概 要 |
氷ノ山は養父市と若桜町の境にある標高1509.8m(点名:氷ノ山)の山です。
今回は殿下登山口から三ノ丸を経て山頂へ至るルートを往復します。
氷ノ山や三ノ丸からは四方をぐるりと見渡せる眺めが広がります。
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起 点 |
宍粟市波賀町 戸倉地区
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終 点 |
宍粟市波賀町 戸倉地区
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戸倉地区…殿下登山口…仙人門…三ノ丸…1448m峰…氷ノ山頂上休憩所…氷ノ山…千年キャラボク…1448m峰…三ノ丸…仙人門…下山地…戸倉地区
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所要時間 |
4時間00分
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歩いて... |
殿下登山口から氷ノ山の山頂まで、両側に笹が茂る広くてしっかりとした明瞭な登山道が続いています。
要所に標識が設置されていて分かり易いのは良いのですが、傾斜が急な所もあってかなりバテました。
天候に恵まれて、氷ノ山や三ノ丸からは素晴らしい眺めが広がりました。
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関連メモ |
氷ノ山
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戸倉地区
養父市大屋町を通る県道6号から分かれて、県道48号を西進していきます。
天滝へ向かう道を右に分けてまで来て、
標識「横行渓谷7km」に従って右折していきます。
「林道横行線 起点」の看板を過ぎていくとがありますが、
「横行渓谷・平家ケ城跡3km」「氷ノ山登山口(大段ヶ平)9km」の標識が指す右前方の横行林道を進んでいきます。
すぐの所に兵庫の名水「」があります。
渓谷沿いに登っていくと、「平家ヶ城跡休憩所」の標識が掲げられたがあります。
横行林道を更に登っていくと、左右に通るに出ます。
左側には休憩小屋や車数台分の場所があり、右側には横行渓谷終着駅があります。
左折した所にある三ッ滝橋を渡り、瀞川・氷ノ山林道を3.5kmほど進んで宍粟市波賀町へ入ると、
トイレの先に路肩の広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
瀞川・氷ノ山林道には砂利敷の地道の所もありますが、路面はそれほど荒れていないので、車での走行は問題ありませんでした。
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林道横行線 起点
幅員4.0m 延長8,133m
この林道は民有林林道です。
次のことに十分注意して通行して下さい。
スピード落し安全運転
カーブは徐行、出合いがしらに注意
落石、土砂崩れ、路肩に注意
林道管理者 大屋町
横行の名水 ぶなのしずく(兵庫の名水)
この水は、氷ノ山(1510m)の山麓に位置し、古くから登山、山菜取り、紅葉見学等の人々の喉を潤してきました。
名前の「 ぶなのしずく」は、訪れた皆様からのアンケート結果により決定したもので、
早春に氷ノ山の残雪が「ぶな」の原生林から滴る様子をイメージしており、
「適度なミネラル分を含んだ苦味のない爽やかでまろやかな味わいである」との感想をいただいております。
また、養父市特産の銘酒「仙櫻」は、養父市大屋町宮垣で栽培される酒米「山田錦」と、
この「 ぶなのしずく」を利用して生産されており、
「すっきりとした嫌味のない味わいである」と評判を得ています。
なお、飲料としてご利用になる場合は、必ず煮沸してからお飲み下さい。
平成17年3月 大屋町商工会観光委員会
横行渓谷 平家ヶ城跡
源平の戦い(屋島・壇ノ浦)に敗れた平家の残党の中で、由緒ある姫とその家臣の一行は播磨の国から、道谷峠をこえ、
山奥へ山奥へと渓谷ぞいに逃げているうちに、断崖絶壁の地にたどり着き、ここに城(平家ヶ城)を構えました。
そして、下流の小高い山の上に見張り場所(見手ヶ城)を定め、もし源氏勢が攻めてきたときは、
合図として幡をこの平家ケ城の方へ倒すよう指図をしていました。
こうして一行は、この地でしばらくは平和な日々を送っていましたあ、
ある日、見手ヶ城に立てた幡が強い風で倒れてしまいました。
これを見た姫と家臣達は、源氏が攻めてきたものと思い込み、
