須留ヶ峰
概 要 須留ヶ峰は、養父市と朝来市の境にある標高1053.5mの山です。 山頂からの眺めは良くありませんが、手前にある大杉山からは山並みを見渡せる眺めが広がります。 今回は餅耕地地区から谷筋を登って林道に出て、林道終点から大杉山へ登り、須留ヶ峰まで往復するルートを歩きます。
起 点 養父市 餅耕地地区
終 点 養父市 餅耕地地区
餅耕地地区…餅耕地林道終点…大石…公団林道出合…公団林道終点…鞍部…大杉山…須留ヶ峰…大杉山…鞍部…公団林道終点…公団林道出合…大石…餅耕地林道終点…山神社…餅耕地地区
所要時間 5時間50分
歩いて... 要所に標識が設置されテープなども取り付けられていて、ルートは分かり易くなっていました。 傾斜が急な所もありましたが、季節柄それほど大汗を掻くこともなくて済みました。 綺麗な紅葉を期待していたのですが、何処も枯れた様子になっていて、残念ながら鮮やかな紅葉には出会えませんでした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
餅耕地地区
北近畿豊岡自動車道(国道483号)の養父ICの下の浅野交差点から、県道70号を南下していきます。 石ヶ堂古代村への道を左に分けていくと、餅耕地川に架かる広瀬橋の手前に十字路があります。 角には「須留ヶ峰登山口」などの大きなが立っていて、右へ分かれていく道を指しています。 右の道へ入って餅耕地地区を進んでいきます。 餅耕地下バス停や餅耕地バス停を過ぎて民家が無くなった狭い道を進んでいくとがあります。 角には「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したがあります。 ここで登山道が「一般コース」と「ベテランコース」に分かれています。 橋を渡って右へ続く「一般コース」は公団林道になっていて分かり易い道のようですが、かなり距離が長くなるようなので、 今回は「ベテランコース」を登ることにしました。 木製の大きな鳥居(*)をくぐって林道餅耕地線を登っていくと、河川敷に降る道が右へ分かれる所に小さな駐車スペースがあるので、 ここに車を止めました。
*後日に来てみると、木製の大きな鳥居はなくなっていました。
須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内図
須留ヶ峰登山
公団林道が出来て一般の登山者には最適のコースです。 中腹から望む須留ヶ峰は力強く感じます。 途中にはブナ林が点在し春の新緑、秋の紅葉の美しさは見事です。 頂上からは氷ノ山、妙見山、生野段ヶ峰、天滝、但馬空港が見えます。 天候の条件が良いと日本海も望むことができます。
(樋釜岩群の下までは4駆で30分で行けます)
公団林道の通行は許可が必要です(養父市森林組合)
林道 餅耕地線 起点
幅員W=3.0m 延長L=733.0m
案内板では須留ヶ峰からは展望が広がるとのことですが、山頂は樹木に囲まれていて展望は得られないので、 手前にある大杉山の事を意味しているように思えます。 また、ベテランコースの登山時間は「約2時間20分」となっていますが、 今回は案内板からそれほど離れていない所にある駐車スペースから大杉山まで2時間28分、更に33分で須留ヶ峰に着きました。 案内板の所要時間と比べてかなり遅いペースですが、 山頂からの眺めの記述からすると大杉山までの所要時間なのかも知れません。
の脇にある「砂防指定地餅耕地川」の看板を過ぎて傾斜が緩やかになると、 左へ戻るようにして登っていく未舗装の林道が分かれていきます。 左の林道を見送ったすぐの所にあるを過ぎて、林道を登っていきます。 次の砂防ダムを流れ落ちる水音を聞きながら進んでいくと、河川敷に降る道が右へ分かれる分岐があります。 砂防ダムの上流にあるは平らで広くなっていて、車を何台も止められそうな様子でした。 左側にはがあって、岩壁を水が流れ落ちています。 水を通すためと思われるパイプも設置され、柄杓も置かれていました。
砂防指定地餅耕地川
この土地の区域内において、宅地造成家屋の新築土採取等の行為をする場合は、県知事の許可が必要ですから八鹿土木寺務所にご相談下さい。
