氷ノ山
概 要 氷ノ山は養父市と若桜町の境にある標高1509.6mの山です。 今回は大段ヶ平から氷ノ山へ登り、三ノ丸まで稜線を縦走して、殿下登山口の少し北側へ降るルートを歩きます。 氷ノ山や三ノ丸からは四方をぐるりと見渡せる眺めが広がります。 終始しっかりとした道が続き、要所には道標も設置されていて、分かり易いコースになっています。
起 点 養父市大屋町 大段ヶ平
終 点 養父市大屋町 大段ヶ平
大段ヶ平…大段ヶ平登山口…大屋町避難小屋…神大ヒュッテ…氷ノ山…氷ノ山頂上休憩所…二ノ丸…三ノ丸…三ノ丸避難小屋…瀞川・氷ノ山林道…林道山頂駅…氷ノ山にブナを植えよう駅…横行渓谷終着駅…大段ヶ平
所要時間 4時間00分
歩いて... 大段ヶ平登山口から氷ノ山の山頂まで、広くてしっかりとした道が続いていました。 急傾斜の道が長く続くこともなくて、比較的楽に登ることができました。 三ノ丸までの稜線にも広くて緩やかな道が続き、林道へ降る道も明瞭でした。 涼やかな風が吹いて彼方此方でカッコウも鳴き、爽快な山歩きが出来ましたが、最後の林道歩きが長くて単調でした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
大段ヶ平
県道6号から分かれて、養父市大屋町に続く県道48号を西進していきます。 天滝への道を分けて進んでいくと、の先から右へ分かれていく道があります。 脇に立つ標識「横行渓谷7km」に従って、右の道を進んでいきます。 横行地区の集落を過ぎていくと、左へ戻るようにして分かれていく道がありますが、 「横行渓谷・平家ケ城跡3km」「氷ノ山登山口(大段ヶ平)9km」の標識が指す正面の横行林道を進んでいきます。 すぐ先にある兵庫の名水「」を過ぎて渓谷沿いに登っていくと、 「平家ヶ城跡休憩所」の標識が掲げられたがあります。 そこを過ぎて更に登っていくと、瀞川・氷ノ山林道に出ます。 左側には休憩小屋や車数台分の駐車スペースがあります。 右折して瀞川・氷ノ山林道を登って未舗装路になると、すぐに大段ヶ平に着きます。 右側には広い場所があって、車を何十台も止められそうな駐車スペースになっています。
横行の名水 ぶなのしずく(兵庫の名水)
この水は、氷ノ山(1510m)の山麓に位置し、古くから登山、山菜取り、紅葉見学等の人々の喉を潤してきました。 名前の「ぶなのしずく」は、訪れた皆様からのアンケート結果により決定したもので、 早春に氷ノ山の残雪が「ぶな」の原生林から滴る様子をイメージしており、 「適度なミネラル分を含んだ苦味のない爽やかでまろやかな味わいである」との感想をいただいております。 また、養父市特産の銘酒「仙櫻」は、養父市大屋町宮垣で栽培される酒米「山田錦」と、 この「ぶなのしずく」を利用して生産されており、 「すっきりとした嫌味のない味わいである」と評判を得ています。 なお、飲料としてご利用になる場合は、必ず煮沸してからお飲み下さい。
 (平成17年3月 大屋町商工会観光委員会)
横行渓谷 平家ヶ城跡
源平の戦い(屋島・壇ノ浦)に敗れた平家の残党の中で、由緒ある姫とその家臣の一行は播磨の国から、道谷峠をこえ、 山奥へ山奥へと渓谷ぞいに逃げているうちに、断崖絶壁の地にたどり着き、ここに城(平家ヶ城)を構えました。 そして、下流の小高い山の上に見張り場所(見手ヶ城)を定め、もし源氏勢が攻めてきたときは、 合図として幡をこの平家ケ城の方へ倒すよう指図をしていました。 こうして一行は、この地でしばらくは平和な日々を送っていましたあ、 ある日、見手ヶ城に立てた幡が強い風で倒れてしまいました。 これを見た姫と家臣達は、源氏が攻めてきたものと思い込み、 もうこれ以上逃げられないと、城の下の深い淵(姫ヶ淵)に身を投げたと伝えられています。
歩く準備をして林道に出ると、正面の道路向かいに東屋やベンチが設置されています。 こちら側には「氷ノ山中央(大段ヶ平)駅」の解説板があって、「」が載っています。 解説板の隣にはバイオトイレが設置されています。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、氷ノ山ルート)
(7)氷ノ山中央(大段ヶ平)駅について
大段ヶ平という名が示すとおり、氷ノ山より伸びる緩い尾根上に広がる台地状の箇所にあり、林道沿いには大きな広場があります。 ここは氷ノ山への登山道「大段ヶ平コース」の起点になっています。 このコースを使うと氷ノ山山頂まで最短時間で行く事ができます(往復約2時間30分)。 また広場からは、氷ノ山から始まり、 鉢伏山、蘇武岳、妙見山、床尾山系、須留ヶ峰へと但馬の山々を180度のパノラマで展望することができます。 ここから見あえげる氷ノ山は、福定方面から見える厳しい姿とうって変わり、こんもりとしたなだらかな山容を見せてくれます。
