概 要 |
香美町香住区の鎧駅の近くにある248m峰に登ります。
山頂の手前にはTVアンテナが立っていて眺めが広がります。
鎧駅から国道178号へ向かう道路の途中から林道に入り、終点の少し先から尾根に取り付いて山頂へ向かいます。
北側にある小ピークまで進み、西南西へ延びる尾根から林道に降りていきます。
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起 点 |
香美町香住区 鎧駅
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終 点 |
香美町香住区 鎧駅
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鎧駅…林道入口…林道終点…尾根取付…尾根…尾根の肩…TVアンテナ…248m峰…鞍部…小ピーク…林道…十二社神社…鎧漁港…鎧駅
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所要時間 |
2時間40分
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歩いて... |
尾根取付までの林道や山道には笹竹などが茂っていて、あまり歩かれていない様子でした。
尾根には樹木などが茂っていて、快適に歩くことができない所がかなりありました。
道標類やテープ類は一切ないので、地図とコンパスは必須です。
全体的に展望はあまり良くありませんが、山頂の手前からは山並みを眺めることが出来ました。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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鎧駅
鎧駅(JR山陰本線)から歩いていきます。
線路が撤去されて未使用になっている対面のホームへ続く地下通路があります。
その入口には「鎧港 絶景へのちかみち(地下道)」と書かれています。
階段を降ってコの字に曲がり、階段を登って対面のホームに出ると、
眼下には鎧漁港や鎧地区の集落を見下ろせる眺めが広がります。
毎年端午の節句の頃、鎧漁港に約200mにわたって鯉のぼりが飾られ、
青い海をバックに潮風を受けて泳ぐ姿は爽快とのことです。
鎧駅周辺
JR鎧駅のホームに降り立つと、紺碧の日本海と青空がどこまでも続く。
海を見下ろす駅として、鉄道ファンの間でも人気が高く、ドラマ『ふたりっ子』や『砂の器』のロケ地としても使われた。
明治45年に駅ができるまで、鎧は陸の孤島だった。
駅から急な坂道を下ると、鎧の集落がひっそりと佇む。
漁村特有の焼き板に覆われた家々、その間を縫うように延びる路地はまるで迷路のよう。
眼下には、鎧漁港が見える。
入江は風よけ地となり、古くから天然の良港として栄えたようだ。
潮騒をBGMにのんびりとした時間が流れる鎧の街並み。
独特の風景で、何度かドラマのロケ地となっているのもうなづける。
(出典:パンフレット「海を見下ろす駅と橋りょうの息づく町」より抜粋)
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林道入口
駅舎を出て、左へ続く線路沿いの道を進んでいきます。
左前方へ分かれていくを分けて、道なりに進んでいきます。
子供用のを右から巻くように進んでいきます。
コンクリート道を左に分けて右へ曲がっていくと、左から登ってくる道路がしてきます。
その先へ大きくS字形に曲がりながら登っていくとが建っています。
右側の斜面にはが広がっていました。
小屋の右側に林道の入口があります。
鎧駅から13分ほどの所になります。
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が茂り気味の狭い道に入っていくと、すぐに左へ曲がっていきます。
道幅が広がってきますが、このはあまり歩かれていないようで、笹竹が生えて歩き難くなっています。
が見える所を過ぎて、道なりに右へ曲がっていきます。
笹竹が減って歩き易い所もあるを進んでいきます。
植林地の縁を進むようになると分岐があります。
林道入口から8分ほどの所になります。
右の道は少し先の谷筋の辺りで不明瞭になるので、左の道を進んでいきます。
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林道終点
林道を1分ほど進んで僅かな谷筋に着くと、広めの林道は終わりになります。
僅かなを渡って左へ曲がっていくと、
これまでよりも幅の狭いがその先へと続いています。
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尾根取付
植林地の斜面を横切るように続く緩やかなを進んでいきます。
の茂る所を過ぎて再び植林地に入り、
踏み跡程度になった道を進んでいきます。
右上に緩やかなが見えるようになった踏み跡を進んでいきます。
次第に道が不明瞭になってくるので、僅かなを回り込む辺りから、
右の斜面の上に見えている稜線へ向かって登っていきました。
林道終点から9分ほどの所になります。
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尾根
かなり傾斜のある植林地のを、笹竹などに掴まりながら登っていきます。
傾斜が急で登る速度は遅くなりますが、次第に近づいてくるに勇気付けられながら登っていきました。
8分ほどの奮闘の末、左右に延びる尾根に登り着きました。
右には緩やかなへ降っていく尾根が続いていました。
ひと息入れてから、左へ続くを進んでいきます。
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尾根の肩
尾根には明瞭な道はなく笹竹なども茂り気味であまり快適ではありませんが、それほど苦労することもなく歩けました。