河川敷への分岐の少し先に、苔生した樋で導かれた水が流れ落ちているがあります。 その少し先に分岐があります。 駐車スペースから6分ほどの所になります。 入口にはが立っていて、「右 山神社参道」「左 すりが峯登山道」となっています。 右の道は沢の傍にあるへ続いていますが、 下山後に訪ねることにして、このまま林道を進んでいきます。
数10mの未舗装区間を過ぎて再び舗装された林道を進んでいきます。 餅耕地川の右岸に続く林道を登っていくと、の脇を過ぎていきます。 左へ戻るようにして登っていく未舗装の林道を見送ったすぐの所にが架かっています。 手前には「ごみ捨て禁止」の看板が立っています。 橋を渡って、餅耕地川の左岸に続くようになった林道を登っていきます。 川がに分かれる所を過ぎていくと、未舗装になった先に分岐があります。 駐車スペースから16分ほどの所になります。 左にはコンクリート橋が架かっています。 角にはが立っていて、 正面の道は「須留ヶ峰3.4km約110分」、左の道は「しゃくなげ自生地」、今来た道は「下山 餅耕地村へ1.4km約30分」となっています。 道標には「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したも取り付けられていますが、 「現在地」以外は、最初の鳥居の所にあったのと同様の内容でした。
分岐の手前が少し広がっているので、車を何台か止められそうな様子でした。
ごみ捨て禁止
ごみを捨てると法律により処罰されます。
養父市保健衛生推進協議会養父支部
大空高くそびえたる 姿うるわし 須留ヶ峰
餅耕地林道終点
左の道は見送って、正面に続く舗装路になったを登っていきます。 餅耕地川にあるを眺めたりしながら登っていきます。 傾斜が緩やかになって未舗装になると、林道餅耕地線終点になります。 駐車スペースから18分ほどで着きました。 小広くなっていて車を何台か止められそうですが、車を回転させるための場所のように思えました。 ここには標識類は見かけませんが、正面の僅かな沢に架かるの先に続く山道を進んでいきます。
林道餅耕地線の路面は荒れていないので、ここまで車で登って来られなくもありませんが、 幅員は3mと狭いので、対向車があった場合にはすれ違いに苦労しそうです。
小橋の先へ軽く登っていくと、すぐにへ降りていきます。 橋は架かっていませんが流れる水は多くないので、石の上を歩いて向こう岸へ渡っていきます。 が多く見られる所を横切って、沢沿いに登っていきます。 脇の樹木には桃色などのテープが要所に取り付けられていて、ルートを示していました。 岩の上に乗ったの脇を過ぎて登っていきます。 沢を流れる水音を聞きながら登っていくと、太い丸太を数本束ねた丸太橋が架かっています。 餅耕地林道終点から5分ほどの所になります。 丸太は苔生していますが、上面にはのようなものが敷かれていて、滑り難くなっているので助かります。 丸太が古くなって少し撓んだりするので、折れたりしないかと心配しながら慎重に渡っていきました。
大石
丸太橋を渡って左へ曲がり、谷筋のを登っていきます。 「保安林」のを過ぎていきます。 かなりがあって次第に膨ら脛が痛くなってきました。 左下を流れる沢にあるの水音を聞きながら登っていきます。 少し緩やかになったりしながら続く道を登っていくと、大きな岩が現れます。 餅耕地林道終点から11分ほどの所になります。 岩の袂には「大石で一寸一服」のが立っていて、脇には自然木の杖らしきものが何本か置かれていました。 「一寸一服」とは言っても山道に入ってからそれほど歩いていないので、休まずに通過していきました。
大石で一寸一服
標高480m
ごみに協力 火に注意
傾斜が増してがゴロゴロする道を登っていきます。 緩やかになったり急になったりする道を登っていくと、沢にが見えてきますが、 その手前にトラロープが張られた急坂があります。 『どうやら道が付け替えられたようだ』と思いながら、ロープに掴まりながら急坂を登っていきました。 急坂はすぐに終わって緩やかな道になります。 左下の沢にはもう一つのが見られました。 道なりに右へ曲がりながら進んでいくと、2番目の丸太橋が架かっています。 餅耕地林道終点から15分ほどの所になります。 最初の橋と同様に、のようなものが上面に敷かれているので助かります。