(登山参考タイム) 大段ヶ平登山口から〜神大ヒュッテまで 50分
神大ヒュッテより〜氷ノ山山頂まで 約50分
この場所は、福定起点より12.5km、標高1,100m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(6)巨木の谷駅 …40分,1.2km… (7)[当駅", "…30分,1.1km… (8)横行渓谷最終駅
このトイレはバイオトイレです
杉チップを利用して屎尿を「水」と「炭酸ガス」に分解し、その水を洗浄水として再利用する自己完結型の水洗トイレです。 その昔、大工さんが用を足した後、汚物に「杉の木くず」をかけておくと臭いが消え、 数日後にはすべて消滅することが知られていました。 それをヒントにこのトイレは生まれました。 このトイレは「杉」の持つ屎尿処理能力に着目し研究・開発された「新時代」のトイレです。 分解された水を繰り返し使用でき、外部へ汚水を出さない環境にやさしいつくりになっています。
 (兵庫県朝来農林振興事務所)
トイレの使用期間5月中旬から11月中旬まで
運転時間8:00〜17:00
ここは養父市大屋町 大段ヶ平 登山口
養父市福定・奈良尾、氷ノ山まど登山口・東尾根 方面
大段ヶ平 標高約1,080m
養父市大屋町横行、宍粟市波賀町戸倉 方面
森林基幹道 瀞川・氷ノ山線
ここは、「氷ノ山後山那岐山国定公園」内に位置します。
貴重な動植物や美しい景観など豊かな自然をいつまでも守りましょう。
山野草や樹木の苗などの植物は、みんなの宝物です。
持ち替えることなく、そっとしておきましょう。
たき火やたばこのポイ捨て、ごみの放置はやめましょう。
入山届・下山届の励行をお願いします。
 (養父市)
大段ヶ平登山口
バイオトイレを過ぎて車で来た道を引き返していくと、すぐの所に大段ヶ平登山口があります。 入口には「」や「」の解説板があります。 丸太のの手前には「」の標識があり、 奥には「」の標識があります。 解説板によると、ここから氷ノ山の山頂まで1時間20分となっています。
氷ノ山後山那岐山国定公園
氷ノ山後山那岐山国定公園は中国山地の東端に位置し、兵庫、岡山、鳥取の三県にまたがる県境の山地を中心とした地域で、 山稜部は丸みを帯びた、準平原的な山容あるいは高原を成しているのに対し、 山腹は侵食により急傾斜を成しており、渓谷や滝が多い。 兵庫県では、最高峰氷ノ山を中心として県境に南北に連なる山系と、それに並行して東側の蘇武岳を主峰とした山系が指定されている。
氷ノ山  兵庫県下第一の高峰(1,510m)。 山頂部は緩やかであるが、山腹は急しゅんな地形となっている。 ブナや山頂付近の高山性の植物、古生沼に見られる北方系の湿地植生など、県下で最も規模が大きく、貴重な自然の多い地域である。 イヌワシ、ツキノワグマが生息する。
氷ノ山山頂へは、ここ大段ヶ平からが最もやさしいファミリールートです。
ようこそ氷ノ山へ(標高1510m)
車の乗入れはご遠慮下さい。
車止めの先に続く広めの道を登っていきます。 傾斜は緩やかでしっかりとした道が続いています。 道の両側には熊笹が茂っていますが、歩く部分にはありません。 周囲にはブナの木が沢山生えていました。 所々にはが設置されていました。 涼やかな風が吹いて彼方此方でカッコウも鳴き、爽快な道が続きます。 なだらかになったり僅かに降る所もある道を登っていきます。 「」の標識を過ぎていくと、 右側が少し開けてが見えました。 その先へ進んで正面に稜線が見えてくると、「氷ノ山ブナ保育の集いの開催を記念して」と題した解説板がありました。 大段ヶ平登山口から11分ほどの所になります。
氷ノ山ブナ保育の集いの開催を記念して
人と森との共生21・ブナ植生回復事業
ここは、奥山国有林651ね林小班で、昭和62年に大屋町の皆様により植栽されたブナの人工林です。 本日、兵庫県・大屋町・関宮町そして大勢の関係者の皆様のご協力を得て、ブナ植栽木周辺のチシマザサを刈払いました。 次世代に引き継ぐブナ林として、そして森林の持つ多面的機能を高度に発揮する森として、 訪れた人々に安らぎを与える健全な森林になることを切に願うものです。
平成14年10月22日 ブナ保育の集い 参加者一同、近畿中国森林管理局、兵庫県森林管理署
