近畿自然歩道 兵庫県北端猫崎半島をめぐる道(切浜バス停〜竹野浜バス停)
近畿自然歩道は、私達の生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、
身近に歴史や自然とふれあえるよう整備したものです。
コースには道しるべがありますのでそれにしたがってください。
【はさかり岩】
切浜から浜須井に向かう海岸道路の下の海から突き出した2つの岩柱の間に、
直径3〜4mの丸い岩が挟まった奇観で、そのために「はさかり岩」の名で呼ばれています。
【鷹野神社】
賀島天神など複数の神を祭神として祀り、船絵馬や方角石など北前船の遺産を多く残しています。
「浜の天神さん」として親しまれています。
【北前船】
竹野は北前船の寄港により、江戸時代から明治末期にかけて海漕業の村として栄えました。
館内の北前船資料室には、各地の文化・風俗を運んだ商船、北前船の歴史を物語る貴重な資料が展示されています。
【竹野浜】
遠浅の澄んだ海と白い砂浜、山陰海岸随一の海水浴場として古くから知られています。
5月の「北前まつり」や7月の花火大会等、様々なイベントが竹野浜を中心に繰り広げられます。
コースの見どころ
【淀の洞門】
切浜の北端の岬に、日本海の海蝕作用によって造られた洞窟は高さ約19メートル。
神代の昔よりあるといわれ、スサノオノミコトの伝説が語り継がれている。
【休暇村竹野海岸・竹野スノーケルセンター・ビジターセンター】
山陰海岸国立公園内での自然観察、野外活動の拠点施設として整備されたレクリエーションエリアです。
宿泊施設、野外活動施設があり、エリア内のスノーケルセンターでは、竹野海中公園の自然を紹介する展示、
スノーケリングによる磯や海中の自然観察指導を行っています。
【猫崎半島】
兵庫県最北端にあるこの半島は、沖合からみると猫が両耳を立てた姿に似ているのでこの名がついたと言われています。
半島の西側には波食棚が発達し、棚上には直径20〜50cmの甌穴群が見られます。
また、半島内の賀嶋公園からは、勇壮な日本海を望むことができます。
環境省・兵庫県