丸太橋を渡ると、が左から登って来ていますが、 以前の丸太橋を渡ってくる旧来のルートのようです。 右へ曲がって、谷筋のを登っていきます。 岩がゴロゴロするを眺めながら登っていきます。 傾斜が緩やかになってくると、3番目の丸太橋が架かっています。 餅耕地林道終点から19分ほどの所になります。 ここでも麻袋のようなものが敷かれた上を、少し撓むのを気にしながら渡っていきました。
丸太橋を渡って、引き続き取り付けられているテープを確認しながら登っていくと、 が目立つようになります。 岩の脇を過ぎて、が幾つも頭を出す所を登っていきます。 傾斜が緩やかになってが現れると、4番目の丸太橋が架かっています。 餅耕地林道終点から24分ほどの所になります。 橋の上に登るためにの切れ込みが入れてあって、何とも親切ではあります。
丸太橋を渡って、谷筋のを登っていきます。 次第に道がはっきりしなくなるを登っていきます。 狭まってくる谷筋を登っていくと、沢の右側にが見えてきます。 道標の傍まで行くと、僅かに水が流れるを渡っていきます。 餅耕地林道終点から29分ほどの所になります。 道標には、この先の道は「須留ヶ峰2.6km約90分」「岩滝300m」、今来た道は「下山 餅耕地村へ2.2km約50分」となっています。 「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したも取り付けられています。 何故だか下流側を向いていて見難くなっていましたが、内容はこれまでのと同様でした。 道は道標の所を左へ曲がり、すぐ先を右へ曲がって登っていきます。 曲がり角から分かれて行く小径が岩滝へ続いているようです。 曲がり角には「第二登山道」のが立っていて、右へ曲がっていく道を指しています。 ここまでの道では「第一登山道」という標識は見かけませんでしたが、何処にあるのでしょうか。
餅耕地林道終点の手前にあった道標では「須留ヶ峰3.4km約110分」となっていました。 標準時間はここまでは20分(110分-90分)ほどのようなので、今回は標準よりかなり遅いペースになりました。
谷筋から離れて、右へ戻るようにしてを登っていきます。 程なくして左へ曲がって、明るくなってきたを登っていきます。 樹木に隠れ気味ながら左の谷筋に滝が少し見えてきますが、 先ほどの道標にあったでしょうか。 かなり傾斜があって、膨ら脛が痛くなってきました。 右・左と折れ曲がって、更に斜面を登っていきます。
剥き出したを過ぎていくと、緩やかな道になります。 傾斜が増したり緩やかになったりする道を登っていきます。 僅かに降るようになると、の傍に出ます。 少し曲がりながら続く道を登っていきます。
公団林道出合
傾斜が増してする道を登っていきます。 再び涸れ沢の傍に出ると、が現れます。 少し右へ曲がって、防護網沿いに登っていきます。 石がゴロゴロするを登って防護網が途切れた間を抜けていくと、 左右に通る公団林道に出ます。 餅耕地林道終点から48分ほどで登って来られました。 正面にはが立っていて、 左の道は「須留ヶ峰1.9km約70分」、今来た道は「下山 餅耕地村へ2.9km約70分」となっています。 道標には「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したも取り付けられていますが、 「現在地」以外は、最初の鳥居の所にあったのと同様の内容でした。
「第二登山道」の標識が立つ沢筋にあった道標では「須留ヶ峰2.6km約90分」となっていたので、 ここまでの標準時間の20分(90分-70分)とほぼ同じペースで登って来られました。
公団林道終点
林道を左へ進んでいくと、すぐに土管が埋設されたを渡っていきます。 を3分ほど軽く登っていくと、小広くなった公団林道終点に着きます。 ここからは、右へ続くを登っていくのですが、その前に水分補給などをしながらひと休みしていきました。 登って来た林道を振り返るとが聳えていますが、 方角からすると、これから向かう大杉山のようです。