もうこれ以上逃げられないと、城の下の深い淵(姫ヶ淵)に身を投げたと伝えられています。
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殿下登山口
駐車地の道路向かいに殿下登山口があります。
入口には「しそう天空回廊 宍粟50名山 氷ノ山・三ノ丸 殿下登山口」の標識が立っています。
左には「」の看板があって、今回歩くルートが載っています。
右には「」や「」があって、
ここにも今回のルートが載っています。
「」も載っていますが、
三ノ丸までと氷ノ山の手前は傾斜がきつそうです。
バイク・スノーモービル等乗入れ規制地域
許可なく「乗入れ規制地域」内にバイク、スノーモービル等を乗入れることは禁止されています。
自然を愛しましょう。
兵庫県 兵庫森林管理署
氷ノ山自然歩道案内図
(殿下コースを経て氷ノ山山頂へ 4.2km)
−コース案内−
国道29号(8.5km)殿下コース登山口(現在地)(1.8km)三ノ丸(2.4km)氷ノ山頂上
<氷ノ山越えコース>
氷ノ山頂上(2.0km)氷ノ山越え(1.6km)地蔵堂(1.4km)氷ノ山越え登山口(関宮町)
<東尾根コース>
氷ノ山頂上(1.0km)千本杉(0.5km)神大ヒュッテ(2.0km)東尾根避難小屋(3.0km)東尾根登山口(関宮町)
兵庫県波賀町
東尾根避難小屋から東尾根登山口までは「3.0km」となっていますが、
地図ではもっと近いように見えるので、誤記ではないかと思われますが、そのまま載せておきます。
氷ノ山登山道総合案内
氷ノ山
氷ノ山(須賀ノ山)は、鳥取県南東部若桜町と兵庫県との県境に位置する標高1,510メートルの山であり、
中国地方で大山に次ぐ高峰です。
約300万年前〜約200万年前の火山活動により形成され、標高1,000メートルの基盤岩類を溶岩が薄く覆っており、
山頂近くには「こしき岩」と呼ばれる奇岩もみられます。
山麓から山頂部にかけて、ブナ、ミズナラ、トチなどの原生林やチシマザサなどの植物が繁茂しています。
周辺には、陣鉢山、鉢伏山、扇ノ山など1,000メートル級の山々が連なり、
山頂からは360度の展望を楽しむことができます。
また、中国地方第一の豪雪地帯で雪質が軽く、スキー場として定評があり、西日本では珍しく樹氷を見ることができます。
平成28年11月設置 宍粟市・兵庫森林管理署
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両側に笹が茂る広いを登っていきます。
先ほどの案内板によるとチシマザサというようです。
緩やかな所もありますが概ねが急です。
次第に汗が噴き出し息も切れてくるので、歩幅を狭めて遅いペースで登っていきます。
切断処理を施されたを過ぎていきます。
根元付近から曲がっている樹木まで来ると分岐があります。
殿下登山口から12分ほどの所になります。
は地形図に破線で載っていて、登ってきた道よりも林道までは近そうなので、下山時に歩くことにします。
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チシマザサが茂るを更に登っていきます。
少し正面がなった所を進んでいきます。
所々にが見られるようになる登山道を登っていきます。
が見られる道を登っていきます。
やがて脚を広げたような形の樹木があります。
殿下登山口から20分ほどの所になります。
樹木には「仙人門」の小札が取り付けられています。
どういう経緯でこのような形になったのか興味のあるところではあります。
人が通れるだけの広さがあるので、間をくぐっていきます。
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少しもある登山道を登っていきます。
やがて樹木が減って、だけの斜面になります。
も見られる道を登っていきます。
少し曲がりながら続く道を登って正面に樹木が生える所まで来ると分岐に出ます。
殿下登山口から36分ほどの所になります。
中ほどには大きなが立って、
左の道は「坂ノ谷登山口へ2.8km」、右の道は「氷ノ山山頂へ3.4km」、今来た道は「殿下登山口へ0.8km」となっています。
左の道は坂ノ谷コースというようですが、氷ノ山へ向かってを登っていきます。
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これまでよりも少し傾斜が弛んだ道を登っていくと、剥き出すを過ぎていきます。
程なくして、小岩に小さなが置かれていて「見返りの丘」となっています。
「うしろを振りかえってみよう」と添えられているので振り返るとが広がります。
時折吹き上がってくる涼風に癒やされながら登っていくと、標識が二つ立つ分岐に出ます。
