鉢伏高原
概 要 養父市大久保にある鉢伏高原を歩きます。 スキーパトロールセンターのある駐車場を起終点とし、 小代越を経てシナノキを訪ね、稜線を越えてゲレンデを降るルートを周回します。 各所から山並みを見渡せる眺めが広がります。
起 点 養父市大久保 鉢伏高原
終 点 養父市大久保 鉢伏高原
鉢伏高原…小代越…シナノキ…鞍部…鉢伏高原
所要時間 1時間40分
歩いて... 登り時には汗を掻きましたが、ゲレンデを降る時には涼やかな風が吹いて癒やされました。 近くに氷ノ山がありますが、生憎と雲が出ていて、山頂は見えませんでした。
関連メモ 鉢伏山, 鉢伏山, 鉢伏山, 高丸山, 大平頭, 高丸山, 鉢伏山, 大久保道
コース紹介
鉢伏高原
養父市八鹿町を通る国道9号の関神社前交差点から県道87号に入って西進していきます。 八木川に架かる小路頃大橋の手前まで来るとがあります。 角には「ハチ高原」の大きな看板が出ていて、橋を渡っていく道は「氷ノ山国際」、右前方の坂道は「ハイパーボウル東鉢」となっています。 右前方の坂道を登り、峠で左からの道を合わせて右へ降って鹿倉口橋を渡るとに出ます。 左折して葛畑地区を過ぎていくと、 荒倉川に架かる神田橋を渡った所にがあります。 「別宮の大カツラ」「ハチ高原」「ハイパーボウル東鉢」などの看板が指す左へ分かれていく坂道を登っていきます。 葛畑地区・別宮地区・丹戸地区を過ぎて大久保地区まで来て、南から来る県道87号の終点に出ると、 スキーパトロールセンターの前に広い駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
のある所から駐車場を出ます。 四叉路に出て、北へ延びるを進んでいきます。 入口には「ハチ高原オートキャンプ場 この先500m」の標識が出ています。 正面になどを眺めながら進んでいきます。 少し左へ曲がって、ロッジ群・リフト乗り場・などを過ぎていきます。 正面にを眺めながら、森の傍を進んでいきます。 ハチ高原野営場への道を左へ分けていくと、大木が生える所に分岐があります。 駐車場から10分ほどの所になります。
大木の脇から右へ分かれていくに入っていきます。 大木の袂には黄ポスト「A」があります。 道なりに左へ曲がって、傾斜が増してくるを登っていきます。 緩やかになったり傾斜が増したりする坂道を登っていくと、また緩やかになります。 脇には「よくばり星デッキ」の標識が立っていて、が幾つか設置されています。 左側には氷ノ山などのが広がりますが、 この時は雲が出ていて氷ノ山の山頂は見えませんでした。
すぐに緩やかでに出ると地道になります。 鎖柵の左側にがあって、下にある道路まで続いていますが、夏草が茂ってあまり歩かれていないようです。 すぐにあるを過ぎると舗装路になります。 傾斜がかなりある坂道を鎖柵に沿って登っていくと、鎖柵が途切れてになります。 舗装路から地道に変わる所まで来ると、「氷ノ山 山頂まで6.0km」の標識が立っています。
(1年前に来た時よりも舗装区間が少し延びているようです)
小代越
間隔の広い横木の階段を登って緩やかになるとがあります。 左側に氷ノ山などのが広がるのですが、引き続き雲が出ていて良く見えません。 間隔の広いを登っていきます。 緩やかな所を過ぎて傾斜が増してくる階段を登っていくと、左右に延びるが近づいてきます。 階段が終わって緩やかになると、標高1020mほどの浅い鞍部にある小代越に着きます。 駐車場から30分ほどで登って来られました。 正面には「小代越」の標識が立っています。
右側にも標識が立っていて、右の道(*1)は「鉢伏山」、左の道(*2)は「氷ノ山」、今来た道は「ハチ高原」となっています。 正面にも道がありますが、標識には何も示されてはいません。 黄ポスト「B」と赤ポスト「I」の間には「ハチ高原の草原性植物とチョウ」と題したがありますが、 この時は二つに割れていたので、以前に見かけたものを載せておきます。 急な高丸山から鉢伏山へと続いています。 緩やかな氷ノ山越を経て氷ノ山へ続いています。 朝早い時刻で気温はあまり高くありませんでしたが、傾斜が急な所もある坂道を登ってきて疲れたので、 振り返ってを眺めながら休憩していきます。
*1 右の道は「鉢伏山」, 「鉢伏山」, 「高丸山」, 「高丸山」を参照。
*2 左の道は「高丸山」, 「大平頭」, 「大久保道」を参照。
ウスイロヒョウモンモドキを守る活動にご協力ください
採取は禁止されています!