落ち着いたところで、支尾根に続く山道を登っていきます。 入口にはこれまでと同様のが立っていて、 右へ続く山道は「須留ヶ峰1.8km約70分」、今来た道は「下山 餅耕地村へ3km約70分」となっています。 道標には「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したも取り付けられていますが、 「現在地」以外は、最初の鳥居の所にあったのと同様の内容でした。 「山頂1048m」の所に「大杉山」と書き込まれていて、須留ヶ峰は「1053.5m」と書かれた所である矢印も書き込まれていました。 別のも立っていて、右の山道は「須留ヶ峰登山 頂上まで2km約60分」となっています。 標識の間から始まる良く踏まれたを登っていきます。
(今回はここから大杉山まで1時間12分ほどかかりました)
程なくして現れるに沿って支尾根を登っていきます。 次第に傾斜が増してくる尾根を5分ほど登っていくと、尾根の背を外れてを進むようになります。 剥き出したの脇を登っていきます。 傾斜が増してくると木の階段も見られます。 斜面を3分ほど進んでいくと、道は曲がっていきます。 傾斜が増した斜面を左・右と曲がりながら登っていくと、公団林道終点から10分ほどで支尾根の背に出ます。
左へ曲がって、を登っていきます。 急な尾根を2分半ほど登っていくと、尾根の背を外れてを進むようになります。 緩やかになったり傾斜が増したりするに続く道を登っていきます。 程なくして軽く降るようになるとの脇に出ます。 谷筋の右側を登っていくと、大きな岩のある所で涸れ沢を渡っていきます。 公団林道終点から19分ほどの所になります。
左へ曲がって沢から離れ、斜面を登っていくとに出ます。 右へ曲がって、を登っていきます。 右・左と曲がってを登るようになると、 樹木の袂に「須留ヶ峰登山」の標識がありました。 公団林道終点から27分ほどの所になります。
鞍部
雑木林のを横切るようにして登っていきます。 一旦緩やかになって再び傾斜が増してくる斜面を登っていくと、 「須留ヶ峰登山 頂上まで1km約35分」のが立っています。 標識を過ぎた少し先を右へ曲がっていきます。 根元から幹が何本かに分かれているの所を道なりに左へ曲がっていきます。 少し右へ曲がりながら登っていくと、稜線にある鞍部に着きます。 公団林道終点から37分ほどで登って来られました。 登り着いた稜線は、大杉山から南へ延びる尾根になります。 中ほどにはが立っていて、 右の道は「須留ヶ峰1km約35分」、今来た道は「下山 餅耕地村へ4km約90分」となっています。 道標には「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したも取り付けられていますが、 「現在地」以外は、最初の鳥居の所にあったのと同様の内容でした。
公団林道終点にあった道標「須留ヶ峰1.8km約70分」によると、 標準時間の35分(70分-35分)から少し遅いペースで登って来られたことになりますが、 「須留ヶ峰登山 頂上まで2km約60分」の道標による25分(60分−35分)と比べると、かなり遅いペースになります。
道標に従って、に続く道を登っていきます。 左・右と曲がりながらを登っていきます。 何度か曲がりながら登っていくと、鞍部から4分ほどで緩やかなに出ます。 アセビが目立つようになった尾根を緩やかに登っていくと、僅かな高みに着きます。 鞍部から5分ほどの所になります。 地形図によると、鞍部の北西100m辺りにある標高900mほどの高みになるようです。
僅かなになった尾根を進んでいきます。 緩やかな所を過ぎていくと軽いになってきます。 尾根には「国土調査」のが点々と設置されていますが、 手元の地図によると、養父市と朝来市の境界尾根になるようです。 緩やかになったり登り坂になったりしながら続く尾根を進んでいくと、僅かな高みに着きます。 鞍部から13分ほどの所になります。 地形図によると、標高920m辺りの緩やかな尾根になるようです。