軽く登っていくと僅かなに着きます。
少し降って、のような所を過ぎていきます。
土が掘り返されたような所も見かけましたが、イノシシが活躍した跡でしょうか。
緩やかなを過ぎていきます。
軽いになった尾根を進んで緩やかになると、尾根の肩のような所に着きます。
尾根に登り着いた所から8分ほどの所になります。
地形図では、標高200mの等高線が取り囲む緩やかな尾根の南端の辺りになるようです。
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を進んでいきます。
が少し煩わしい所を過ぎていきます。
竹や細木を避けながら進んでいくと、急に明るくなった広めの道に出ました。
尾根に登り着いた所から13分ほどの所になります。
右側が少し開けていて、が見えました。
脇にはかと思われるものが立っていました。
急に道が現れるのも変だと思って辺りを見回してみましたが、脇から登ってくるような道には気が付きませんでした。
ここから248m峰まではが続きます。
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道に沿って「NHKケーブル埋設」と書かれたが点々と設置されていました。
ケーブルが地表に出ている所もありました。
明るい所を過ぎるとに入っていきます。
少し登り坂になってくると、道端に短い鉄柱が立っていました。
のようなものが取り付けられていて、それにケーブルが接続されていました。
明るい所から2分ほどの所になります。
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TVアンテナ
短い鉄柱を過ぎて、植林地に続くを更に登っていきます。
傾斜はそれほど急ではありませんが、次第に汗が噴き出てくるので、汗を拭いながら登っていきました。
やがて正面がなってきます。
植林地を抜けるとに出ます。
正面へ登っていくと、すぐの所に小振りのTVアンテナが立っています。
尾根に登り着いた所から20分ほどの所になります。
これまで続いてきた黄色い杭が示す「ケーブル」は、このアンテナから引かれているようでした。
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TVアンテナが立つ所の右側が開けていて、展望地になっていました。
振り返ると、樹木に邪魔されながらも山並みが広がっていました。
電波塔が立つ山も見えますが、方角からするとのようです。
その右奥にも電波塔が立つ山が見えますが三川山でしょうか。
少し場所を変えたりしながら眺めを楽しんでいきました。
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248m峰
TVアンテナの先へ数10m登っていくと山頂に着きます。
標識などは見かけませんが、ここが地形図に載っている248m峰になるようです。
尾根に登り着いた所から23分ほどで登って来られました。
周りには樹木が茂っていて展望は良くなくて、僅かに方面が見える程度でした。
手前に少し戻った所からはもう少しに見えました。
振り返ると、三川山と思われる山の更に奥にもが見えました。
方角からすると蘇武岳から妙見山にかけての山並みでしょうか。
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山頂からの眺めを確認したところで、へ伸びる斜面を降っていきます。
ここからは再び明瞭な道がなくなります。
樹木が茂って眺めは広がりませんが、
右の海には波を被るが、
左の樹間からは鎧地区のが見えました。
尾根の背がはっきりとせず、何処を歩けばいいのか分かり難くなっていますが、樹間から僅かに見えている小ピークを目指して降っていきます。
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鞍部
次第に傾斜が増してくるを降っていきます。
写真ではよく分かりませんがかなりの傾斜があるので、樹木に掴まりながら降っていきました。
の袂を過ぎていきます。
やの樹間が時折見える海岸線を眺めながら降っていきます。
尾根にはタマネギの皮を剥いたようなを幾つか見かけました。
急坂を降り切ると、緩やかになった鞍部に着きます。
248m峰から18分ほど降った所になります。
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小ピーク
緩やかな鞍部を進んでいくとになってきますが、
降ってきた尾根ほど傾斜が急ではありません。
次第に近づいてくるへ向かって尾根を登っていくと、
緩やかなに着きました。
少し先へ進んでいくと一番高そうな所に着きました。
地形図では、248m峰の北北西300m辺りにある標高170mほどの南北に続く高みになるようです。
248m峰から24分ほどで到着しました。
周囲には樹木が茂っていて展望は良くありません。
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小ピークからはへ延びる尾根を降るのですが、尾根の背がはっきりしません。
樹間を探っていると、先の方に尾根が見えるので、そこへ向かって降っていきました。
僅かに見える鎧地区のを眺めながら斜面を降っていきます。
が茂っていますが、それほど歩き難くはありませんでした。
コンパスで方角を確認しながら降っていくと、右から来て正面へ続く明瞭な山道に出ました。
小ピークから14分ほど降りた所になります。
先ほどの小ピークを巻くようにして北側の153m峰へ続くなのか、
北側の谷筋へ降りていく道なのかと気になりましたが、行く末を確かめるのは止めておきました。
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歩き易くなった緩やかな尾根を進み始めると、明瞭な道はすぐに尾根の背を外れて左へ降っていきます。