ウスイロヒョウモンモドキ(タテハチョウ科)は、絶滅に瀕する野生生物についてまとめた「環境省レッドリスト」において「絶滅危惧T類」に、 「改訂・兵庫の貴重な自然」において「Aランク」に指定され、現在最も絶滅のおそれのある種の一つとなっています。 兵庫県内では生息地は極めて限られ、緊急に保護を必要としています。 2006年7月に自然公園法における「指定動物」となり、本地域を含む、氷ノ山後山那岐山国定公園において、 ウスイロヒョウモンモドキの採集は禁止されております。
兵庫県健康生活部環境政策曲自然環境課、但馬県民局県民生活部環境課
兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会
落ち着いたところで、標識の間からを降っていきます。 夏草が茂っていますが、踏み跡が続いています。 正面に広がるを眺めながら降っていきます。 少し曲がりながら続くを降っていきます。 敷かれた板を渡ると、広い道の曲がり角に降り立ちます。 小代越から4分ほどの所になります。 左側にはが立っているのですが、夏草に隠れて分り難くなっているので、 過日に来た時の画像を載せておきます。 少し分かり難くなっていますが、左の道は「尼崎市立美方高原自然の家 備地区・新屋地区 方面」、 小代越から西へ続く道は「氷ノ山方面」、東へ続く道(*)は「鉢伏山・氷ノ山方面」となっています。
*標識では小代越の東へ続く道は「鉢伏山・氷ノ山 方面」となっていますが、「鉢伏山・高丸山 方面」の誤記かと思われます。
(*)はとちのき村方面へ降りていくので見送っていきます。 ここはを進んでいきます。 少しもある道を進んでいきます。 左にを眺めながら軽く登っていきます。 軽い降り坂になると、左側に小屋が建っています。 以前の地図には小屋の先へ続く破線の道が描かれていましたが、この時には夏草が茂っていることもあって分からなくなっています。
*右の道は「鉢伏山」を参照。
小屋を過ぎると、を登るようになります。 階段が終わって少し左へ曲がりながら進んでいくと、再びが現れます。 階段が終わった道を進んでいくと、脇に「13トレイル」の標識が立っています。 小代越から10分ほどの所になります。 道は右へ折れ曲がっていくのですが、正面へ少し進んだ所に大きなシナノキがあるので立ち寄っていきます。
シナノキ
腰まで伸びた夏草を掻き分けながら軽く降り始めると、すぐにが道を塞いでいます。 も設置されていますが、夏草に隠れて分り難くなっています。 次第に歩き易くなると、僅かなに出ます。 軽い登り坂になると、正面に巨木が生えています。 標識類は見かけませんが、これがシナノキになるようです。 周囲を反時計回りに巡りながら眺めていきます。
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往復6分ほどで、標識が立つまで引き返してきます。 左前方の道を進んでいくと、を登るようになります。 道なりに左へ曲がって、更に続く間隔の広いを登っていきます。 階段が途切れた道を進んで右へ曲ると、またが現れます。 少し登って道なりに左へ曲がって緩やかになると、階段が途切れます。 左側に広がるを眺めながら進んでいきます。
鞍部
軽い降り坂になると、鉢伏山へ続くが正面に見えてきます。 近づいてくるへ向かって進んでいきます。 左側に広がるを眺めながら進んでいきます。 軽く登るようになると、高丸山から鉢伏山へ続く稜線にある浅い鞍部に出ます。 シナノキへの立ち寄りも含めて、小代越から28分ほどの所になります。 支柱の袂には「12トレイル」の標識があります。 ここからは降るだけなので、周囲の景色を眺めながら休憩していきます。 右前方にはがあります。 (*1)は高丸山を経て小代越へ続いています。 (*2)は1114m峰を経て鉢伏山へ続いています。
*1 右の道は「鉢伏山」, 「鉢伏山」, 「高丸山」, 「高丸山」を参照。
*2 左の道は「鉢伏山」, 「鉢伏山」, 「鉢伏山」, 「鉢伏山」を参照。
落ち着いたところで、を降っていきます。 斜面はになっていて明瞭な道はありませんが、 リフトの左側の夏草が少ない所を選びながら降っていきます。 正面にを眺めながら斜面を降っていきますが、 吹いてくる涼やかな風に癒やされます。 水切溝が幾つか横切っているので、足を取られないよう注意しながら降っていくと、が近づいてきます。 森の手前から草刈り跡が右へ分れていきますが、このまま正面の斜面を軽く登っていきます。
少し登っていくと、の乗り場の脇を過ぎていきます。 樹木の先に見えるへ向かって軽く登っていきます。 リフトの支柱まで来ると、右の奥にあるリフトの乗り場へ続くが合流してきます。 軽い降り坂になってが近づいてくると、 右側に赤ポスト「O」、左側に黄ポスト「K」があります。 小さな森の手前まで来ると、道らしくなった草刈り跡は正面に続いていますが、 車を止めてきた駐車場が右のゲレンデの先に見えるので、草刈り跡は見られませんが右のゲレンデを降っていきます。
小さな森の傍を過ぎて、駐車場に向かってを降っていきます。 ここでも水切溝が幾つもあるので、足元に注意しながら進んでいきます。 黄ポスト「M」が立つ小さな森まで来ると、左右にが続いていますが、横切っていきます。 次第にになる斜面を降っていきます。 「鉢伏高原」の大きな標柱が見えてくると、を横切っていきます。 標柱が近づいてくると、間隔の広い横木の階段を降ってに出ます。 広い道を横切って軽く登ると、「鉢伏高原」の大きな標柱に着きます。
鉢伏高原
を過ぎた所から振り返ると、こちら側にも同様の文字が書かれています。 近づいてくるに向かって降っていきます。 また間隔の広いが現れるので、沿うように進んでいきます。 大木の脇を過ぎていくと、車を止めておいた駐車場に着きます。 稜線にある鞍部から31分ほどで降りて来られました。 振り返ると「」がありますが、少し掠れています。