僅かに降って、その先のを登っていきます。 根元から幹が何本かに分かれたの脇を過ぎていきます。 次第にが増してきて、膨ら脛が痛くなってきました。 傾斜が緩やかになってくると、尾根の肩のような所に着きます。 鞍部から25分ほどの所になります。 地形図によると、標高1000mほど緩やかな尾根になるようです。 脇には「下山 餅耕地村へ」のが立っていて、今登って来た道を指しています。 傍には「四」のタイルが嵌めこまれたや「761 D1 国土調査」の白頭短杭もあります。
大杉山 (標高1048m)
少し右へ曲がって、歩き易くなったを登っていきます。 次第にが増してくる尾根を登っていきます。 幅が広がってくる尾根を登っていくと、上の方にらしき明るい所が見えてきます。 が茂る所を膝で掻き分けながら登っていくと、小広くなった大杉山の山頂に着きました。 鞍部から34分ほど、公団林道終点から1時間12分ほどで登って来られました。 があって、地形図に載っている1048m峰になるようです。
鞍部にあった道標「須留ヶ峰1km約35分」の「須留ヶ峰」がこの大杉山を意味しているとすると、 標準時間とほぼ同じペースで登って来られたことになります。
山頂にはが立っていて、 右の道は「大屋町宮本へ」、左の道は「須留ヶ峰1053.5m約30分」、今登って来た道は「養父町餅耕地へ」となっています。 袂には「大杉山1048m」の板が落ちていて、「704 D1 国土調査」の白頭短杭や「五」のタイルが嵌めこまれたなどもありました。 これまでに何度も見かけたのと同様の「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題したもあります。 「須留ヶ峰展望案内」と題したもありますが、少し色あせて見難くなっていました。 一部が樹木に隠れていますが、北西から東の方角にかけて、山並みを見渡せる眺めが広がります。 南東の方角にも少しが見えました。 景色を眺めながら休憩していきました。
北西側の眺め, 北側の眺め, 東側の眺め
「須留ヶ峰展望案内」の各方面に延ばされた線を時計回りに辿っていくと、 氷ノ山・天滝・扇ノ山・鉢伏山・妙見山・蘇武岳・三川山・来日岳・コウノトリ但馬空港・西床尾山・大江山・粟鹿山・青倉山・千ヶ峰・段ヶ峰・雪彦山・後山・三室山へ繋がっていました。
落ち着いたところで、須留ヶ峰へ向かってを降っていきます。 岩が剥き出した所を降って歩き易くなると、左側にがありました。 大杉山の名前の由来になっている木だとのことです。 が茂る所を少し左へ曲がり、 広くて快適なを緩やかに降っていきます。 軽く登るようになると、大杉山から8分ほどで僅かな高みに着きます。 地形図によると、大杉山の南西に延びる標高990mほどの緩やかな尾根になるようです。
高みを過ぎて、軽いになった尾根を進んでいきます。 尾根には引き続き「国土調査」の白頭短杭が設置されています。 浅い鞍部に着いて登り返して、が茂る所を過ぎていきます。 次第に傾斜が増してくる尾根を登っていくとが近づいてきます。 息を弾ませながら登っていくと、大杉山から17分ほどで小峰に着きます。 地形図によると、大杉山の南西500m辺りにある標高1020mほどの高みになるようです。
少し曲がって、軽く降っていきます。 傾斜が緩やかになってに出ると、 左側にはが広がります。 軽く登ったり降ったりしながら尾根を進んでいきます。 緩やかになった鞍部に着くと、右側にはが広がっていました。
鞍部を過ぎて、になった尾根を進んでいきます。 枯れたものもあるが茂る所を登っていきます。 かなり傾斜があって膨ら脛が痛くなってくるので、立ち止まっては振り返り、 先ほどのを眺めたりしながら登っていきました。 シダ類がなくなった尾根を登っていくと、「745 D1 国土調査」の白頭短杭がある小峰に着きます。 大杉山から29分ほどの所になります。 地形図によると、須留ヶ峰の東南東150m辺りにある標高1040mほどの高みになるようです。
須留ヶ峰 (標高1053.5m)