僅かに降ってから軽く登っていきます。 少し傾斜が増し始めるとが現れますが、 横木が何本か束ねられた形になっていて歩き易い階段でした。 途切れながら続く階段を登っていくと、右側にがありました。 右の踏み跡に入っていくと、山並みが広がっていました。
大屋町避難小屋
引き続き、両側に熊笹が茂るを登っていきます。 「」の標識を過ぎていくと、大屋町避難小屋があります。 外壁に取り付けられた銘板によると「氷ノ山避難小屋」となっていました。 大段ヶ平登山口から22分ほどの所になります。 地形図にはこの辺りから左へ分かれていく破線の道が描かれていますが、探すのは省略しました。 まだそれほど疲れていなかったので、ここでは休まずに、小屋の右側からを登っていきました。
氷ノ山避難小屋
所在 奥山国有林648 い林小班 面積120.35u 用途 建物敷
借地使用期間 平成元年8月21日〜平成6年3月31日
借受使用人 住所 兵庫県養父郡大屋町大屋市場117
氏名 大屋町長 才下正義
この施設は、兵庫県の競馬収益金を財源とする自治振興資金の助成を受けて建設されたものです。
 (大屋町)
神大ヒュッテ
両側に熊笹の茂るを登っていきます。 短い横木の階段を過ぎて登っていくとが現れます。 木道が終わった先の「」の標識を過ぎていくと、 右側が開けてが見えました。 そこを過ぎていくと、東尾根コースとの合流地点に建つ神大ヒュッテに着きます。 大段ヶ平登山口から38分ほどで登って来られました。 道標類が幾つか立っていて、右へ降っていく道は「東尾根」「福定・奈良尾へ 東尾根コース」「東尾根登山口」、 正面の道は「氷ノ山」、今来た道は「大段平」「大段ヶ平」となっています。 左へ細めの道が分かれていましたが、道標には何も示されてはいません。
神戸大学氷の山体育所」の標識が取り付けられたには広いウッドデッキが備え付けられています。 建物の傍には「」や「」と題した解説板が設置されていました。 から景色を眺めながら、ここでひと休みしていきました。
東中国山地高フ回廊
☆「高フ回廊(コリドー)」
国有林では、森林生態系の保全、野生動植物の保護、遺伝資源の保存等を目的に設定している保護林の機能をこれまで以上に発揮させるため、 野生動植物の移動と個体群の交流を促進し、種の多様性を保全することを目的として、 各種保護林を連結する「高フ回廊」を設定しました。
☆東中国山地高フ回廊の特徴
東中国山地は、兵庫、鳥取、岡山の県境稜線部に位置し、日本海側地帯における西限附近のブナ林や杉天然林など貴重な植物が生育し、 また、ツキノワグマやイヌワシが生息するなど、西日本の森林生態系を保全する上で貴重な地域となっています。
☆森林の取り扱い
「緑の回廊」では、天然林、人工林それぞれ森林のタイプに応じて、 野生動植物の生息・生育・移動にもっとも良好な環境になるように管理を行います。
☆高フ回廊及び保護林等面積(延長42km)
区 分面積 ha
高フ回廊(コリドー)兵庫県、鳥取県、岡山県6,191
四ヶノ仙奥山高地湿地等植物群落保護林[兵庫県内]4
氷ノ山・三の丸ブナ植物群落保護林[兵庫県内]385
音水林木遺伝資源保護林[兵庫県内]49
扇ノ山ブナ植物群落保護林[鳥取県内]55
沖ノ山林木遺伝資源保護林[鳥取県内]88
兵庫県有林等535
鳥取県有林等135
鳥取県若桜町有林120
岡山県西粟倉村有林83
合 計7,645
 (林野庁 近畿中国森林管理局)
氷ノ山自然歩道周辺案内図
大段ヶ平1100m 現在地1320m 氷ノ山1510m 氷ノ山越 赤倉頭1332m 布滝頭1264m 大平頭1171m
登山道コース案内
大段ヶ平コース 1時間20分
東尾根コース 3時間
流れ尾コース 2時間
氷ノ山越コース(小豆ころがしコース) 3時間
鉢伏山コース(西尾根) 4時間
現在地より氷ノ山まで 1.0km 30分
落ち着いたところで、「」の標識の先へ続く道を登っていきます。 振り返って山並みを眺めながら登り始めるとが現れます。 階段が終わると、その先にはしばらくが続くようになります。 が目立つようになった尾根に続く木道を進んでいくと、 道端に天然記念物のが立っていました。 そこを過ぎていくと「千本杉」のがありました。 神大ヒュッテから8分ほどの所になります。 この辺り一帯に生える杉の巨木を指しているようでした。
史跡・名勝天然記念物 天然記念物 関宮町
古千本・千本杉の湿性植物群落(員数15,034u)
関宮町奈良尾字四ヶ国仙 関宮町・・丁字氷の山
昭和47年3月24日 兵庫県教育委員会指定
ここは国定公園です
草木の無断採取が禁止されています。
 (南但馬の自然を考える会)
