概 要 |
ブリ山は豊岡市日高町にある標高384.9mの山です。
山頂まで広い道が続いていて、容易に登ることができます。
電波塔のある山頂の周囲には樹木が茂っていて展望は得られませんが、途中からは山並みを見渡すことが出来ます。
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起 点 |
豊岡市日高町 山宮地区
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終 点 |
豊岡市日高町 山宮地区
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山宮地区…ブリ山…般若の郷…豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーPR館…山宮地区
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所要時間 |
1時間10分
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歩いて... |
山頂まで続く道は車一台が通れる幅がありましたが電波塔の保守路のようで、鎖の車止めが2箇所にありました。
途中には未舗装の部分もありましたが、荒れていることもなくて歩きやすくなっていました。
傾斜が増す所もあって、折からの蒸し暑さも手伝って汗が噴き出してきました。
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関連メモ |
今のところ、関連メモはありません。
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山宮地区
豊岡の市街地から国道312号を南下した所にある祢布交差点を右折して国道482号を西進していきます。
伊府交差点を直進して県道268号や県道529号を左右に見送って坂道を登っていくと、右へ分かれていく道路があります。
入口には「大岡山ゴルフ倶楽部」「園田学園女子大学大岡山グリーンキャンパス」の標識が立っています。
その道に入って坂道を登っていきます。
十字路を直進して更に進んでいくと、を過ぎた所から左へ分かれていく道があります。
ここがブリ山への登り口になります。
その手前の路肩が広がって駐車スペースになっていたので、ここに車を止めました。
歩く準備をして、左へ分かれていくを緩やかに登っていきます。
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道路の右側にはのソーラーパネルが並んでいました。
少し左へ曲がりながら山際を登っていくとが広がってきます。
左へ分かれていく農道を見送って舗装路を進んでいくと、右側にが見えてきます。
曲がり角から車道へ続くが分かれていますが、
左へ曲がった先の畑地に真っ直ぐ延びる舗装路を進んでいきます。
電波塔の立っている左前方の高みが、目指すブリ山になります。
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正面の山へ向かって畑地の中に続くを真っ直ぐ進んでいきます。
山の傍まで行くとがあります。
先ほどあった施設は「第1期」ということなのでしょうか。
周囲を囲む鉄柵に沿って端までいくと、右へ直角に曲がる手前に鎖が張られた車止めがあります。
脇には簡易トイレもありました。
道なりに右へ曲がっていくと、すぐにになります。
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山頂まで続くこの道は、電波塔の保守路でしょうか。
車一台が通っていけるだけの幅で続いていました。
ソーラー施設の鉄柵が終わるとの中へ入っていきます。
短い夏草が生える道を進んでいくと、再び鎖の車止めがあります。
ここで道は鋭角に左へ曲がって、傾斜が増したになります。
道端には50mほどの間隔で、紅白に塗られた長さ3mほどのポールが点々と立っていますが、積雪量を測るためのものでしょうか。
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坂道を真っ直ぐ登っていくと、左の樹間から山並みの広がる所がありました。
方角からすると大岡山から南へ続く山々でしょうか。
眼下には先ほど脇を過ぎてきたも見えました。
樹間から山並みを眺めながら坂道を登っていくと、目指すブリ山に立つが正面に見えてきます。
再びになった道を進んでいくと、すぐに左へ曲がっていきます。
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坂道を登っていくと、左の樹木が途切れて山並みを眺められる所がありました。
先ほどよりも少し北向きに開けていて、大きく見えている山は大岡山でしょうか。
眼下には先ほど来のもよく見えました。
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右へ鋭角に曲がっていきます。
その先を道なりに左へ曲がっていくと、正面にが間近に迫ってきます。
そろそろ山頂に着きそうだと思いながら進んでいくと、道の両側が広がって円くなった所がありましたが、
車の方向転換場所のようでした。
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円い所を過ぎて坂道をひと登りすると、先ほどから見えていた電波塔の袂に着きました。
畑地にあった車道へ続く未舗装路との分岐から18分ほど、車を止めてきた所から21分ほどで登って来られました。
取り付けられている銘板によるとNTT関西移動通信網株式会社の「神鍋無線中継所」というようです。
何が「12基」なのかはよく分かりませんでしたが、電波塔のは、円筒形の周囲に縦の棒が並んだ構造になっていました。
NTTドコモの「神鍋(兵庫)」と書かれた銘板もありました。
NTT関西移動通信網株式会社 神鍋無線中継所
鉄柱規模 | G-40m鉄柱 |
アンテナ容量 | IV-840(120°)×12基 |
完 成 | 平成9年9月 |
神鍋(兵庫)
当設備についてのご連絡は下記へお願い致します。
(NTTドコモ)
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ブリ山 (標高384.9m)
地形図によると電波塔の西側に三角点があるようなので、ちょいと探してみました。
電波塔を囲む金網柵の右側から奥へ進んでいきます。
まで来て、正面のへ20mほど真っ直ぐに分け入っていくと、
周囲の草木が少し刈り払われたような所に、傷のない綺麗ながありました。
ここが地形図に載っている384.9m峰のブリ山の山頂になるようです。
周囲に樹木が生い茂っていて展望は得られません。