少し降ってからいきます。 程なくして、アセビが茂るが近づいてきます。 今来た道を指す「大杉山」のを過ぎていきます。 「鳥獣保護区」の赤い標識を過ぎてアセビの脇を登っていくと、須留ヶ峰の山頂に着きます。 大杉山から33分ほどで到着しました。 中ほどには「須留ヶ峰」があるので、地形図に載っている1053.5m峰になるようです。
鳥獣保護区
兵庫県
脇には少し古びた「須留ヶ峰1053.5m」の標柱が立っています。 山頂は刈り払われていますが、周囲に樹木が茂っていて展望は広がりません。 北東の方角には僅かにが見えました。 山頂の様子を確認したら、アセビが茂るを引き返していきます。
少し降ってから登り返していくと、標高1040mほどのに着きます。 樹間から大杉山などを眺めながら降っていきます。
が茂る急な所を降っていきます。 に着いて、 左側に広がるを眺めていきます。 軽く登ったり降ったりしながら緩やかな尾根を進んでいきます。 右側にが広がる明るい所を過ぎて登っていくと、 須留ヶ峰から13分ほどで、標高1020mほどの小峰に着きます。
大杉山 (標高1048m)
少し左へ曲がりながら、急な尾根を降っていきます。 が茂る所を過ぎて降っていくと緩やかな尾根になります。 軽いになった尾根を進んでいくと、 標高990mほどの緩やかなに着きます。 軽く降って登り返していきます。 剥き出したを過ぎてアセビが茂る所を登っていきます。 少し右へ曲がって、歩き易くなったを進んでいくと、 須留ヶ峰から33分ほどで大杉山に戻ってきました。 お昼を少し過ぎた時刻になったので、具合が良さそうなに腰掛けて、景色を眺めながら昼食タイムにしました。
お腹が満ちて眺めも堪能したところで、大杉山から下山していきます。 が茂る所から元来た尾根を降っていきます。 アセビが茂り気味のを暫く降っていきます。 一旦緩やかになって再び降り坂になった尾根を進んでいくと、 「下山 餅耕地村へ」の標識が立ち「四」のタイルが嵌めこまれた石標などがある標高1000mほどの緩やかなに着きます。 少し左へ曲がって、傾斜が増してきた尾根を降っていくと、根元から幹が何本かに分かれたの脇を過ぎていきます。 傾斜が緩やかになって僅かに登るようになると、 大杉山から13分ほどで、標高1000mほど緩やかなの高みに着きます。
鞍部
が茂る尾根を軽く降っていきます。 僅かに左にを眺めながら、緩やかになったり軽い降り坂になったりする尾根を降っていきます。 登り坂になってくると、標高900mほどの僅かなに着きます。 少し左へ曲がって、広くなったを右・左と何度か曲がりながら降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになってくると、案内図が取り付けられた道標が立つ鞍部に着きます。 大杉山から23分ほどで降りて来られました。
テープが取り付けられたから、戻るようにして左へ降っていきます。 根元から幹が何本かに分かれているの所を右へ曲がっていきます。 その先を左へ曲がっていくと、 「須留ヶ峰登山 頂上まで1km約35分」のを過ぎていきます。 傾斜が増してきた尾根を降っていきます。 緩やかになってくると、雑木林の斜面を横切るように降っていきます。 樹木の袂にある「須留ヶ峰登山」のを過ぎていきます。 広くなった尾根に出て右・左と曲がりながら降っていくと、鞍部から7分ほどで支尾根から外れて左へ曲がっていきます。
斜面を横切るように2分ほど降っていくと、大きな岩があるに出ます。 沢を渡って谷筋の左側を降っていくと、僅かなになります。 緩やかになったり傾斜が増したりするを横切るように降っていきます。 左の尾根が低くなってくると、鞍部から14分ほどで支尾根の背に出ます。
公団林道終点
傾斜が増してきた尾根の背を降っていくと、支尾根から外れて曲がっていきます。 傾斜が増した斜面を右・左と曲がりながら降っていきます。 左へ曲がって斜面を降っていくと、剥き出したの脇を過ぎていきます。 支尾根の背に出て、に沿って降っていきます。 樹間から僅かにを眺めたりしながら降っていくと、 案内図が取り付けられた道標などが立つ公団林道終点に降り立ちます。 鞍部から24分ほど、大杉山から48分ほどで降りて来られました。
公団林道出合