杉林を抜けて「クロソヨゴ」の小板が取り付けられた樹木を過ぎていくと、 樹木が低くなってに出ます。 右側に広がるを眺めながら進んでいくと、 横木の階段やした所を登るようになります。 そこを過ぎて歩き易くなった道を登っていくと、「氷ノ山山頂まで0.5km」の標識が立っています。 神大ヒュッテから15分ほどの所になります。
クロソヨゴ
モチノキ科
本州の山梨県以西〜四国に分布します。 雌の木と雄の木があり、雌の木には秋に長い柄の先に赤い果実がつきます。
右へ曲がっていく道を登っていくと再び右側が開けてきて、を眺められました。 両側に熊笹が茂る道を更に登っていくと、再びが現れます。 杉の大木が生える所に入っていくと、「古千本杉」のがありました。 神大ヒュッテから23分ほどの所になります。
先へ続く木道を進んでいきます。 一旦途切れて再び始まるを進んでいくと分岐があります。 角には「みたらしの池」のが立っていて、右に分かれていく小径を指しています。 石柱には「奥の院」とも刻まれていましたが、意味は分かりませんでした。 池を訪ねるのは省略して、このまま木道を進んでいきました。
みたらしの池
奥の院
須賀ノ山ルーツを探る回一同建之
平成6年5月吉日
更に木道を進んでいくと、目指すの山頂にある避難小屋が正面に見えてきました。 右に広がるなどの山並みを眺めながら木道を進んでいきます。 木道が終わった道を進んでいくと分岐があります。 神大ヒュッテから27分ほどの所になります。 角には「古生沼」のが立っています。 左へが続いていましたが、 熊笹が生い茂っていてあまり歩かれていない様子だったので、訪ねるのは省略しました。
次第に隠れていく避難小屋へ向かって、両側にが茂る道を登っていきます。 完全に見えなくなって再び現れるへ向かっていきます。 傾斜が緩やかになると、氷ノ山山頂避難小屋に着きました。 神大ヒュッテから31分ほど、大段ヶ平登山口から1時間15分ほどで登って来られました。 手前には「須賀ノ山神宮跡」と刻まれたがありました。
氷ノ山 (標高1509.6m)
避難小屋の左側へ回っていくと、丸い緩やかな山頂には氷ノ山」があり、 「氷ノ山山頂1,510m」のもありました。 避難小屋には「」と題した解説板があって、 も載っていました。 へ入ってみましたが、特別なものはありませんでした。 山頂からは、四方の山並みをぐるりと見渡せる眺めが広がります。
も微かに見えました。 この時は少し雲が出ていたのが残念ですが、よく晴れていると伯耆大山も見えるようです。 軽く食事をしながら、しばらく休憩していきました。
氷ノ山後山那岐山国定公園
兵庫県側下山ルートについて
大段ヶ平登山口へは、距離も短い最もやさしいファミリールートです。 東尾根登山口・まど登山口へは一部急しゅんな箇所もありますが、比較的ゆるやかなファミリールートです。 福定親水公園へは氷ノ山越を経由する健脚向きのルートです。 路線バスご利用の場合は、東尾根登山口または福定親水公園登山口から福定へ下山してください。
鳥取県側下山ルートについて
仙谷コース登山口へは途中急しゅんな鎖場があり、健脚向きのルートです。 氷ノ山越から氷ノ山越登山口まではファミリールートです。
 (環境省、兵庫県 2006年9月)
氷ノ山山頂避難小屋
所在 四ヶ山国有林647 ロ林小班 面積78.25u 用途 建物敷
借地使用期間 (自)平成13年4月1日 (至)平成76年3月31日
借受人 住所 兵庫県養父郡関宮町関宮633
氏名 関宮町長
氷ノ山頂上休憩所
落ち着いたところで、道標「波賀町三ノ丸」が指す南へ延びる兵庫県と鳥取県の県境のを通って三ノ丸へ向かっていきます。 両側に熊笹が茂る道を降り始めると、すぐの所に氷ノ山頂上休憩所があります。 一階にはトイレがあって、二階が展望台になっています。 「氷ノ山登山道総合案内」と題した案内板があって、 が載っていました。 へ上がってみると、山並みを見渡せる眺めが広がっていました。
氷ノ山登山道総合案内
氷ノ山  氷ノ山(須賀ノ山)は、鳥取県南東部若狭町と兵庫県との県境に位置する標高1,510mの山であり、中国地方で大山に次ぐ高峰です。 約300万年前〜約200万年前の火山活動により形成され、標高1,000mの基盤岩類を溶岩が薄くおおっており、 山頂近くには「こしき岩」と呼ばれる奇岩もみられます。 山麓から山頂部にかけて、ブナ、ミズナラ、トチなどの原生林やチシマザサなどの植物が繁茂しています。 周辺には、陣鉢山、鉢伏山、扇ノ山など1,000m級の山々が連なり、山頂からは360度の展望を楽しむことができます。 また、中国地方第一の豪雪地帯で、雪質が軽く、スキー場として定評があり、西日本では珍しく樹氷を見ることができます。
