「6015 B 国土調査」の短杭があります。 登り坂になった尾根を軽く登っていくと、少しアセビが生える僅かな高みに着きます。 地形図に載っている標高1010mほどの細長い尾根になるようです。
アセビが少し生える高みを過ぎて、を降っていきます。 左の樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。 になった尾根を軽く降っていきます。 尾根が二手に分かれる所まで来ると、樹木に「平石山」の標識が取り付けられています。 1040m峰から14分ほどの所になります。 地形図によると、1040m峰から南へ延びる標高1000mほどの尾根の先端付近になるようです。 傍には「団」の石標と「6025 B 国土調査」の短杭があって、正面の尾根には白い紐が張られています。 ここは標識が指すを降っていきます。
川上越
傾斜が増してきたを降っていきます。 緩やかなに着いて、その先へ登り返していきます。 「6032 B 国土調査」の短杭があってアセビが少し茂る僅かなを越えていきます。 尾根を軽く降っていくと、標高960mほどの鞍部に着きます。 1040m峰から20分ほどの所になります。 右側の樹木には、向こう側を向いた「川上」のが取り付けられています。 標識が指す右側へ降っていくがあります。 ここは川上地区栃原地区を結ぶ道が尾根を越えていくになっているようです。 左側にも踏み跡が続いているかどうかの確認は怠りました。
傾斜が増してくるを登っていきます。 鞍部から4分ほど登ってくと、次第にが剥き出した尾根になってきます。 アセビが少し茂る所を登っていくと左の樹間から僅かにが見えますが、 方角からすると段ヶ峰から達磨ヶ峰に続く稜線のようです。 岩が剥き出したを更に登っていきます。 傾斜が緩やかになって尾根の肩のような所に着くと、樹木に「平石山」の標識が取り付けられています。 川上越から7分ほどの所になります。 平石山の北西300m辺りにある標高1000mほどの尾根になるようです。 傍には「6041 B 国土調査」の短杭があります。
緩やかになった尾根を進んでいくと、程なくしてになります。 周囲が明るくなってくる尾根を登っていくと、次第にが茂るようになります。 右側の樹間からが見える所を過ぎていきます。 左を振り返って広がるを眺めながら、シダ類が茂る尾根を登っていきます。 左側の樹木が減って、広がってくる尾根を登っていきます。
何度も振り返って、次第に開けてくるを眺めながら登っていきます。 シダ類が茂る尾根を登っていくと、次第にも生えるようになります。 歩き易い所を探しながらを登っていきます。 が茂るようになった所を登っていきます。 程なくして、背の高い密生するアセビが尾根を覆い尽くすようになります。 川上越から18分ほどの所になります。 歩けそうな所を探しますが、とても突破していけそうにありません。 仕方がないので、何とか歩けそうなのシダ類が茂る所を迂回していくことにしました。
左へ曲がって、を眺めながら軽く降っていきます。 すぐに右へ曲がって、が茂る斜面を横切るように進んでいきます。 茂り始めるを掻き分けるように進んでいきます。 あまり斜面を横切るように進んでいくと山頂を通り越してしまいそうに思えたので、 時々右側に茂るアセビの中にある僅かな踏み跡のような所を探ったりしながら進んでいきました。 途中にはを眺められる所もあります。 試行錯誤しながら進んでいくと、シダ類が茂る明るい緩斜面が正面に見えてきます。 迂回し始めてから5分ほどの所になります。 その手前から右へ曲がって斜面を登っていきました。
平石山 (標高1061.2m)
シダ類が茂るを登っていきます。 程なくして、シダ類やアセビがなくてが見える所に出ます。 右には標識が幾つか取り付けられた樹木があります。 奥の樹木には「平石山1061メートル」のがあります。 手前の樹木には「平石山1061m」のが取り付けられていて、可愛らしいハートマークが添えられていました。 「平石山頂そこ」のもあって左を指しています。 「そこ」って何処だと探していると、数m先のアセビが疎らに茂る所に「朽原」がありました。 ここが地形図に載っている1061.2m峰平石山になるようです。 川上越から25分ほど、千町峠から1時間44分ほどで登って来られました。
山頂の周りには樹木が茂っていて展望は良くありませんが、 東側にあるシダ類が茂るに出ると山並みが広がります。
正面の山肌に見えている崖が露出した所には、千町峠から生野高原カントリークラブ方面へ降りていくが見えます。 この時には一面にシダ類が茂るですが、冬枯れの季節には快適な斜面になるのでしょうか。 お昼には少し早い時刻でしたが、景色を眺めながら昼食タイムにしました。
お腹が満ちたところで、平石山から下山していきます。 登ってきたルートにはアセビが茂っていたので、そこよりも歩き易いと思える緩斜面の横から降ることにしました。 緩斜面からを眺めてから、 アセビが茂る下に続くを横切るように進んでいきます。 右側に広がるを眺めながら進んでいきます。 は茂っていますが、登ってきたルートに比べれば楽勝です。 少し左へ曲がりながら斜面を横切っていくと、山並みの見える範囲も変わってきます。
シダ類が茂るを更に横切っていきます。 樹木が生える所を抜けると、シダ類が茂るに出ます。 広がる山並みを眺めながら斜面を横切っていくと、平石山へ登っていったに出ます。 出た所は、背の高いアセビが茂るようになる少し手前でした。 平石山から7分ほどで出られました。 右へ曲がって、正面に広がる山並みを眺めながら、シダ類が茂る元来た尾根を降っていきます。