左へ続くを降っていきます。 2分ほど降っていくと、石がゴロゴロするが見えてきます。 土管が埋設された沢を渡ると、登山時に谷筋から公団林道に出た所に着きます。 案内図が取り付けられた道標の先へ続く公団林道を歩いていこうかとも思いましたが、 荒れ気味の登り坂になっているし、かなり遠回りにもなりそうなので、元来た登山道を降ることにしました。 ひと息入れてから、右の樹木の間から続くを降っていきます。
防護網が途切れた間を抜けて、石がゴロゴロする坂道を降っていきます。 の傍に出て、少し左へ曲がって降っていきます。 石がゴロゴロする道を曲がりながら降っていくと、僅かなになります。 傾斜が増したり緩やかになったりする道を降っていきます。 緩やかになった道を進んでいくと、剥き出したを過ぎていきます。 正面にを眺めながら、 斜面を横切るように降っていきます。
かなり傾斜のある坂を右・左と折れ曲がりながら降っていくと、 右の谷筋にと思われる滝が見えてきます。 右へ曲がって降っていくと、「第二登山道」の標識や「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題した案内図が取り付けられた道標が立つ谷筋に降り立ちます。 公団林道出合から12分ほどで降りて来られました。 右の谷筋を300mほど登って行くと岩滝があるようですが、訪ねるのは省略しました。 僅かに水が流れるを渡って、 左へ続くを降っていきます。
谷筋の右側に続く道を降っていくと、4番目のを渡っていきます。 に入れられた切れ込みを降りて、大きな岩の脇を過ぎていきます。 が目立つようになった道を降っていくと、3番目の丸太橋を渡っていきます。
大石
谷筋の右側に続く道を降っていきます。 2番目のを渡って、 右下にあるを眺めながら進んでいきます。 トラロープが張られたを降って進んでいくと、 公団林道出合から26分ほどで、「大石で一寸一服」の標識が立つ大石に着きました。
餅耕地林道終点
傾斜が増した道を降って、「保安林」のを過ぎていきます。 1番目のを渡って、沢の右側を降っていきます。 門状の岩やが見られる所を降っていきます。 少し水が流れるを渡って軽く登っていきます。 僅かな沢に架かる小橋を渡ると、小広くなった林道餅耕地線終点に出ます。 公団林道出合から37分ほどで降りて来られました。
舗装路になった林道を1分半ほど降って未舗装になると、 「須留ヶ峰(磨ヶ峰)登山案内板」と題した案内図が取り付けられた道標が立つに出ます。 右に架かるコンクリート橋は見送って、正面に続く林道を降っていきます。 舗装路になった林道を降っていくと、を渡っていきます。 すぐの所から右前方へ分かれていく未舗装の林道を見送っていきます。 の脇を過ぎていきます。 左下に神社が見えてくると、降りて行けそうな所がありました。 餅耕地林道終点から10分ほどの所になります。
山神社
すぐそこに見えているへ向かって降りていきます。 には「大山祇神社」と刻まれていました。 鳥居の先には、樹木に抱えられたの袂に小さな鳥居が幾つか立て掛けられていましたが、これが御神体でしょうか。 右側にある拝殿と思われる建物の正面に回ってみると、中には「大山祇神社」「山神社」のが二組掲げられていました。
石灯籠が並ぶを降っていきます。 をくぐっていくと、 広い河川敷に出る手前にがあります。 このまま正面の河川敷を進んでも林道へ出られますが、今回は右前方に続く道を登っていきました。 広い道を登っていくと、1分もせずに「右 山神社参道」「左 すりが峯登山道」の白い標柱が立つ林道に出ます。 林道から離れて5分ほどで復帰できました。
餅耕地地区
苔生した樋で導かれた水が流れ落ちているを過ぎていきます。 河川敷から登ってくる道を合わせた所にあるを過ぎていきます。 砂防ダムを流れ落ちる水音を聞きながら進んでいくとがあります。 右前方へ分かれていく未舗装の林道を見送っていきます。 次のの脇にある「砂防指定地餅耕地川」の看板を過ぎて降っていきます。 河川敷から登ってくる道を合わせる所まで来ると、車を止めておいた駐車スペースがあります。 餅耕地林道終点から20分ほどで到着しました。