自然公園等整備事業
設置者:鳥取県(環境省補助事業)
整備年度:平成13年度
氷ノ山頂上休憩所 トイレシステム概要
このシステムは自然エネルギー(太陽光)を活用し、雨水及びトイレ洗浄水を循環利用した環境にやさしいシステムです。
正面に山並みを眺めながら、両側に背丈の高い熊笹が茂るを緩やかに降っていきます。 山頂から林道に降りるまで、同じような感じの広めの道が続いていて、とても歩き易くなっていました。 程なくして、これから向かう二ノ丸三ノ丸が正面に見えてきます。 少し降り傾斜が増し始めた所に、鳥取県が設置した「C-16」がありました。 この採番された通報プレートは、この先にかけて点々と設置されていました。 が剥き出した所の脇に続く短い横木の階段を降って、小石がゴロゴロする道を降っていきます。
道なりに右へ曲がっていくと、「C-15」があります。 そこを過ぎていくと少し登り坂になってきます。 このまま標高1440mほどの高みに登るのかと思っていると、 少し手前からを横切るようにして登っていきます。 鳥取県が設置したの標柱「9/10」や通報プレート「C-14」を過ぎて、 緩やかになった尾根の背を進んでいきます。 倒木が殆ど腐らずに地面に埋まるように横たわっていて、あまり見かけない光景の所もありました。
両側には引き続き熊笹などが茂っていますが、歩き易いが続きます。 杉の巨木を見かけるようになった尾根を進んでいきます。 標高1430mほどの緩やかな湿地に差し掛かると、木道が現れました。 脇には僅かながありましたが、今回、雪を見かけた唯一の箇所になります。
二ノ丸 (標高1448m)
湿地を抜けてが終わると、再び歩き易い道になります。 軽い登り坂になった道を進んでいくと僅かな高みに着きます。 地形図に載っている1448m峰になるようです。 氷ノ山頂上休憩所から9分ほどの所になります。 脇には通報プレート「C-13」がありました。 ここが二ノ丸だと思われますが、その旨の標識類は見かけませんでした。 周囲は熊笹などが茂っていて展望は得られません。
少し傾斜のある尾根を降っていきます。 緩やかになってきたを快適に進んでいきます。 軽く登ってからを降り始めると、 正面にが見えてきます。 登り坂になってきた道を進んでいきます。 通報プレート「C-12」を過ぎていくと僅かな高みに着きます。 氷ノ山頂上休憩所から16分ほどの所になります。 左側に生い茂る熊笹越しには、僅かにが見えました。
高みの先へ軽く降って緩やかになると、が現れます。 一旦途切れて再び現れる木道を過ぎて登り坂になってくると、の標柱「8/10」が立っています。 その先へ少し登って、標高1420mほどの僅かな高みを越えて軽く降っていきます。 「C-11」を過ぎてになってきた尾根を進んでいきます。 途中で振り返ると、氷ノ山の避難小屋や休憩所がよく見えました。
傾斜が少し緩んできたを進んでいきます。 程なくして現れるをひと登りすると、 幅が広がったになります。 三ノ丸の北北東500m辺りにある標高1440mほどの緩やかな尾根になるようです。 振り返ると、氷ノ山などを見渡せる眺めが広がっていました。
「C-10」を過ぎていくと、正面に三ノ丸が近づいてきます。
左前方に広がってくるを眺めながら進んでいきます。 道は尾根の背ではなくて、少し左肩に続いています。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、短いが現れます。 木道を渡り終えると、通報プレート「C-9」の立つ所に出ます。 左側にはが広がっていました。
三ノ丸 (標高1464m)
頭を出した石やを過ぎていきます。 が目の前に迫ってくると、最後の登りになります。 両側に熊笹の茂る道を登っていくと三ノ丸に着きます。 氷ノ山頂上休憩所から44分ほど、氷ノ山の山頂から49分ほどで到着しました。 三角点は見かけませんが、地形図に載っている1464m峰になるようです。 「宍粟50名山 氷ノ山三ノ丸(1464m)No,1」の三ノ丸コースの「7/10」の標柱が立っています。 「氷ノ山三ノ丸頂上」と題した案内板もありますが、文字や図は掠れていてほとんど読めませんでした。
三ノ丸の山頂には、木組みの展望台があります。 その手前には丸太を輪切りにした椅子が幾つか並んでいました。 「三ノ丸頂上1450m」の標識もありました。 の上に登ってみると、何も遮るものがない360度の大パノラマが広がっていました。