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ブリ山の山頂を確認したところで、登ってきた道を引き返していきます。
右へ曲がった先を鋭角に左へ曲がって坂道を降っていくと、正面の樹間からが見えましたが、
方角からすると、大岡山の西1500m辺りにある480.3m峰でしょうか。
が見える所を過ぎて右へ曲がると未舗装路になります。
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右の奥に広がるを眺めながら坂道を降っていきます。
や山並みが見える所を過ぎて右へ曲がり始めると、
鎖のがあります。
脇を抜けて短い夏草が生える道を降って疎林を抜けると、第2期豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーの脇に出ます。
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鉄柵に沿って進んでいくと、曲がり角の手前でになります。
左へ曲がっていくと、すぐの所に鎖のがあります。
脇を抜けてソーラー施設を過ぎて真っ直ぐ降っていくと、左へ未舗装路が分かれています。
このまま右へ曲がっていく舗装路から元の駐車スペースへ戻ってもいいのですが、
左の道から車道を歩いていくことにしました。
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左の広いを緩やかに降っていくと、すぐにに出ます。
ブリ山から18分ほどで降りて来られました。
脇には「株式会社 エヌ・ティ・ティドコモ関西 神鍋無線中継所 登り口」の標識が立っていました。
振り返ると、畑地の先にブリ山がよく見えました。
左の先には清滝トンネルが見えていますが、車道を進んでいきます。
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般若の郷
車道を緩やかに降っていくと十字路があります。
道路を渡った右側には道路整備事業の大きな看板があり、
左側には「般若の郷」と刻まれたがありました。
左の道には「大岡ゴルフ倶楽部」「園田学園女子大学大岡山グリーンキャンパス」の看板が出ていました。
右の道を進むと元の駐車スペースに戻れますが、
正面の道の少し先にが見えたので、ひと休みしていきました。
般若の郷
このあたり一帯は、古くから「般若」と呼ばれている。
その由来は、大岡山山頂近くにあった真言宗古刹「瑠璃山・大岡寺」の末寺十二坊の内の一つ「般若院」がこの近くに置かれていたことから、
参詣の人達がそう呼ぶようになったと言われている。
この農道の開通を機に、これからも地域の人々に安らぎを与える緑豊かな、四季折々に美しい花々で彩られた郷となるよう願いを込めて「般若の郷」と命名した。
農業漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
県単独農道整備事業(合併型)清滝地区
事業概要
総延長 | 3,661m |
全幅員 | 7.0m |
総事業費 | 26億円 |
工事工期 | 平成6年度から平成10年度 |
事業主体 | 兵庫県豊岡土地改良事務所 |
揮毫 兵庫県知事 貝原俊民
農業漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
県単独農道整備事業(合併型)清滝・清滝2期地区
本地区は、日高町の北西部に位置する農道新設工事であり、平成4年度に着工しました。
この事業により、基幹農道を整備して生産性の高い近代的な農業を促進し、併せて農村環境の改善に資することを目的にします。
また、本線南側に自転車歩行車道及び並木を設け、親しみとうるおいのある道路景観の整備をめざします。
事業概要 | 受益面積433ha |
道路延長 | 3,661m |
幅員 | 全幅7.0m 車幅5.5m 自歩道及び並木3.2m |
事業主体 兵庫県豊岡土地改良事務所
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十字路まで戻って南へ降っていくと、の施設があります。
上下二段になった施設の上段の部分になります。
その前と右側が専用駐車場になっていました。
柵に沿って右へ回っていくと、駐車場の奥に「豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーPR館 入口」のが設置されていて、
右へ降っていく階段を指しています。
その先に建物が見えたので、立ち寄っていくことにしました。
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豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーPR館
階段を降っていくと、すぐに豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーPR館があります。
建物の外には太陽光発電に関する解説板が幾つか掲げられていました。
大きなガラス窓から建物の中を覗うと解説板が幾つか見えましたが、建物の扉は閉ざされていて入ることが出来ませんでした。
解説板に載っていた内容の一部とを載せておきます。
今回登った山の名前は、この地区の字の「鰤山」からきているようでした。
発電施設の概要
場所 | 豊岡市日高町山宮字鰤山1516番地 |
敷地面積 | 約3.7ha[第1期発電施設1.8ha、第2期発電施設1.2ha、PR館・駐車場・緑地等0.7ha] |
事業費 | 4億9千1百万円[第1期3億1千2百万円、第2期1億7千9百万円] |
業務委託先 | 株式会社カネカ |
売電先 | 関西電力株式会社 |
制御方式 | パワーコンディショナーをマスター・スレーブ方式で制御 |
送電する系統の電圧 | 6,600V |
最大出力 | 1MW(1メガワット)[第1期681.03kW、第2期318.78kW] |
予想年間発電量 | 年間 約271トン[第1期 年間約185トン、第2期 年間約86トン] |
主要機器の緒言 | カネカ薄膜シリコンハイブリッド太陽電池11W×8,694枚 [第一期 115W×5,922枚、第2期 115W×2.\,772枚] パワーコンディショナー 250kW×4台 |
設置方位と角度 | 南向き、30度 |
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山宮地区
豊岡エコバレー・山宮地場ソーラーPR館の左側を過ぎて車道に出ると、
左側のすぐ先に、車を止めておいた駐車スペースがあります。
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