殿下登山口から49分ほどの所になります。
は、
左の道は「三ノ丸コース 鳥取県若桜町」、今来た道は「坂ノ谷コース・殿下コース 兵庫県宍粟市波賀町」となっています。
大きな柱の四面に取り付けられたは、
左の道は「三ノ丸コース 登山口(鳥取県)」、右の道は「須賀ノ山(氷ノ山)山頂」、今来た道は「坂ノ谷コース・殿下コース(兵庫県)」となっています。
「119ばん通報プレートC-8」も取り付けられています。
振り返って、広がるを眺めていきます。
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三ノ丸(標高1464m)
続く道を登っていきます。
程なくしてがあります。
少し曲がりながら登って緩やかになると三ノ丸に着きます。
殿下登山口から54分ほどの所になります。
中ほどには「宍粟50名山 氷ノ山三ノ丸(1464m)No,1」と「三ノ丸コース7/10」のが立っています。
傍には殿下登山口で見かけたのと似た「」があって、今歩いている道が載っています。
左側に木組みのがあるので登ってみると、
山並みをぐるりと見渡せる眺めが広がります。
これから向かうにある避難小屋も見えます。
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「氷ノ山山頂2.4km」のが指す登山道を進んでいきます。
少し降っていくとになります。
杉の大木が見えてくると、短いの上を過ぎていきます。
僅かな起伏で続く道を進んでいくと、板に横棒が付けられたを渡っていきます。
次第にになります。
しばらく登っていくと、標高1440mほどの高みに着きます。
三ノ丸から9分ほどの所になります。
中ほどには「119ばん通報プレートC-10」の標柱があります。
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正面にを眺めながら降っていきます。
程なくしてを降るようになります。
右側にを眺めながら進んでいきます。
傾斜が緩やかになると「119ばん通報プレート」のが立っていますが、番号は判読出来ません。
少し登っていくと、「三ノ丸コース8/10」の標識が立つ標高1420mほどの高みに着きます。
三ノ丸から17分ほどの所になります。
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少し降って緩やかになると、またを渡っていきます。
また現れるを渡っていきます。
登り坂になる道を進んでいくとになります。
右側にはが広がります。
傾斜が増してくると、を登るようになります。
階段が終わると、標高1430mほどの高みに着きます。
三ノ丸から24分ほどの所になります。
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1448m峰
軽く降っていくとになります。
少し曲がりながら進んでいくとになります。
が増してくる道を登っていきます。
が見られる道を右へ曲がりながら登っていきます。
傾斜が緩やかになると、「119ばん通報プレートC-13」の標柱がある高みに着きます。
他に標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている1448m峰だと思われます。
三ノ丸から28分ほどの所になります。
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軽いになる道を進んでいきます。
傾斜が緩やかになると、またが現れます。
途切れながら続くを進んでいきます。
正面にを眺めながら進んでいきます。
最後のボードウォークが終わって、軽い登り坂になる道を進んでいきます。
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少し登っていくとになります。
また登り坂になると、「119ばん通報プレート」のが立っていますが、番号は確認出来ません。
標柱を過ぎていくと、「三ノ丸コース9/10」の標識が立つ標高1440mほどの高みに着きます。
三ノ丸から38分ほどの所になります。
の避難小屋などを正面に眺めながら降っていきます。
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少し降っていくとになります。
次第にになる道を曲がりながら進んでいきます。
傾斜が増してくる道を登っていくと、「119ばん通報プレートC-15」のを過ぎていきます。
程なくして、砕石を敷き詰めたようなになります。
段差のある所を登っていくと横木の階段が現れます。