南側にある赤い屋根の建物は、これから向かうになります。 南西側にもが見えていました。 今回は訪ねませんが、情報によると三の丸休憩所というようです。 北側にはの避難小屋や休憩所がよく見えました。
三ノ丸避難小屋
眺めを堪能したら三ノ丸から下山していきます。 山頂に立つ氷ノ山自然歩道によると、 南へ降っていく道は「坂ノ谷コースへ3.8km・殿下コースへ1.8km」、今来た道は「氷ノ山頂上へ2.4km」となっています。 今回は殿下登山口方面へ降るべく、正面に広がる山並みを眺めながら、を降っていきます。 これまでと同様に、両側に熊笹が茂る広めの道を緩やかに降っていくと、1分ほどの所に三ノ丸避難小屋があります。 さきほどの展望台から見えていた赤い屋根の建物になります。 周囲は心地よさそうな草地になっていました。 建物の中を確認するのは止めておきました。
氷ノ山後山那岐山国定公園 三ノ丸避難小屋
 (波賀町)
引き続き、正面に山並みを眺めながら、を緩やかに降っていきます。 少し右へ曲がり始めた所に分岐があります。 三ノ丸から2分ほどの所になります。 中ほどには三ノ丸コースの道標が立っていて、正面の道は「登山口(鳥取県)3.1km」、 左の道は「坂ノ谷コース・殿下コース(兵庫県)」、今来た道は「須賀ノ山(氷ノ山)山頂2.3km」となっています。 道標には通報プレート「C-8」も取り付けられていました。 別の道標も立っていて、正面の道は「鳥取県若桜町」、左の道は「兵庫県宍粟市波賀町」となっています。 三ノ丸コースは正面の道を進んでいくようですが、 今回はここで県境の尾根と分かれ、養父市と宍粟市の市境に続くを降っていきます。
正面に広がるを眺めながら、引き続き両側に熊笹が茂る広めの道を降っていきます。 頭を出した岩の脇を過ぎていくと、が敷かれたような所がありました。 そこを過ぎて、少し右へ曲がりながら降っていくと分岐があります。 三ノ丸から11分ほどの所になります。 中ほどには太い丸太を3本束ねたが立っていて、 正面の道は「坂ノ谷登山口へ2.8km」、左の道は「殿下登山口へ0.8km」、今来た道は「氷ノ山山頂へ3.4km」となっています。 正面に続く道が坂ノ谷コースになるようですが、左へ続くを降っていきます。
引き続き、両側に熊笹が茂るを降っていきます。 4分ほど降っていくと、ブナなどの樹木が生えるになります。 少し傾斜が増してきた道を降っていくと、脚のように開いている面白い形の樹木がありました。 坂ノ谷コースとの分岐から9分ほど降った所になります。 人が通れるだけの広さがある間を抜けて向こう側へ出てみると、 「仙人門」と書かれたが取り付けられていました。 どういう経緯でこのような形になったのか興味のあるところではあります。
引き続き、歩き易いを降っていくと分岐があります。 坂ノ谷コースとの分岐から14分ほどの所になります。 中ほどには腰が曲がったような樹木があって、 「自然を大切に」や「クマに注意」の木札はありますが、道標類は見かけませんでした。 地形図によると、破線の道が分岐している所になるようです。 殿下登山口へ降る殿下コースのように思えましたが、 車を止めてきた大段ヶ平へ少しでも近道になりそうなを降っていきました。
には路肩が広がった車数台分の駐車スペースがあるので、 複数台の車で来る場合にはそこに車を待機させておいて、殿下コースをそのまま降るのが良さそうに思えます。 トイレやも設置されています。
氷ノ山後山那岐山国定公園 氷ノ山自然歩道案内板
(殿下コースを経て氷ノ山頂上へ4.2km)
−コース案内−
国道29号(8.5km)殿下コース登山口(1.8km)三ノ丸(2.4km)氷ノ山頂上
《氷ノ山越えコース》
氷ノ山頂上(2.0km)氷ノ山越え(1.6km)地蔵堂(1.4km)氷ノ山越え登山口(関宮町)
《東尾根コース》
氷ノ山頂上(1.0km)千本杉(0.5km)神大ヒュッテ(2.0km)東尾根避難小屋(3.0km)東尾根登山口(関宮町)
 (兵庫県波賀町)
−ようこそ森林へ−
ここは宍粟郡波賀町に所在する坂ノ谷国有林で、大屋町の奥山国有林、関宮町の四ヶノ仙国有林に連なっています。 現在位置から氷ノ山山頂へと続く登山道周辺は、ブナ・ミズナラ等貴重な天然林やチシマザサ帯などが四季折々の景観を醸しだし、 訪れた人々を楽しませてくれます。 この一帯は、貴重な天然林の代表であるブナやオオバクロモジミ等植物群落の保護を目的として 「氷ノ山・三の丸ブナ植物群落保護林」(385ha)に指定しています。
 (林野庁、兵庫森林管理署)
瀞川・氷ノ山林道