左の道は南側の谷筋へ降りていくので、登り気味に続く正面の尾根を進んでいきます。
試しに左の道を歩いてみました。
少し先で左へ折れ曲がって谷筋へ降っていきます。
谷筋に降り立つ直前で道が不明瞭になりましたが、何とか谷筋へ降りられました。
そこから、地形図に実線で載っている林道へ出られそうに思えましたが、深追いはせずに引き返しました。
(所要時間に含めず)
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尾根を軽く登っていくと、緩やかになった先でになります。
もあったりしますが、傾斜が緩やかなのだけは幸いです。
少し右へ行きかけていたのを修正しながら降っていきました。
踏み跡は見られず、次第に樹木が煩わしくなってくる尾根を降っていきます。
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林道
生い茂る樹木を掻き分けながら、少し傾斜が増してきたを降っていくと、
突如として左右に通るしっかりとした林道に降り立ちました。
小ピークから29分ほどで降りて来られました。
地形図に実線で載っている道で、海岸線の少し上に続いています。
ここからは左へ続く緩やかで歩き易いを進んでいきます。
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2分ほど進んでいくとが見えてきます。
小型車なら通れそうな幅に広がってきた林道を進んでいくと、
「お知らせ」のが向こう側を向いて立っています。
道なりに右へ曲がって、快適なを進んでいきます。
林道に降り立った所から4分ほど進んでいくと、谷筋を横切って右へ曲がっていきます。
お知らせ
共同漁業権設定海域は潜水等による魚貝藻類の不法は採種を禁じております。
違反者は罰せられますのでご注意ください。
一、採捕禁止の貝藻類
さざえ、あわび、なまこ、いがい、うに、わかめ、もずく、てんぐさ等
一、罰則(漁業権侵害の罰)
20万円以下の罰金
(但馬漁業協同組合、香住海上保安署、美方警察署、海上保安協会香住支部)
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樹間からを眺めながら進んでいきます。
のような所を過ぎていきます。
右側にの防波堤や灯台を眺めながら進んでいくと、開けた畑地に出ました。
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十二社神
道なりに少し左へ曲がりながら進んでいくと、が2本並んで立っています。
取り付けられた銘板によると、KDDIとNTTドコモの中継アンテナのようでした。
その少し先から右側のへ入っていくと十二社神社があります。
林道に降り立った所から11分ほどで着きました。
社殿の右側には、大放神社・八百神・辨天社・祇園社・天神社・恵比須社・二符霊社・愛宕社が並んでいましたが、
大放神社の社が他のよりも少し大きくなっていました。
境内には注連縄を架けられたがありました。
大放神社
十二社神社の境内にある小社「大放神社(左)」は、鎌倉末期の創立と伝わっている。
町指定文化財。
麒麟獅子舞
毎年10月上旬、大放神社に香美町指定の無形民俗文化財「麒麟獅子舞」が奉納される。
発祥地である鳥取県東部から美方郡各地に伝わったとされ、鎧は最東端の伝承地と言われている。
赤い装束に身を包んだ踊り手が、笛や太鼓の音に合わせて勇壮な舞を披露する。
(出典:パンフレット「海を見下ろす駅と橋りょうの息づく町」より抜粋)
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「十二社神社」の扁額が掛かる鳥居をくぐってを降っていきます。
「香住町指定文化財」のを過ぎて、
左の道路へ出るを分けて石段を更に降っていきます。
鎧地区の集落に降り立って左前方へ進んでいくと、手前で分かれてきた道路に出ます。
そこを右折していくと、左右に通る坂道に出ます。
鎧駅へは左へ登っていくのですが、その前に、右にある鎧漁港に立ち寄っていきます。
香住町指定文化財
有形文化財建造物 大放神社社殿
昭和56年9月14日指定
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鎧漁港
左へ登っていくを分けて降っていくと、
防波堤の設置された鎧漁港に出ます。
正面には鎧浄化センターや但馬漁業協同組合鎧出張所が建っていて、鎧港公衆トイレもありました。
右側には海が広がっていました。
入江になっている鎧漁港
鎧漁港は天然の良港として重宝され、昔から漁業が盛んだった。
西側は護岸工事がされているが、東側は住民の希望により、昔のままの火山岩の岩肌が残されている。
(出典:パンフレット「海を見下ろす駅と橋りょうの息づく町」より抜粋)
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往復10分ほどで、手前のまで引き返してきます。
消防団格納庫を過ぎて坂道を登っていくと、
線路の下に設けられたが現れます。
トンネルを抜けた所にあるを渡り、
その先から左へ戻るように分かれていく坂道を登っていきます。
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鎧駅
かなり急な坂道を登っていきます。
傾斜が緩やかになるとに出ます。
赤いを過ぎて坂道を登っていくと、
最初に林道入口へ向かっていったに出ます。
道路を先へ進んでいくと鎧駅(JR山陰本線)に着きます。
鎧漁港へ向かっていった分岐から7分ほどで到着しました。
脇の建物の壁には「余部・鎧 たかのすの森」と題したがありました。
駅舎にあるパンフレット「海を見下ろす駅と橋りょうの息づく町」に載っているを参考までに載せておきます。
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