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氷ノ山頂上休憩所
また石ゴロ道を登るようになると、「119ばん通報プレートC-16」のを過ぎていきます。
程なくしてがあります。
角には「千年キャラボク←20m」の標識があって左の道を指していますが、下山時に訪ねることにして見送っていきます。
程なくして、左側にが続くようになります。
開けた所に出ると、トイレが併設された氷ノ山頂上休憩所が左側にあります。
三ノ丸から55分ほどの所になります。
2015年に来た時と様子が違いますが、建て替えられたようです。
傍には「氷ノ山登山道総合案内」の解説板があって、
「」と「」が載っています。
「氷ノ山のキャラボク群落」の解説板もあります。
県指定天然記念物 氷ノ山のキャラボク群落
指定年月日 平成27年1月23日
鳥取県若桜町と兵庫県養父市、宍粟市にまたがる氷ノ山(1510m)では風衝や積雪の影響で、
標高1400m以上の場所はブナ、リョウブ、ナナカマドなどの低木林やササ草原となっている。
キャラボクは登山道沿いでは標高1300mより上部に点在するが、
特に氷ノ山山頂の南西側緩斜面(鳥取県側)のササ草原内にまとまった群落を形成している。
氷ノ山のキャラボク群落は中国山地では大山に次ぐ規模をもつ。
著名な図鑑類(原色日本植物図鑑など)で大山とともにキャラボクの生育地として言及されるなど日本全体の自然分布からみてもその価値は高い。
最大の群落である大山から約90km離れた氷ノ山のキャラボクは、種の存続とその遺伝的多様性確保の点から、
一定の個体数を持つ群落として貴重である。
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氷ノ山(標高1509.8m)
すぐ先に見えているへ向かって登っていきます。
「尼工氷ノ山ヒュッテ跡」のを過ぎていきます。
程なくして氷ノ山の山頂に着きます。
氷ノ山頂上休憩所から1分ほど、殿下登山口から1時間58分ほどで登って来られました。
中ほどには真新しい「氷ノ山」があるので、地形図に載っている1509.8m峰になるようです。
山頂からは各方面の山並みを見渡せます。
【】
【】
【】
【】
にある避難小屋も見えます。
も良く見えます。
避難小屋の左前には大きながあります。
以前には「氷ノ山山頂1510m」「氷ノ山後山那岐山国定公園」と書かれていましたが、風化して読めなくなっています。
小札が取り付けられていて、右の尾根は「東尾根」、左の尾根は「氷ノ山越え」、今来た尾根は「二ノ丸」となっています。
円形のもあって、各方面の山などが載っています。
避難小屋の右前には「氷ノ山山頂1510米」のがあって、
右の尾根は「東尾根方面(奈良尾・福定へ)」、左の尾根は「氷ノ山越方面」、今来た尾根は「二ノ丸方面(波賀町へ)」となっています。
の壁には「」の案内板があって、
北側から東側にかけてのが載っています。
「氷ノ山後山那岐山国定公園」の案内板では「二ノ丸(2.4km)」と書かれています。
三ノ丸にあった標識では「氷ノ山山頂2.4km」となっていたので、
三ノ丸は二ノ丸とも呼ぶようです。
尼工氷ノ山ヒュッテ跡
昭和27年、元陸軍測候所を譲り受け、ここ氷ノ山山頂に尼工氷ノ山ヒュッテが開設。
平成13年8月、救難ヘリポート事業協力のため閉鎖。
この間、兵庫県立尼崎工業高等学校同窓山岳会の避難小屋として尊い命を守り続けた。
閉鎖にあたり、この功績を記念しここに設置する。
平成13年8月吉日 鳥取森林管理署長
氷ノ山後山那岐山国定公園
兵庫県側下山ルートについて
大段ヶ平登山口へは、距離も短い最もやさしいファミリールートです。
東尾根登山口・まど登山口へは一部急しゅんな箇所もありますが、比較的ゆるやかなファミリールートです。
福定親水公園へは氷ノ山越を経由する健脚向きのルートです。
路線バスご利用の場合は、東尾根登山口または福定親水公園登山口から福定へ下山してください。
鳥取県側下山ルートについて
仙谷コース登山口へは途中急しゅんな鎖場があり、健脚向きのルートです。
氷ノ山越から氷ノ山越登山口まではファミリールートです。
環境省、兵庫県 2006年9月
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千年キャラボク
落ち着いたところで、「波賀町三ノ丸」の標識が指すを引き返していきます。
正面に山並みを眺めながら降っていくと、すぐにがあります。
少し降っていくと、「千年キャラボク←20m」の標識があるに出ます。
「20m」とのことなので、立ち寄っていくべくを進んでいきます。
道はすぐに行き止まりのようになっていて、左側にそれらしい樹木があります。