引き続き、広くてが続きます。 少し傾斜が増してきたを降って下の方が明るくなってくると林道が見えてきます。 滑らないように注意しながら真っ直ぐ降っていくと、左右に通る林道に降り立ちました。 殿下コースから分かれて4分ほど、三ノ丸から31分ほどで降りて来られました。 出た所には「氷ノ山」のがありました。 降り立った林道を示す標識類は見かけませんが瀞川・氷ノ山林道になります。 車を止めてきた大段ヶ平へ向かって、左へ続くをひたすら歩いていきます。
林道山頂駅
は未舗装ながら、車でも十分に通っていける状態でした。 僅かに見えるを眺めながら進んでいくと、林道山頂駅があります。 兵庫県下の林道の中で一番高い所のようです。 林道に降り立った所から7分ほどの所になります。 右側が開けてを見渡せました。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、氷ノ山ルート)
(10)林道山頂駅について
本林道中はもとより、県下の林道の中で最高標高地点に位置するところです。 標高1,250m。 東側の眺望が開けています かつてこの林道が計画された当時、当初の計画では、 林道はここからさらに氷ノ山の頂上付近をめざして標高を上げてゆく予定でありましたが、 自然保護団体との協議の上、ここから標高を下げて氷ノ山を迂回する線形に変更され、今日に至った経緯があります。
この場所は、福定起点より16.5km、標高1,250m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(9)氷ノ山にブナを植えよう駅 …20分,0.5km… (10)[当駅", "…20分,0.7km… (11)国境の駅
氷ノ山にブナを植えよう駅
になった道を緩やかに降っていきます。 くろたきの谷に架かるを渡って、 未舗装路になった道を進み始めると氷ノ山にブナを植えよう駅があります。 林道に降り立った所から12分ほどの所になります。 傍には「氷ノ山のブナ植生回復事業「氷ノ山にブナを植えよう」運動の展開について」と題した解説板もありました。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、氷ノ山ルート)
(9)氷ノ山にブナを植えよう駅について
本駅周辺では、次世代のブナを育てるために、兵庫森林管理署が中心となって「氷ノ山にブナを植えよう」運動が展開されています。 これは、一部の老木ブナが弱ってきたり、チシマザサが密生して次世代のブナの成長を阻害している現状を受け、 氷ノ山のブナの種から育てた苗木をチシマザサを刈り払った所に植栽し、後継樹を育てようとする取組みです。 本駅にはその活動を紹介する解説板も設置されています。 (詳細はそちらの看板をご覧ください)
この場所は、福定起点より16.0km、標高1,230m。
(次駅) 徒歩での所要時間 (前駅)
(10)林道山頂駅 …20分,0.5km… (9)[当駅", "…70分,2.4km… (8)横行渓谷終着駅
氷ノ山のブナ植生回復事業「氷ノ山にブナを植えよう」運動の展開について
「自然豊かな森林生態系の保全21」として
兵庫森林管理署が管轄している氷ノ山(奥山国有林)は、兵庫県の最高峰で、 ブナやミズナラそしてスギの天然林・古千本スギの群落など優れた自然環境の宝庫で、 その雄大さと四季折々のすばらしい景観から広く県内外の多くの方々に親しまれています。 当署では、こうした貴重な自然林の保護を目的として「氷ノ山・三の丸ブナ植物群落保護林」(385ha)や 「四ヶノ仙・奥山高地湿原等植物群落保護林」(4ha)を設定して、その保全に努めています。 こうした中にあって、近年、氷ノ山山麓のブナ帯の一部にブナの先端部分が枯死するなど衰退したものや チシマザサ(ネマガリダケ)が密生して樹幹ギャップの発生した箇所が見受けられるなどど、貴重なブナの植生に変化が生じています。 こうしたことから、平成13年度の当署の事業計画として近畿中国森林管理局の中長期ビジョン「人と森との共生21」に基づいて、 氷ノ山のブナ植生回復事業「氷ノ山にブナを植えよう」運動を展開しました。 この事業は、当地のブナのタネから育てた苗木を、チシマザサを刈払いした箇所へ植栽し、 後継樹を育てると共に、衰退したブナの周辺に密生するチシマザサを刈払いして、ブナに養分を与え、 乾燥を防止することで樹勢の回復をめざした取組みです。 この植樹の集いは、兵庫県立森林・林業技術センター及び同緑化センター、 地元・大屋町や兵庫県そしてボランティアの皆さん等50名の協力を得ながら、 開かれた国有林の取組みとして大変好評の中、実施することができました。 この取組みは、長期間に亘ることから今後とも関係者の皆さんのご協力をいただきながら継続していきます。