川上越
シダ類が茂る所が終わって、の尾根を降っていきます。 傾斜が緩やかになってくる尾根を進んでいくと、「平石山」の標識が取り付けられた樹木があるのような所に着きます。 平石山から12分ほどで着きました。 傾斜が増してきた尾根を降っていくと、が剥き出した尾根になります。 岩が減ってになった尾根を進んでいきます。 尾根を降って標高960mほどの鞍部になると、「川上」の標識がある川上越に着きます。 平石山から17分ほどで着きました。
軽く登っていくと、「6032 B 国土調査」の短杭があってアセビが少し茂る僅かなを越えていきます。 緩やかなに着いて、その先へ登り返していきます。 傾斜が増してきた尾根を登っていくと、「平石山」の標識が取り付けられた樹木があるに出ます。 川上越から6分ほどで着きました。 白い紐が張られていて、「団」の石標と「6025 B 国土調査」の短杭もあります。 右へ曲がって、緩やかになった尾根を軽く登っていくと、標高1010mほどの細長い尾根に着きます。
1040m峰
になった尾根を進んでいきます。 僅かなに着いて、その先へ登り返していきます。 伐採木を過ぎて植林地の縁を登っていくと、 白い紐が張られて「平石山」の標識があるに出ます。 右へ曲がって、になった尾根を登っていきます。 傾斜が増してくる尾根を登っていくと、文字が消えかかった標識が取り付けられた樹木がある1040m峰に着きます。 川上越から21分ほどで着きました。
植林地と雑木林を分けるを降っていきます。 少し左へ曲がり始める所まで来ると、 「団」の石標と「6000 B 国土調査」の短杭を過ぎた所に「平石山」のが取り付けられた樹木があります。 少し左へ曲がって降っていくと、1040m峰1042m峰の間にある標高1000mほどのシダ類が茂るに着きます。 鞍部の先へ少し登っていくと、僅かなを越えていきます。 倒木が散乱気味の尾根を軽く降っていくと、緩やかな尾根になります。
1042m峰
植林地の縁を登っていくと、白い紐が張られたに出ます。 袂には「団」の石標と「1989 B 国土調査」の短杭があります。 標識類は見掛けませんが、右へ続くを登っていきます。 緩やかになった先に続く植林地と雑木林を分けるを登っていきます。 山頂が近づいてくると、白い紐が張られて「平石山」のが取り付けられた樹木があります。 右へ曲がって尾根を軽く登って森の出口まで来ると、 「1984 B 国土調査」と「059 15 境界明確化」の短杭がある1042m峰に着きます。 1040m峰から17分ほどで着きました。 登ってくる時には気が付きませんでしたが、東側へ少し出ると山並みを見渡せる眺めが広がります。
が一面に密生する尾根に出て、その中に続くアセビが切り倒された所を真っ直ぐ進んでいきます。 1分も進まない所に、アセビが切り倒されたがあります。 中ほどには文字が消えた標識があって、傍には「1983 B 国土調査」と「058 15 境界明確化」の短杭もあります。 登り時に来た道は右へ降るのですが、も何とか歩けそうな様子だし、左前方に林道も見えているので、正面へ進んでいきました。 切り倒された木が散乱して切り株も多く残って歩き難くなっていますが、足元に注意しながらその上を歩いていきました。 一番低くなった所に着くと、左へ分かれていく踏み跡がありました。
林道
アセビが切り倒された跡をこのまま登っていくと1033.8m峰に行けそうですが、 アセビやシダ類が茂る所を歩く気力も失せてきたので、すぐ左に通るを歩くことにしました。 シダ類が茂る所を進んでいくと、すぐに林道が大きく曲がっている所に出ました。 1042m峰から5分ほど、平石山から1時間ほどで降りて来られました。 正面にはが広がっていました。 建設機械があって林道はまだ完成していない様子ですが、登ってきた時に尾根から林道が見えたことだし、 千町峠まで続いているだろうと信じて、続く地道の林道を歩いていきます。
等高線に沿うように曲がりながら続くを進んでいきます。 僅かに降り基調の緩やかな道で、車も十分に通れるだけの幅で続いています。 アセビやシダ類が茂る尾根に比べると天国であります。 振り返ると、生い茂るアセビの先にが見えます。 軽いになった林道を進んでいきます。 樹木に邪魔されながらも山並みが見えてきます。 遠くの方には、幾重にも連なるも見えます。
鞍部
また少し降り坂になる林道を進んでいくと、右側がになってきます。 左から右へ少し曲がりながら降っていくとになります。 前後で道の様子は変わらないようですが、何故ここだけ舗装されているのはよく分かりませんでした。 舗装区間を150mほど降っていくと再びになります。 右の尾根とのが少なくなった所を過ぎていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくと、浅い鞍部になった尾根を横切っていきます。
千町峠
尾根を横切ると、すぐの所から地形図に実線で載っているが右へ分かれていきます。 右の林道は見送って、続く林道を進んでいきます。 小尾根の先端を道なりに左へ回り込んで、低くなってくるに沿って進んでいきます。 正面の尾根に建つ悠友山荘が見えてくるとに出ます。 左へ曲がったすぐの所に、車を止めておいた駐車スペースがあります。 林道に出た所から18分ほどで到着しました。
千町峠への出口に「」の看板がありますが、 境界標柱の「3」というのが、最初の尾根で見掛けた「団」「三」の石標のようなので、 尾根の西側に続く今回歩いた林道は載っていません。