標識類は見かけませんが、これが千年キャラボクのようです。
氷ノ山から4分ほどの所になります。
キャラボク(伽羅木)は日本海側の山地(鳥海山、氷ノ山、大山及び道後山)に点在する常緑針葉樹で、イチイの変種とされる。
材に微かな香りがあり、それが希少な香料である伽羅に似ているとしてキャラボクと命名された。
(出典:庭木図鑑植木ペディア)
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に戻って、来た道を降っていきます。
広がるを眺めながら降っていきます。
段差のある石ゴロ道を降っていくと、「119ばん通報プレートC-16」のを過ぎていきます。
降り傾斜が増してくると、が現れます。
階段が終わると、砕石を敷き詰めたようなを降っていきます。
石ゴロ道が終わると、「119ばん通報プレートC-15」の標柱があります。
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緩やかな所を過ぎていくとになります。
しばらく登って緩やかになると、「三ノ丸コース9/10」の標識が立つ標高1440mほどのに着きます。
番号の確認出来ない「119ばん通報プレート」のを過ぎていきます。
緩やかな所を過ぎて登り坂になると、板に横棒が付けられたを渡っていきます。
緩やかになると、途切れながら続くボードウォークを進んでいきます。
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1448m峰
杉の大木が見られる所に続くを進んでいきます。
杉の大木が見られる所を過ぎて、更にあるを渡っていきます。
が増してくる道を進んでいきます。
傾斜が緩やかになると、「119ばん通報プレートC-13」の標柱がある高みに着きます。
他に標識類は見かけませんが、地形図に載っている1448m峰だと思われます。
氷ノ山から25分ほどの所になります。
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少し降っていくとになります。
軽く登っていくと、標高1430mほどのに着きます。
高みを過ぎていくと、を降るようになります。
階段が終わって、緩やかになった登山道を進んでいくと、またがあります。
左に広がる山並みを眺めながら進んでいきます。
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少しが剥き出す道を進んでいきます。
少し登り坂になると、来る時には気が付かなかった番号の確認出来ない「119ばん通報プレート」のがあります。
杉の大木が近づいてくると、またがあります。
一旦途切れてまた現れるを進んでいきます。
標高1420mほどの高みに着くと、「三ノ丸コース8/10」の標識が立っています。
氷ノ山から36分ほどの所になります。
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少し降って緩やかになると、番号の確認出来ない「119ばん通報プレート」のを過ぎていきます。
左に広がるを眺めながら登っていきます。
傾斜が増してくると、を登るようになります。
階段が終わって緩やかになると、標高1440mほどの高みに着きます。
中ほどには「119ばん通報プレートC-10」の標柱があります。
氷ノ山から44分ほどの所になります。
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三ノ丸(標高1464m)
高みを過ぎて、軽いになる道を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎるとになります。
また現れるを渡っていきます。
来る時に見落とした「119ばん通報プレートC-9」のを過ぎていきます。
が剥き出す所を過ぎていきます。
傾斜が増してくるを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、案内板や展望台がある三ノ丸に着きます。
氷ノ山から54分ほどの所になります。
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「坂ノ谷コース3.8km」「殿下コース1.8km」の標識が指すを降っていきます。
少し曲がりながら降っていくとがあります。
避難小屋を過ぎていくと、標識が二つ立つ分岐に出ます。
三ノ丸から3分ほどの所になります。
「三ノ丸コース 鳥取県若桜町」や「三ノ丸コース 登山口(鳥取県)」の標識が指すは、鳥取県にある「三ノ丸コース」の登山口へ続いているようです。