場所 兵庫県養父郡大屋町 氷ノ山山麓(奥山国有林549林班と1小班)
日時 平成13年10月19日(金)10:30〜13:00
面積 植栽面積800u
植栽樹種 ブナ120本、ミズナラ50本、ミズメ20本、トチ20本、カエデ10本、キハダ10本、クリ10本
計240本
雪害等対策 ブナ等の雪害防止対策として、木製の三角錐の設置
ウサギ・ネズミ対策として食害防止ネットの設置
「起点から16.0km」「終点から8.9km」のを過ぎていきます。 少し降るようになるとになります。 僅かに見えるを眺めたりしながら、林道を淡々と進んでいきます。 7分ほど進んでいくとになります。 正面に横たわる尾根が見えてくると、「起点から15.0km」「終点から9.9km」の林道標識が立っています。 林道に降り立った所から25分ほどの所になります。
標識を過ぎて1分ほど進んでいくと、再びになります。 大きく左へ曲がりながら降り始めると、正面にの上に赤い屋根の建物が僅かに見えてきました。 方角からすると、大段ヶ平コースにあったのようでした。 未舗装になった道を3分ほど進んでいくと、また舗装路になります。 谷筋の手前まで来ると、左の谷へ登っていくがあります。 林道に降り立った所から40分ほどの所になります。 入口の傍には「氷ノ山後山那岐山国定公園 三ッ滝周辺案内」と題した壊れた解説板があって、 「」と題した案内図が載っていました。 それによると、三ッ滝まで約120mとのことですが、訪ねるのは省略しました。
後日に三ッ滝を訪ねました。 横木の階段を登って植林地を進んでいくと、ここから2分半ほどの所に半壊したがあります。 その左側にある沢へ少し入った所にがあります。 木橋を渡ったすぐ先の大木の脇からロープに掴まりながら崖を降って、大きな石がゴロゴロするに出ると、 上流側にがあり、 沢を渡って少し降った所にがありました。 往復20分ほどで戻って来られました。
氷ノ山後山那岐山国定公園 三ッ滝周辺案内
県下の最高峰「氷ノ山」周辺には、ブナの原生林やイヌワシ、ツキノワグマなど、貴重な動植物たちが生きています。 いつまでも、この豊かな自然を守っていくためにも、下記のことにご注意下さい。
◎ゴミは各自でかたづけ、持ち帰りましょう。
◎木を切ったり、枝をおったりしないようにしましょう。
◎土石や植物の採取はやめましょう。
◎たき火はしないで下さい。
◎たばこのすいがらは必ず消しましょう。
横行渓谷終着駅
本谷に架かるを渡っていくと、 横行林道の終点になっているに着きます。 右側には休憩小屋があって、その周囲は車数台分の駐車スペースになっています。 左側には大きなが立っています。 半ば壊れていましたが、正面の道は「氷ノ山登山口・関宮町」、右の道は「横行渓谷・大屋町」となっています。 正面の道を登り始めると、すぐの所に横行渓谷終着駅があります。 林道に降り立った所から42分ほどの所になります。
注意
山菜採り・ハイキングの皆様へ
氷ノ山内において転落事故が発生しています。 登山道から外れないように入山してください。
 (養父市、養父警察署)
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、氷ノ山ルート)
(8)横行渓谷終着駅について
養父市大屋町横行集落を起点とし、美しい横行渓谷に沿って走る「横行林道」の終点(本林道との接続点)です。 ここには、旧大屋町によって設置された休憩小屋があります。 大段ヶ平からいったん横行川に向かって標高を下げてきた本林道は、この分岐を過ぎ三ッ滝橋を渡ってから、再び高度を上げてゆきます。 すぐ近くには、「三ッ滝」の散策道入口があり、 入口から川沿いに約300m上流に歩けば滝を見ることが出来ます。
この場所は、福定起点より13.6km、標高1,020m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(7)氷ノ山中央(大段ヶ平)駅 …30分,1.1km… (8)[当駅", "…70分,2.4km… (9)氷ノ山にブナを植えよう駅
大段ヶ平
登り基調になった林道を進んでいきます。 「起点から13.0km」「終点から11.9km」のを過ぎていくと、 右側にが広がってきます。 になった林道を100mほど進んでいくと、 最初に氷ノ山へ登って行ったに着きます。 そこを過ぎていくと、大段ヶ平駐車スペースがあります。 林道に降り立った所から1時間ほどで到着しました。
駐車スペースの奥の方に広がる山並みを眺めてから家路につきました。