ここは「坂ノ谷コース・殿下コース 兵庫県宍粟市波賀町」や「坂ノ谷コース・殿下コース(兵庫県)」の標識が指すを降っていきます。
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しばらく降っていくと、小岩に「見返りの丘」の小さなが置かれています。
正面に広がるを眺めながら降っていきます。
中ほどに剥き出すを過ぎていきます。
傾斜が緩やかになった道を進んでいくと、大きな標識が立つ分岐に出ます。
三ノ丸から13分ほどの所になります。
「坂ノ谷登山口へ2.8km」の標識が指すは「坂ノ谷コース」のようです。
ここは「殿下登山口へ0.8km」の標識が指すを降っていきます。
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仙人門
が見られる道を降っていきます。
程なくして、笹に加えても茂るようになります。
少しもある道を降っていきます。
両側に笹が茂るの斜面を淡々と降っていきます。
やがて脚を広げたような形の樹木があって、「仙人門」の小札が取り付けられています。
三ノ丸から25分ほどの所になります。
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仙人門をくぐって、所々にが見られる道を降っていきます。
少しが見られる所もある道を降っていきます。
根元付近から曲がっている樹木まで来ると、地形図に載っている破線の道の分岐に出ます。
三ノ丸から34分ほどの所になります。
登ってきたのはになります。
少しでも違う道を歩くべく、「ブナ」の標識が見えるを降っていくことにします。
巨樹・銘木 ブナ
しそう森林王国・兵庫県森林管理署
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下山地
こちらも広くてが続いています。
少しが増してくる道を降っていきます。
先の方に林道が見えてくると、道が少しきます。
足元に注意しながら降っていくと、左右に通る瀞川・氷ノ山林道に降り立ちます。
三ノ丸から41分ほどで降りて来られました。
には標識がありますが、文字は判読出来ません。
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駐車地へ向かって、右に続くを進んでいきます。
左に僅かにを眺めたりしながら進んでいきます。
軽く降っていくと、砂利敷の地道からになります。
左側が広がってくると国境の駅があります。
によると、養父市と宍粟市の市境になっているようです。
傍には「国境の駅について」の解説板があって、「」が載っています。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、氷ノ山ルート)
(11)国境の駅について
宍粟市(播磨の国)と養父市(但馬の国)の市境が林道を横切っている地点。
この近くから、三ノ丸を経由し、見晴らしの良い尾根歩きをしながら豹ノ瀬nの山頂に登頂できる「殿下コース」の登山口があります。
登山口には、兵庫森林管理署や旧波賀町による案内看板が建てられています。
平成17年に登山口の所にバイオトイレが設置されました。
この場所は、福定起点より17.2km、標高1,180m。
(前駅)
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徒歩での所要時間
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(次駅)
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(10)林道山頂駅
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…20分,0.7km… (11)[当駅]…10分,0.3km…
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(12)ブナの観察駅
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戸倉地区
先へ続く林道を降っていくと、実際の市境と思われるのような所を進んでいきます。
切通を抜けると、車を止めておいた駐車地がトイレの先にあります。
下山地から9分ほどで到着しました。
にはが設置されています。
杉チップを利用して屎尿を「水」と「炭酸ガス」に分解し、
その水を洗浄水として再利用する自己完結型の水洗トイレとのことです。
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